ぼちぼち桜満開なここ横浜、気がつけばモーターサイクルショー視察から早1週間が経過し、新年度もスタートと慌ただしく月日が経つのはアッと言う間です。これでもう今年もきっかり4分の1終わったかと思うと、ウルトラ早かったなぁと感じます。今年はあと、この期間が3回しかないのか。焦らず弛まず頑張らないといけないと思います。
で、書こう書こうと毎日思いながら書けなかった東京モーターサイクルショーの目玉、噂どおり新型OHLINS正立フォークが発表になりました。『変わりました、何もかも。』とデカデカと宣言した通り、値上がり含めて…変わっていました。
予想どおり、時代の流れNIX(片側づつ圧側減衰と伸び側減衰が分かれている機構)になったことで、フォークボトムは至ってシンプルな形状、加えてOEMフォークのようなグレー色です。
内部構造は、新たにトップアウトスプリングが組み込まれているようで、メインスプリングも倒立フォークと共通化するなど、概ね倒立フォークやFGKカートリッジと共通化されていることが予測されます。そうなると、自称世界一OHLINS付き車輌に乗っている僕くらいになると、乗り味もかなり予想がつきます。6月下旬にはデリバリーが始まるようなので、今しばらく待ちましょう。
で、この新型正立フォークの登場と共に現行型正立フォークは必然的に廃盤となります。僕の記憶が正しければ15年くらい続いたロングセラーの廃盤は、非常に残念な気持ちにもなり、弊社G Forkの生産も残りわずかになることも考慮して昨日思い切ってダース買いしました!
圧側バルブがボトムに付いた現行モデルがどうしても欲しい方、今しか入手出来ませんし、過去のFGRT800シリーズと同様、プレミアが付くこと間違いないと思いますよ!
また、今回のショーで僕の心を捉えたSHOWAの正立フォークに習って、OHLINS新型正立フォークをベースに新型G Forkの構想も始めて行きます。
舟橋 潤