今日も一段と冷え込みましたね。当然路面温度も上がることなくこの時期に入るとタイヤを暖めるのが大変です。写真のYZF-R1のようなハイパワー車はアクセルを空けるとリアタイヤが空転する程…トホホ。冬の間は皆さんもしっかり路面状況とタイヤの暖まり具合を確認してから気をつけて走ってくださいね!
本日ご紹介するのは未だ一般的にはあまり知られていないOHLINSのフロントフォークピストンキットFPKです。
実は僕自身もFPK装着車に乗ったのはこれで二台目で、当店で組み込んだのは初めてになります。現行YZF-R1のフロントフォークはワンバイワンと呼ばれている片側圧側減衰、片側伸び側減衰をそれぞれ発生させている構造になっています。当然、このFPKも圧側、伸び側それぞれのピストンを交換することになります。ピストンにシムが組み込まれたピソトンkitは、基本OHLINSカートリッジkitに使用されている心臓部と同等の物で、交換後のフィーリングはまさにOHLINSらしい(当たり前ですが…)リニアな減衰の立ち上がり方をします。正直、ここまでOHLINSな動きが出るとはビックリ! FPK+OHLINSスプリング+OHLINS 43R&Tオイルの組み合わせ、かなりお薦めですよ〜! この3点セットの価格は¥68,775-(組み込み工賃は別)なり。外観は全く変わりませんが、カートリッジkitや倒立フォークFGR&Tと比べるとかなりリーズナブルにOHLINSな動きを実現します。
舟橋 潤