フロントフォークオイルの汚れ

カテゴリー メンテナンス

今日はメンテナンスのお話です。写真を見て誰もが一目瞭然で分かるフロントフォークオイルの汚れですが、このフォークはO/Hしてから半年しか経ってないものです。ただ、レース車輌ST600の物なので、通常の使い方と比較にならない程過酷な条件下で使用されたものです。一般的に交換時期を気にされる方が多いエンジンオイルと同様、サスペンション内のオイルも経年劣化をします。エンジンは始動した瞬間からピストン運動が繰り返されますが、サスペンションは走り出した瞬間から同じくピストン運動を繰り返し、オイルの粘性抵抗を利用して減衰を発生させているので当然発熱します。そして、粘性抵抗を利用して減衰を発生させているので、このオイルの性能低下がもろに走りに影響を及ぼすことは簡単に想像できると思います。

10年以上前の話ですが、僕が現役でTZ125やTZ250を走らせていたころは、毎レースごとにフォークオイルを交換していました。あまり整備は好きな方じゃなかった僕でも、フロントの接地感や安心感を常に一定で保ちたかったので一生懸命こまめにやってました。
サーキットでコンマ1秒を争う訳ではない一般的な使い方ではそんなに神経質になる必要はないと思いますが、サーキット走行をよくする車輌はサーキット走行時間20時間を目処にオイル交換又はO/Hをお薦めしています。

舟橋 潤


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