久しぶりの作業ネタです。だいぶ寒くなってきたこともあり、O/H作業が忙しくなってきました。『バイクをメンテナンスするなら乗らない時期に!』と考える人が圧倒的に多いからだと思います。僕自身もこの冬はどこをメンテナンスしようか、はたまたカスタマイズしようか今から妄想が始まっています。妄想するだけで、発病! となって恐らく年末までは走り回ることになるとは思いますが、そろそろ皆さんも計画を立ててみると乗らない時期も妄想で楽しめます。
サスペンションのO/Hに関して言えば、G senseでは2年又は2万kmを目安におススメしています。エンジンオイルと同様、サスペンション内部のオイルは劣化します。エンジンは始動してからピストン運動を繰り返すのと同じく、サスペンションは走り出せば常時ピストン運動を繰り返します。また、主動部のシールやメタル類は消耗します。メンテナンスを怠れば、オイル漏れ…なんてことにもなり一気に性能が落ちるどころか、オイルに付着した砂や泥がヤスリになってシャフトやインナーチューブに致命的なダメージを負うことになりかねません。せっかくの高価なOHLINSが… ドキッ!!とした方いますよね? バイクを『より安全に、より快適に、より楽しく!』を掲げている当店では、皆さんのバイクライフが充実したものになることを最優先でO/Hをおススメしています。
舟橋 潤