今日は本当にいい天気で、一日中試乗セットアップしまくりDayとなりました。まずは、ハーレーXL883Nスポーツスターです。今回、リアショックをオーリンズHD906をご購入頂き、セットアップをしました。ノーマルはショック全長280mm(11インチ)のローダウンされた仕様ですが、正直言って棒です。動かない、突き上げる、曲がらない=快適ではない、楽しくないです。たしかに、ローダウンフォルムはカッコいいですが… スポーツスターという名のとおりの走れるバイクに仕上げていきました。
写真で見て分かるように、オーリンズHD906は長いです。全長336mm(13.2インチ)となります。当然、車高は上がりますが、この長いショックを装着してしっかりとリバウンドストロークを取り、しなやかにに路面追従性をあげます。また、オーリンズ出荷時からプリロードで車体姿勢とバンプタッチしないように仕上げ、突き上げ感のない別物に! しっかり、0G、空車1G、乗車1Gを計測しながら、セットアップしていくと改めてバイクのキャラクターはサスペンションセットで決まるものだと実感できる瞬間です。ハーレーにOHLINSは未だ浸透していなように感じますが、タイトルにも書いたように、ハーレーにこそOHLINSをお薦めします!
舟橋 潤