一気に秋の到来で、肌寒い日が続いています。残念ながら、昨日のオートポリスも天気が回復することなく、終日どんよりと路面が乾くことなくスッキリと走ることは出来ませんでしたが、それでもお集り頂いた約300台はコンディションに関係なく元気に走行されていました。驚くのは、関東であれば皆さん走行を見合わせたりするのですが、九州男児は熱いです! オートポリス名物の霧も出て気温15度前後で雨が降っていても関係ないね〜 と言わんばかりにドライ用ハイグリップタイヤでグイグイ走る姿に圧倒されました。先導する僕も何とか突っつかれないように必死でしたよ〜
今回、イントラ車として用意頂いたVFR1200は何とシフトとクラッチが無いセミオートマ車…(写真を撮るのを忘れました…) スイッチでシフトアップやダウンを行うのですが、何とも味気なさを感じました… 何でも便利になることの代償はあるものです。エンジンとの対話が半減しただけでなく、減速時のリアタイヤやリアショックからの情報までも希薄に感じました。バイクの醍醐味は、エンジン、タイヤ、サスの動きを五感をフルに使って感じ取り、瞬時に適正な操作をすることだと思います。バイクに乗る醍醐味、僕はサスペンションを通じて皆さんに提案し続けていきます。お集り頂いた皆様、講習会を真剣に聞いて頂いた皆様、ありがとうございました!
舟橋 潤