今週はデスクワークや打合せが多く、やっと久しぶりに(と言っても3日ぶりですが…)バイクに乗りました。この数日で一気に冷え込んで、本格的に冬物を着こまないと寒くなってきましたね。それでもヒンヤリ澄んだ空気と、仕上がったDUCATI 996Rが何かうまくマッチして、やっぱバイク最高! であります。
経営していく中で乗り越えなくてはいけない一つの山を越えた後だっただけに、何とも気持ちがいいのです。越えた山の発表は来週します!
この996Rは、お預かりした時点でとてつもなくバランスを崩していました。その要因はいくつかあるのですが、要因全てが悪循環となって少しでもバイクを傾けると切れ込みます。切れ込んだ後も制御しにくい状態だからやっかいです。中古で購入された車輌で、現オーナーさんも違和感を感じてのご相談でした。
要因一つ一つを確認していくと、左右でハンドルの高さが違ったり、ハンドル幅がすごく狭かったり、前後スプリングレートがやわらかいものに変更されていたり、ステアリングダンパーの動きが渋かったり… 当然、フォークとリアショックのオイルも経年劣化が進んでいます。さすがに、オーリンズ3点セットO/Hを同時に全てやってセットアップすると乗り味はまるで別物。本来の996Rの乗り味が復活です!
舟橋 潤