すでに雑誌のインプレッションで掲載されているのでご覧になった方もいると思いますが、今日はラボカロッツェリアが用意してくれたOHLINSデモ車BMW S1000RRに乗らせてもらいましたよ! 2012年にモデルチェンジとなったS1000RRに乗ったことが無かったので、前モデルとの比較含め『素晴らしい』の一言! で終るのはダメですよね…
それでも、サスペンション以外での進化が著しく、まぁ〜ここまで簡単に速くうまく走らせることの出来るバイクも無いように感じました。
反面バイクらしいカゲキさが影を潜めてしまい、まるで現行のBMW M3(4輪です)に乗っているように快適で、現代のスポーツカーと同じ路線を歩んでいるように思えます。速さだけはもう十分なので快適性や扱い易さを重視して、エンジン電子制御、スリッパークラッチの完成度、シフターの精度、ポジションの見直しなど、各変更点の詳細は知りませんが、普段の足としても使えるほどの緊張感を伴わない乗り味にビックリです。
で、このベースバイクに対してのOHLINSのアプローチもまったく同じく、拍子抜けするくらい快適路線です。正直、サーキットで走らせるにはスプリングレートを最低でも1〜2ランクは上げないとダメでしょうね… 逆に言うと、このスーパースポーツバイクを一般道での使用しか考えていない人には絶対に満足することをお約束できますよ!
唯一ダメだしをするとしたら、フォークボトム… せっかくなので、アウターチューブに合わせてブラックにカラーオーダー出来ますよ〜(最後は営業で締めます)
舟橋 潤