真夏日も今日が最後と言われてますが、バイクに乗るとさすがに暑い… 明日から天気も下り坂のようなので、日が落ちた夕方から集中して乗り込みました。
フロントフォークのオイル漏れで入庫したBuellのXB12Rですが、インナーチューブに縦キズが数本入ってしまっていた為にインナーチューブ交換を含めたO/Hです。
今回のようにキズになる原因を予防するには、常にインナーチューブをキレイに保つことが一番です。縦キズが入るのは、汚れ(ブレーキダストや道路から巻き上げた土や砂ぼこりなど…)がダストシールを越え、オイルシール内に入り込んだ状態でストロークを繰り返すことが主な原因です。ツメを立てて縦キズをなぞって引っかかるような深さのものは、大抵シールを交換してもオイル漏れが止まりません。
バイクを常にキレイに保つことがメンテナンスの第一歩ですし、キレイに保っていればオイル漏れなどのトラブルが発生した場合でも早期発見ができるので、まずは清掃から心がけてみて下さい。
O/H後はしっかりとセットアップも見直しました。リアは動かす方向にセット、動きすぎるフロントは適度にプリロードを強め、伸び側減衰も合わせてあげると、トルク変動の大きいエンジン特性に影響しない安定感が出ました。アクセルのオンオフでのピッチングが適正に出ると、どんなバイクも乗りやすくなりますが、その逆もしかりでピッチングが出過ぎたり無かったりすると全ての操作に神経を使います。ライダーの技量でカバー出来るものもありますが、しっかりサスセッティグで適正に合わせてあげるだけで、しつこいようですが『より安全に、快適に、楽しく』なりますよ〜!

舟橋 潤


暑い日々が続いていますが、今日は特にうだるように暑かったですね。さすがに、僕でも日中はバイクに乗りませんでしたが、そんな中でもバイクでご来店頂けるお客様には本当に頭が上がりません。常に冷たいお飲物を大量に用意していますので、遠慮なくお立ち寄り下さい。
今日はもて耐に向けてチームライディングスポーツのCBR250R用ショック製作をあれこれ考えてみました。今後レースベース車も販売されることも考えて、価格と性能のバランスをある程度プロトタイプを製作する上で考慮する必要がある商品だからです。
9月下旬にはOHLINSから調整機構をプリロードのみに絞ったストリート用廉価版が販売される予定ですが、レースで使用するにはプリロードだけでなく最低でも車高調整と伸び側減衰は必要かと… フロントにしても、スプリングはシングルレートには変えておきたいものです。さて、レース用としてどんな形で商品化できるかもう少し考えて、9月4日もて耐決勝でしっかりパフォーパンスを発揮できるプロトタイプを製作します。

舟橋 潤


長〜いお休みを頂き、一週間ぶりに仕事に戻りました!皆様、いかがお過ごしですか? 日付も変わろうとしている中で何ですが、本日よりG senseも再可動してます。自分で言うのも何ですが、これほど長い期間頭の中から仕事を切り離したのも初めてで、御陰さまでおもいっきりRESETされました。
そして嬉しいことに、本日はこの暑い中続々とバイクでのご来店、本当にありがとうございました! この勢いで、年末まで一気に突っ切りたいと感じさせる意味ある後半初日になりました。
そして、バイクにも久しぶりに沢山乗らせて頂きましたが、暑いだのなんだの言っても、やっぱり最高ですね。写真のGSX-R1000L1とGSX-R1300隼をみっちりセットアップさせて頂きました。二台ともに休暇中にも関わらず遠方からご来店頂いたので、しっかりとリクエストに応えられるよう仕上げました。
それぞれの詳細はまた後日ご紹介するとして、取り急ぎ、また明日からの日々皆様から頂いているご期待を上回る仕事で、しっかりお返しできるよう頑張って行きます!

舟橋 潤


今日から夏休みという方も多いのではないでしょうか。天気もまさに真夏日で、しばらく涼しい日が続いていたので、逆に夏らしく気持ちがいい汗が出てきます。
先日もお伝えしているように、明日8月6日(日)〜15日(月)までお店は夏期休業とさせて頂きますので、予めご了承ください。
明日は先週鈴鹿8耐で2位にもなった宣篤兄さんのお誘いで、榛名モータースポーツランドで開催される『青木ノブアツ杯』にブース出店致します。しかも、ワガママ言って僕も関野もレンタルCBR150でレースにも飛び入り参戦させて頂きます! 参加される皆さんと一緒に楽しい夏の思い出が作れれば、最高です。
10日(水)はもて耐公開練習があるので、ツインリンクもてぎに出没予定です。もてぎ7時間耐久レース本番まで一ヶ月をきっていますが、今回が今年初ライドになります。しっかりテストをこなさないと、昨年以上の結果は期待できません… 日々の減量を含めて頑張らねば! 両日ともサーキットで見かけたら、お気軽に声をかけて下さい!
まことに勝手ながら長期お休みを頂きますが、より充実したサービス提供ができるよう2012年事業拡大に向けて、越えなくてはいけないことが沢山待っているので、しっかりと後半戦に向けて鋭気を養う時間にしたいと思います。どうか引き続き、宜しくお願い致します!


たまには現実逃避して、近い将来の夢みたいな現実話です。先日のブログでも書いたのですが、OHLINSの進化は留まるところを知りません。写真のOHLINS ECショック(Electronic Control)は2010年のモーターサイクルショーでコンセプトモデルとして国内でも発表されました。その後、アフターマーケットでの一般市販化の情報は入ってきてないですが、DUCATI ムルティストラーダ1200Sバージョンに標準装備され、新しいサスペンションの時代到来を感じさせるシステムです。
しばらく新たなニュースが入ってこないなぁ〜と思っていたところ、海外サイトでこんなスクープ写真を発見しました。BMW R1200GSに装着してのテスト風景のようです。(リアショックから配線が見えます)しかも、なぜテスト風景と断定できるかと言うと、この後ろに見えるビルはOHLINS本社の近くにある僕もかつて何度も泊まったことのあるホテルが見えます。間違いなくストックホルムです。このR1200GS用がムルティストラーダ1200S同様、メーカー標準装備されるものなのか、アフターマーケット向けに発売されるものかが気になります。アフターマーケット用だとしたら、一気にサスペンション電子化の時代が到来です! 楽しみだなぁ〜

舟橋 潤


木曜日と金曜日が休みになっている方々のお陰で、本日もご来店、お問い合わせの多い一日になりました。
マフラーを交換している以外はほぼノーマル状態の隼で、サスペンションも出荷時のままとのことですが、興味を持って頂いて、はるばる群馬県から木曜休みを利用してご用命頂いた車輌のご紹介です。タイヤも出荷時から交換することなく、新車時から距離もさほど延びていないので、至ってコンディションのいい車輌です。20代のオーナー様はバイク歴も浅く、現状がいいのかどうかも判断がつかない為に、ご相談頂きました。
当店はサスペンション専門店なので、とても敷居が高く思われがちのようですが、逆に専門店なのでサスペンションのことであれば、分からないことは何でも聞いて下さい。カウンセリングプログラムの試乗セットアップを受けて頂ければ、現状の判断、より良くする方法、調整方法含めてお話させて頂いています。特にサスセッティグが分からない方、調整したことがない方、大歓迎です。サスペンションを通じて『より安全に、より快適に、より楽しく!』が当店のコンセプトです。

舟橋 潤


鈴鹿8耐の余韻を感じることなく昨日より通常業務に戻って、夏期休暇前に仕上げる作業に追われています。そして、本日から取りかかった写真のカートリッジkitなのですが、トップキャップだけみれば従来品と変わらないのですが… カートリッジが異様に太い… そして『PRESSURIZED SYSTEM』のロゴです。日本では未だ発表のない『TTX25 Pressurized Cartridge kit』の組み込み依頼がきました。僕も噂では聞いていましたが、『PRESSURIZED SYSTEM』ようは『加圧方式』でありまして、これから頑張って解析してみます。
ガスフォーク同様の『PRESSURIZED SYSTEM』をカートリッジで実現? 未だにバラせてないので構造が今ひとつ掴めていません。特殊工具を用意し(無い物は造る)、Owner’s ManualとMounting Instructionを熟読し、何とかなるかなぁ… 新しいことを覚えたり、チャレンジする初期段階は、ワクワク感よりは不安感が混ざった独特な憂鬱な気持ちになります。でもこの憂鬱な気持ちが成長している証しなのだと信じて、引き続き解析してみます。それにしても、OHLINSの進化は留まることを知らないし、着いて行くだけで大変です!

舟橋 潤


鈴鹿8耐決勝

カテゴリー レース

当日Twitterでもお伝えしたので結果報告も今さらですが、TOHO Racing 1098Rが何と10位で完走! スガイレーシング RSV4もスタートでエンジンがかからなく出遅れるも17位完走とライダー、チームのお陰でいい成績で終えることが出来ました。昨年は鈴鹿8耐に携わることが無かったので、こうして一緒にやらせて頂ける機会を与えて頂き、感動できてやっぱり耐久レースはいいですね! 結果が良かったこともありますが、今さらながら改めてレースていいなぁ〜と夕日が沈む中のチェッカーを見ながら思いました。
今回、山口選手と須貝選手ともに決勝中にライダーから出てきたコメントとしてはリアショックの熱ダレの症状です。1098RとRSV4共にエキパイがすぐ脇にある車輌なので、特に4時間以降の中盤に路面温度上昇やタイヤの消耗に合わせて熱ダレのコメントが出ました。なかなか鈴鹿8耐決勝中と同じ状況が無いので、年に一度しかない貴重なデーターとなります。それぞれTTX36とS46PRCLと二種類の機構でのコメントが頂けたのも、今後に活かせます。来年は対策を打ち出せるように、仕様、オイルを見直してみます。
P.S.ブリヂストントークショーにお集り頂いた皆様、ありがとうございました!

舟橋 潤


ここ横浜同様、鈴鹿も天気が目まぐるしく変わりTop10トライアル予選の方法が変わったり、タイムスケジュールが変更になったりとと大荒れ。お店で一人USTREAMライブ中継を楽しみました! さあ、もう少ししたら店じまいして僕も鈴鹿に向かいます。なんと、明日16時よりゲスト出演させて頂くブリヂストンブースでのBATTLAX Special Talk Showの模様もUSTREAMでライブ中継されるようです。うまいトークが出来るか分かりませんが、良かったら見てください!
http://www.ustream.tv/user/BRIDGESTONE_MC-MS
鈴鹿で関野がDUCATI 1098Rを担当していますが、留守番中の僕もDUCATI 999Sを仕上げました。フロント、リアサスペンションのオーバーホール&試乗セットアップでご用命頂いた車輌です。お預かり時に乗らせて頂いて、かなりバランスを崩していたので、前後共にスプリングレートの変更、車体姿勢も変更に至りました。主な原因は、キャスター角が1度立っていること、初期制動力が強烈なブレーキ特性、リアタイヤが180/55サイズ変更、またオーナー様がサーキットでのタイムアップを望まれてのメニューです。今回のようにオーバーホール作業だけでなく、お客様の要望に合わせてセットアップを見直すのが当店の特徴です。
明日は、終日休業となりますので、予めご了承ください。では、鈴鹿に行ってきます!

舟橋 潤


鈴鹿8耐予選

カテゴリー レース

今日は鈴鹿での予選が気になり、一日中そわそわが続いていましたが、全てのセクションが先ほど終了したようです。
関野が張り付いて担当させて頂いているTOHO Racing 広島デスモの第一ライダー山口辰也選手は目標にしていたTop10トライアルには届かなかったものの、きっちり2分10秒台を刻み12位で無事終えています。第二ライダー國川選手、第三ライダー江口選手二人ともメインバイクでの走行が少なかったはずなのに、しっかり14秒台に入れてまとめているのもさすが! 関野はと言うと、昨晩最終的に変更したリアショックの仕様がうまくハマったみたいで、喜んでいました。
もう1チーム、急遽アプリリアRSV4で参戦することになったTeam SUGAI Racing Japanのリアショックをぶっつけ本番で仕様変更を担当させて頂いたのですが、こちらもハマったようで、2分14秒台。『リアサスもステダンも調子いいぞ!』と先ほど須貝先生よりお電話を頂きました。全くレースでの実績のないRSV4で、しかもFactryに標準で付いているS46PRCLをベースで『圧側高速はコウで、伸び側はこんな感じ』的な長年付き合っているからこそ理解できる会話だけで、与えられた作業時間は5時間程度、絶対に外せないぶっつけ本番仕様変更。信頼関係がないと断る依頼でしたが、また須貝さんから無理難題を乗り越えるいい経験をさせてもらいました。
これで、気持ちよく日曜日鈴鹿に向かえます! それにしても須貝先生のおかげで、現場に居ないのに緊張感たっぷりな一日だったなぁ〜

舟橋 潤


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