Moto GPもてぎラウンドが開幕しました。G senseとしても世界戦デビューとなり、毎年もてぎを訪れているのですが、今年はまた違った気持ちで関野と二人でサーキット入りしました。今回ワイルドカード出場での参戦で、サスペンションサービスを行っています。まだまだライダーと共に世界とのレベルの差は感じますが、これも通過点として捉えれば、とてもいい経験をさせて頂いています。世界のトップレベルの中でレースが出来るのも一握りなので、盗めるものはトコトン吸収したいと思っています。
真っ白いカウルには、一番目立つところにステッカーを貼って頂きました。関野もメンテナンス、セットアップに集中。僕はコースサイドから走りを観察し、ライダーにフィードバックするよう車体の動き、ライン取りを確認してきました。
Moto GP、Moto2、GP125全クラスで約95%のシェアーを誇るOHLINSですが、Moto GPマシンを除いては通常で市販されているTTXが使用されています。G senseとしても、レースの結果を求めるだけではなく、一般のお客様にもフィードバックできるのが嬉しいです。
もう一つの楽しみが年に一度のOHLINSのMoto GPスタッフとの再会です。ここでは書けないMoto GP各メーカー、各ライダーのセッティグの方向性や最新技術を夕食を食べながら話を聞けて楽しい時間を過ごしました。気がつくと日が変わる寸前まで盛り上がりました。もう一つサプライズがあり、現役にして伝説のライダーV・ロッシと話をすることが出来ました。初日の練習走行ながら、久しぶりのトップタイムでとても機嫌がよく、気さくに話をしてくれました! 明日はいよいよ決勝です。店でライブ放送してますので、もてぎに行けない人はG senseにお集り下さい!
舟橋 潤
神懸かりな走りからは想像出来ない程、普段のロッシはお茶目で気さくないいヤツです。
そしてロッシの走りを支えているロッシ担当OHLINSスタッフのマイク。