レースに集中するため、もてぎにパソコンを持って行かず久しぶりのブログ更新となってしまいましたが、表題のとおり結果から言うと御陰さまで無事に6位完走できました。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。レース後に多くの方からメール、電話を頂きやっと穏やかな気持ちになってきましたが、いや〜悔しい…もうレース歴20年ぐらいですが、改めてレースの難しさを痛感しました。レースは人生の縮図だと思っているのですが、人生同様やはり簡単にはいきませんよね。
今年はある程度、不安材料が少なかっただけにチーム全体が『優勝』を意識しながらレースに挑めていました。でも天気に翻弄され予選から歯車が噛み合ず、決勝で攻めに転じて帳尻を合わせて表彰台圏内まで挽回したものの、最後にガソリンが足らずで給油ストップを強いられ6位後退… あの時こうしていれば、と気づいた時はすでに遅し… 人生同様、悔いを残さないように一生懸命やっていても見通しのあまさや実力の無さから起こってしまう事実をレース残り30分に突きつけられた苦しい結末でした。こんな劇的な最後を味わえたのは、今後のレースだけでなく、人生においても教訓になります。これだからレースは辞められないんだなぁ〜 まだまだ成長できるように今日からまた頑張ります! 

舟橋 潤


今週末はもてぎ7時間耐久レース通称『もて耐』に参戦する為、僕は明日からツインリンクもてぎに行ってきます。店は関野がしっかり留守番をしてくれているので、ご来店予定の方は心よりお待ちしています。
それにしても、台風12号が上陸するのではないかと天気が心配です。荒れたレース展開になりそうです… レインコンディションでのVTR250には乗ったことがありませんが、雨は嫌いじゃないので大丈夫でしょう。逆に、昨年を上回る結果を狙うなら雨の方がいいかも…
昨年を上回ると言うことは、優勝しかないので簡単にはいきませんが、レースなので当然1番目指して頑張ります! 

舟橋 潤


CB750Fと言えば、80年代のバイクブームの中心にいたナナハンの代名詞的なバイクです。と言ってみたものの、僕の幼少のころの出来事なのであまりピンとはきませんが、レーシングライダーに憧れるきっかけになった漫画『バリバリ伝説』の主人公巨摩グンが乗っていたバイクというのが僕の中での印象です。30年前のバイクということになるのですが、オーナー様は本当に大切に乗られている印象が強く、またFBのフロント19インチに変更している点も見逃せません。そして、一番の驚きが当時のリアショックOHLINS 36Pが付いています。
こうして30年前ぐらい? のOHLINSツインショックを見るのは、OHLINS本社の展示物以外では僕も初めてです。こうして長年普通に使用されているのは本当に嬉しいことですね。しかも、今回が初めてのO/Hとのこと… 素晴らしいとしか言えない耐久性をみせています。が、オイル漏れこそないもののさずがに窒素ガスはほとんど抜けていました。
セットアップはCB750Fもそうですが、この年代のフロント19インチバイクに乗るのが初めてだったこともあり、サスセッティグよりまずはそのジャイロ感に感動! フロントアクスルシャフトを中心に発生する慣性モーメントは、直線からコーナーに入る瞬間に独特なフィーリングをもたらします。なので、フロントフォークに備わったアンチダイブ機構(TRAC機構)の動きを踏まえて理解する必要があり、かなり走りました。調整できる範囲が決まっていて、どの設定であれある程度乗り方で合わせこむ必要があるので、オーナー様と十分にカウンセリングしながら、約30年ぶりに蘇ったOHLINSを味わって頂きたいと思います。

舟橋 潤


ミニバイクスプリントレース最高峰と言われる、モトチャンプ杯全国大会。その全国大会が、先週末の土日に兵庫県にある『猪名川サーキット』で開催されました。そしてG senseミニバイクサポートライダーのエース、望月選手が一番の激戦区SP12クラスで見事に優勝してくれました! 昨年秋ヶ瀬サーキットで開催された全国大会では悔しい4位で終わっていたので、本人も半端無く喜んで結果報告をしてくれました。今回も二種類のリアショックを用意し挑んだのですが、見事にハマったようで当店にとっても本当に価値ある優勝です。
望月選手にはちょうど一年前からTTX36を使ってもらっているのですが、G senseスペックは常に望月選手が先行して新スペックを試し、そこからフィードバックされたものを他のライダーにアップデートしています。まだ、オリジナルスプリングの製作や新バルブで試したいことも山ほどありますが、こうして一年間望月選手と一緒にやってきたことが一先ず結果に出たので方向性は間違ってないと確信しました。望月選手、本当にありがとう〜&おめでとう〜!

舟橋 潤


今日は乗ってみたかったCBR250Rのご紹介です。しかも、カロッツェリアジャパンからお借りしたデモ車で、発売目前のオーリンズリアショックS36D(HO123)プロトタイプが装着されています。で、発売前なので多くの方が気になっているであろう乗り味ですが、細かいことを抜きにして『やっぱりこのクラスにもオーリンズだよなぁ〜』です。結局のところいつもと答えは同じなんですが、初期作動性の良さとリバウンドストロークを多めに取っている部分に外しがないので、追従性が良く、上質な乗り味になります。
CBR250Rのかなり硬めなシートには、この位リアサスの追従性がないと長時間乗れませんね。しかも、減衰調整機構は付いていませんが、価格が¥59,850-(税込み)なので安いです! まぁ、CBR250Rの車輌価格がとてつもなく安いので、あんまりビックリはしませんが… 価格抜きでも、これは自信を持ってお薦めです!商品詳細は下記アドレスでご覧下さい。初期ロットはすぐに完売となると思うので、事前予約お待ちしています!
http://www.carrozzeriajapan.co.jp/ohlins/2w/HO123.html
しかし、リアが良くなると動きすぎて頼りないフロントが尚更気になります。リアショック発売までに、フロントの仕様変更も合わせて用意できるよう、考えてみます。と言うか、1週間後に迫っているもて耐用に1セット明日までに仕上げなくてはいけないので、今晩中に今すぐ取りかかります。

舟橋 潤


今週末は各地で重なってレースが沢山開催される週末になります。Moto GP Rd.13インディアナポリス、全日本ロードRd.5 SUGO、猪名川で開催されるミニバイクレースの最高峰『モトチャンプ全国大会』と目白押し。Moto GPは直接携わっていませんが、全日本ロードとミニバイク全国大会はG senseで作業しているサスペンションが走るので、何かと結果が気になる週末になることは間違いありません。motogp.com、Ustreamとパソコンから目が離せないなぁ〜 レースもライブで見れる時代となり、本当にありがたいです。
本日もゲリラ豪雨に襲われる前のとっても暑い時間帯にGSX-R600をセットアップしました。OHLINSフォークスプリングを組み込みの確認です。油面も事前に乗ったフィーリングから標準値より落として、上がったレートで接地感を得られるようにセットしています。スーパースポーツの車輌は、何よりまずフロントフォークスプリングの交換をお薦めしています。オイル交換やO/Hと合わせて作業すれば、スプリング代としてプラス¥21,525-(税込み)で大幅に乗り味が良くなります。もちろん、オイルも車種に合わせたOHLINSを当店では採用しています。各車種の設定はお気軽にお問い合わせ下さい。

舟橋 潤


猛烈な暑さからスコールのような夕立ちで、気候が東南アジア化しているような気がします。それでも、夕立ち後は涼しくなるので、かなり過ごしやすいですね。
今日ご紹介するのは05年型のZX10Rです。スキルアップライディングスクールにご参加頂いているオーナーさんですが、久しぶりに走りをみてライディングがぎこちなくなっているので確認すると、他店でサスペンションをO/Hしてから転倒癖がついてしまったとのこと…
違和感を感じてはいるようですが、解決策が分からず、その場ですぐに試乗依頼を受けました。
今まで乗ったことのあるZX10Rとはまるで別物で、フロント動き過ぎ、リア全く動かずな症状で、乗りにくい… その場では調整の範囲ではごまかす程度にしか対処出来なかったので、今回フロントフォークをバラして確認することになりました。
原因はすごく柔らかいオイルが使用されていただけと言ってしまえばそれまでですが、オイルの粘度は非常に重要です。オイルの特性も色々で、温度変化による粘度変化、泡立ちやすさ、その逆で消泡性など、エンジンオイル程ではないですが種類も豊富です。重要なのが、その特性がどうのと言うより、そのフォークに合っているかどうかを理解してチョイスすることです。少しの違和感もライディングを崩す原因になるので、身に覚えのある人はお気軽にご相談下さい。

舟橋 潤


久しぶりの太陽、久しぶりの夏日、そして久しぶりのバイクに乗ってのセットアップ業務です。三日間天気が悪かっただけですが、試乗確認&セットアップ待ちの車輌4台を今日はまとめて一気に乗り込みました。それぞれ年代も排気量もばらばら、しかもこのRZ250は最近では乗る機会が無くなってきている2ストですから、この仕事をしていなけば絶対に体験できない一気乗りでした。その他の3台は後日それぞれお伝えします。
一昨日もお伝えしたように、フロント3XV用倒立フォーク再生、リアOHLINSワンオフ製作が完成しました。
フロント3XV用倒立フォーク再生内容は、アウターチューブをアルマイト、インナーチューブはひどいメッキ剥がれとキズだったのでフォークボトム一式新品、内部パーツも錆びが発生しているものは全て落とし、使えるパーツと再生不可能なパーツを見極めて、組み上げました。
リア周りは、スイングアームが3MA用が入っているので、スプリングレート選択、ショック全長、減衰値、タンクの取り回し位置など、机上の計算から製作したOHLINSを組み込みました。
ドキドキしながらいざ走り出してみると、いきなりいい感じで自分でも拍子抜け… リアショック長を大幅に変えて車体姿勢も極端に変えてみたのですが、アップハンに合った自然な軽快感が出ています。前後サスペンションも通常の調整の範囲でバッチリです! Before and Afterの差が大きいだけに、オーナー様のコメントが今から楽しみな仕上がりです。

舟橋 潤


夏期休暇明けからの一週間がようやく終わろうとしています。今週は実務より、どっと入庫してきた車輌と送られてきたサスペンション達の段取り、パーツ手配に加え、ここ数日は社長業に集中しなくてはいけない大きな決断をしたり… 雨でバイクにあまり乗らなかったのもあり、久しぶりに精神的にどっと疲れが出ています。そう、バイクにさえ乗れれば、大抵のストレスは吹き飛びます僕の場合は!
そんな中でも、嬉しかったのが一ヶ月以上前から少しつづ進めてきたワンオフ製作でご用命頂いた車輌がやっと形になりました。詳細は、来週天気が回復してから走り込んで最後の重要な煮詰めしてからとしますが、形になったことで一山越えた感じがします。
これまで依頼されたワンオフ製作は、OHLINSに無いモデルであったり、生産がすでに終わっているモデルの復刻だったりしますが、この車輌は原型のないバイク自体がワンオフなもので、また違った難しさがありました。しかも、使っているフロントフォークを再生するのも、年式が古いだけにパーツ手配に苦労したりと思うように進まず… 色々あったからこそ、あとは最終煮詰めが本当に楽しみです。思うように仕上がるかな? これまでの道のりのように簡単にいかない雰囲気はまだありますが、次なる本当の達成感が得られるように頑張ってみます。

舟橋 潤


ここ横浜も昨日から一気に気温が下り、もう秋? な天気が続いていますね。バイクに乗るにはいい気温ですが、こう雨続きではなかなか試乗確認の仕事が進まず… 今週末に仕上げて乗る予定だったお客様にも同じくもうしばらく辛抱下さい。
今日は当店で一番人気の商品、ミニバイクNSR mini/NSF100用OHLINS HO890 TTX36のお話です。何せ、O/H、仕様変更、スプリングレート、セッティグの問い合わせがとても多いのでお話します。

まずはO/Hですが、上の写真のとおりショック本体のサイズが小さいため中に入っているオイル量が非常に少ないです。また、標準の175N/mmもしくはそれ以上のスプリグレートを使っているので、必要とされる伸び側減衰値も相当高いです。これはOHLINSのラインナップ中でも一番の伸び側減衰値です。つまり、少ないオイルでスゴく仕事をしているので、他のTTX36モデルと比較しても当然オイルの劣化は早いです。通常モデルよりコマメにオイル交換、もしくはO/Hが必要なのは必然的です。仕様変更ですが、当店でサポートしているエキスパートクラス数名のライダーからのフィードバックで、常にスペックが更新されている状況です。各サーキットによってもスプリングレートやセッティグもライダーによっては違いがあります。それでも、基本的に多くのライダーに共通する仕様やセッティグはあるので、引き続きお問い合わせ、ご相談下さい。

舟橋 潤


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