カタールからこんばんわ〜(こちらは昼ですが…)! インターネット環境が安定せず、アップできない状態が続いたままレース最終日を迎えています。現在は中国チームのピットにお邪魔してこのブログを書いています。ちなみに、カタールの気候は昼間は25度くらい、夜は15度くらいと過ごしやすいです。サーキットの食事もおいしく、ホテルのシャワーが冷たい以外は快適に過ごせています。
本題のアジア選手権でのサスペンション事情ですが、600ccクラスはOHLINSが半数、その他はノーマル、KYB、YHSとバラバラです。ただ、ほとんどのチームがセッティングらしいことをしていません。話を聞くと、ノーメンテで1シーズン走り、そのまま次のシーズンは新品を買うようです。せっかくO/HできるOHLINSでも、そんな使い方されているようです。山口選手は、リアサスが抜けていることに気がつき、YHS→KYBに交換して本日の決勝を走るようですが、間違いなく他の選手は気付かないまま走り続けているように見えます。
115ccアンダーボーンバイクはOHLINSが1台のみ、その他YSSと見たことのないブランドのものが使われていて、皆OHLINSに興味を示しているものの、どこで入手したらいいのか分からないようです。アジア選手権には僕でも技術提供できることが沢山ありそうです。ライダーのレベル、チームの資金力は高いので、来年この場所で何ができるか楽しみです。
舟橋 潤
2010 / 12 / 18
アジア選手権サスペンション事情
カテゴリー レース