先週書きましたOHLINS 新正立フォークRWU Type登場のブログ、反響がものすごく大きく、やはり試乗インプレッションを楽しみにされている方がとても多いようです。そして、ラボカロッツェリアさんのご協力で早速実現しました、ZRX1200DAEGに装着されたOHLINS 新正立フォークRWU Type試乗です!
『変わりました、何もかも』というキャッチフレーズは、なにも構造&機構だけでなく、乗り味も前モデルと全く変わっていました。少し衝撃的な、オンロードバイクでは今まであまり体験したことのない動き!
動き出しの口元から奥までとにかく柔らかく、どこまでもストロークが続くようなオフロードフォークのような印象です。そう、2007年に登場した新機構リアショックTTX36に初めて乗った時とまさに同じような感覚。
僕自身も最初は少し戸惑いましたよ、この柔らかく、動きすぎる感じが… でも決して動きすぎることがネガティブではなく、そのストロークの過程にて必要最低限の減衰を発生させ、路面からの外乱を無駄無く吸収する動きは、今までのフォークにはないものです。いや〜これは素直にスゴい!
このフロントの動きすぎるストローク感に対して、しっかりリアも対処して合わせ込むのは必須で、前後のピッチングバランスが出た時は本当に軽快に良く曲がり、バイクが小さく感じて、尚かつ乗り心地も良くなります! と断言できるほど!
サーキット走行される方やブレーキを強化している車輌には、最低でもレートアップと油面アップが必然となりますが、これはごく当たり前のこと。トップアウトスプリングのレート違いや長さ違いも試せば、まだまだ伸びしろもありそうです。
ここまで褒めちぎりましたが、欠点を上げるとしたらフォークボトムの色とキャリパーサポートの色が合ってないことぐらいかな? ここはG senseカラーオーダーにて対処致しますよっ!
舟橋 潤