いや〜、今日は晴れたので沢山乗りましたよ! 夕立で一時中断にはなったものの、またすぐ乾いた後も乗り続け営業時間の半分以上は走り続けていました。あ〜幸せー♪♪♪
そして今日の主役はこのバイク、何せかなりの時間を費やしたので! パニガーレに乗ったことのある人なら分かると思いますが、バイクが発する熱がハンパ無く、パンツがビショビショです。時間を費やしたのも、オンボード上で選択できる『SPORT』と『RACE』の各モードの2パターンをセットアップしたからです。
エンジン特性やトラクションコントロールの介入も設定でき、当然それに合わせた前後サスペンションの減衰特性を合わせました。何より、オーナー様がサーキット走行も楽しまれているので、街乗り用の『SPORT』、サーキット用の『RACE』を想定して作ってみました。
最新のEC(Electronic Control)ショックは2パターンの減衰特性を手元ですぐに変更出来るのは非常に便利なのですが、この2パターンに対応すべくベースが重要。ベースとは車体姿勢、スプリングレート、プリロードの各数値なのですが、今回は標準設定の前後スプリングレートを落とすところから始めてみました。
車体姿勢やプリロード量で重要となるショックが伸びきった時のショック全長と実プリロード量の測定は、写真のストレッチャーと呼ばれる特殊工具で計測。一つ一つ数値を把握しながらベースを作り上げていくことで、まさにベースアップしたのが体感出来ます。ベースアップあっての2パターンセッティイグが完成ですよ!
舟橋 潤