日々色んなバイクに乗っていて思うことなのですが、『乗りやすい』と『乗りにくい』の境界線は車体姿勢とポジションにあると思います。当然、しっかり整備されたバイクでの話です。僕はバイクのことを学校や教室で学んだことはありません。全て実際に乗っている中で学びましたと言うか未だ日々学び続けています。ですから学術的には”?”なところもあるかも知れません。しかしこれらの本質の解釈に自信があります。なぜなら、弊社はバイクを乗りやすくすることで成り立ち、手前味噌で恐縮ですが、お客様から好評を頂いています。
本題の車体姿勢とポジションですが、サスペンションの性能やセッティグを気にする前に注意するべきことです。なぜなら、バイクの重心位置をライダーがどう操作するかに関わるからです。フロントが高い、リアが低い、乗車位置が前か後ろか、しっかり下半身が使えて上半身の力が抜けるポジションかどうか…などなど? テーマや項目は様々あります。
この写真の1198の場合も、オーナー様からOHLINSや社外リンクkitを入れる案もありましたが、しっかりと車体姿勢とポジションを見直す部分から始めさせて頂きました。パーツの性能やセッティグ効果をしっかり体感頂くには車体姿勢とポジションが合っていることが大前提ですからね!
舟橋 潤