先日お伝えしましたCB1000F用OHLINSリアショック開発スタートから10日、寒い中想定される色々なシチュエーションの元に600kmの走行を終えて、本日開発が終了しました!
まずは純正サスペンションの印象ですが、近年のバイクとしては珍しくリアサスペンションがとても柔らかく、体重65kgの僕でも良くも悪くも『柔らかすぎ』と感じました。当然ながら『柔らかすぎ』な乗り味なので、街乗りでの乗り心地はとても良いんですが、乗り心地の質は国産高級セダンにあるフワフワしたものとお伝えしておきます。加えて、車体姿勢がリア下がりで、ワインディングではコーナー立ち上がりで顕著に感じ、出荷時プリロードの最弱から4段目から、2段階強める方向で修正し、合わせて伸び側減衰調整を最強にするとフワフワした乗り味が解消されました。
これに対して、OHLINSリアショックTTX36GPモデルでは、純正比でショック長を3mm長く、そしてトップアウトスプリングの特性を活かし、『柔らかい』乗り味でもフワフワ感のないフラットな乗り味に仕上がっています。TTX36GPモデルの特性でもある、圧側・伸び側それぞれ独立して減衰調整が可能なので、走るシチュエーションによって、大きく乗り味が変えられる良さも抜群です!
国産高級セダンにあるフワフワしたものから、ドイツ車の最新スポーツセダンでコンフォートからスポーツプラスまで調整可能な車に乗り換えた様な印象になったと思います。
年明けからはOHLINSフロントカートリッジkitのテストスケジュールも控えていますので、また前後トータルでの乗り味をお伝えしていきます!
商品の詳細は、下記オンラインストアーからご確認下さい。
https://ohlins.gsense.jp/products/ohlins-ho26……3acc&_ss=r
舟橋 潤








