久々にハーレーの登場です。このXR1200Xはハーレーの中では最も走りにふったモデルで、元々グレードの高いサスペンションが装着されています。ただ上を見たらキリが無いと言うか、より良くするのが当店の仕事なので、昨年はOHLINSリアショックのワンオフ製作をご用命頂き、今回はフロントO/Hと合わせてスプリングレートを変更しました。スプリングはXR1200X用を探していたらAndreani社が『Ciao、いいのあるよ!』なんて電話くれたので即仕入れました。
相変わらず強く願っていると何でも歩み寄ってくる強運の僕ならではのパーツチョイスだけで仕入れたのですが、ノーマル6.5N/mmに対して7.5N/mmにレートアップと数値的にも良いところ狙っています。さすが、Andreani社!
ちなみに、ノーマルフォークはストローク量が多いのもありますが、動きすぎるのをプリロードや減衰で押さえるとゴツゴツ感が出ます。はたまた油面を上げると接地感が薄れるので、今回のようにスプリングレートアップを選択です。完成して走り出すと予想通り… いや予想以上にいいです。これはハーレーの完成系とでも宣言できる仕上がりにー! XR1200Xはフロント17インチ化するケースもあるようですが、むしろサスペンションに手を加えて18インチのままでもお薦めできますよ!
舟橋 潤