完全に春気分で安心しきっていたせいか、今日は本当に寒く感じますね。一度しまい込んだ冬用ライディングウェアーを再び着込んでの今日も試乗セットアップDayとなりました。
本日ご紹介するのは当店常連さんのヤマハFZ1 Fazerです。オーリンズFGRT倒立フォーク投入に合わせてカラーオーダーでブラック化を施したのもすでに1年ちょっと前のこと。今回は通常のO/Hをお薦めして車輌をお預かりさせて頂いたのですが、インナーチューブのゴールドチタンコーティングの表面変化が始まっている…(涙
写真を取り忘れたので症状をお伝えするのが難しいですが、一番ストロークを使う部分だけチタンコートが薄くなっているのです。そして見た目だけでなく、表面を触っても分かるほど… 確かに、ほぼ毎週のようにツーリングして走行距離が2万kmにも及んでいるので仕方がないのか… いや、それにしても早すぎる!
新品インナーチューブ交換も検討しましたが、同じことがまた起こることを考えてDLCをお薦めしました。正直、DLCはシールとの相性で動き出しのシール部分でのフリクションは増えます。ただ、重要なメタル部分のフリクション減によって動きの良さは乗って分かるレベルです。表面硬度も上がるので、飛び石によるキズ防止や今回のような摩擦による表面変化防止は期待できます。インナーチューブDLC処理は¥84,000-(税込み)と少々値ははりますが、上質なストローク感はたまんないですよ!
舟橋 潤