本日ご紹介する名付けて『CB1100 足付き性&乗り心地 向上パッケージ』、最近非常に問い合わせが多いのです。電話、メール、特に遠方の方からが多く、数ヶ月前にご紹介した下記ブログを見てお問い合わせ頂いているようです。
http://gsense.jp/addmore/counseling/5203
そう言えば、昨年月刊オートバイ誌でもCB1100のサスペンションセッティグを題材に取り上げて頂いたこともありましたね。
http://gsense.jp/addmore/eventinfo/3562
こうして読み返してみるとまぁ〜本当に書きたいこと書いちゃっているなぁー と思うのですが、改めてCB1100に乗ってみても、当時書いたことと同じことを思うのでどうやら外れてはいないようです。
逆に何度も同じことを書いてもつまらないので繰り返しませんが(詳しい内容は過去の記事で…)、シート高で20mmダウンがもたらす安心感はかなり大きいです。身長160cmで足が短い僕が言っているのである程度信じてもらえると思いますが、初めて大型バイクに乗る方、リターンライダー、女性の方には特にお薦めします。自分が認識していた以上に多くの方が足付き性で悩まれていることに問い合わせの量で気がつき、CB1100だけに限らず今後『足付き性&乗り心地 向上パッケージ』をご提案できるようしていきます!
まだまだサスペンションで出来ることってあるんですね、常にお客様がそのヒントを教えてくれます。

舟橋 潤


今日も天気はよかったものの厳しい残暑でしたね〜 午前中から都内で用事があってバイクで出かけ、夕方店に戻ってまたセットアップでバイクに乗ってと、汗だくです。早くササッとシャワーを浴びたら気持ちがいいのでしょうが、それでもほぼ半日バイクに乗ったのでかなり脳内リフレッシュ完了です!
本日ご紹介するのはフロントフォークO/Hでご用命頂いたZX12Rです。お客様からはカウンセリング時にフロントが硬く感じる&下りコーナーでアンダーが出やすいとのコメントを頂いていました。
実際に乗らせて頂くと、タイヤの摩耗でハンドリングがかなり重くなっていることもありますが、それを抜きにしてもフロントのストロークが半分も動いていません… もともとOHLINSフォークスプリング9.5N/mmを入れてレートアップしていたのですが、それに対して油面とオイル粘度が適正でなかったことが今回の根本的な原因でした。一般的な倒立カートリッジ式フォークには30cST(40℃時)以上のオイルは適さないので、無闇に粘度を上げることはお薦めしません。油面の適正値に関しては、スプリングレートと車体姿勢に適したプリロード量に対して実走でストローク量を確認しながら決めているので、ほぼ現車合わせでやっています。手間はかかりますが、最終的には実走確認が一番確実なのです。

舟橋 潤


ここ横浜は久しぶりに雲一つない快晴で本当に気持ちがいい天気でした。そうなれば当然、バイク日和ということで本日も多くのお客様にご来店頂きました。涼しくなった夕方からは僕もO/Hから仕上がった車輌のセットアップで久々街乗りライド。先週末のもて耐は小排気量バイクで風の抵抗を減らす為にすごく小さくなって乗っていたこともあり、リッターバイクに乗り換えると本当にラクチンでとてつもなくパワーを感じます。と言った感じで、O/Hで仕上がったGSX-R1000 K7を楽しく最終確認をさせて頂いたのは言うまでもありません。
今回のご用命はノーマルリアショックのO/Hだったのですが、お預かり時に乗らせて頂きリアタイヤサイズ変更(190/50→190/55)による姿勢変化が大きかったので、合わせて車体姿勢を見直すことになりました。また、フロントフォークオイル交換&油面調整で、O/Hで引き締まったリアショックに合わせて全体的に見直しました。
前後サスペンションをしっかりメンテナンスし、セットアップすると不思議と車輌が一回り小さく感じるようになります。無駄な動きやピッチングが出ないため、体を軸に操作に対して素直に動き出すとそう感じるのだと思います。僕の中でも車体が小さく感じるかどうかは、常に一つの指標になっています。特にパワフルなスーパースポーツバイクが小さく感じる時には、本当に乗りやすくなっていますよ〜

舟橋 潤


レースに集中するため、もてぎにパソコンを持って行かず久しぶりのブログ更新となってしまいましたが、表題のとおり結果から言うと御陰さまで無事に6位完走できました。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。レース後に多くの方からメール、電話を頂きやっと穏やかな気持ちになってきましたが、いや〜悔しい…もうレース歴20年ぐらいですが、改めてレースの難しさを痛感しました。レースは人生の縮図だと思っているのですが、人生同様やはり簡単にはいきませんよね。
今年はある程度、不安材料が少なかっただけにチーム全体が『優勝』を意識しながらレースに挑めていました。でも天気に翻弄され予選から歯車が噛み合ず、決勝で攻めに転じて帳尻を合わせて表彰台圏内まで挽回したものの、最後にガソリンが足らずで給油ストップを強いられ6位後退… あの時こうしていれば、と気づいた時はすでに遅し… 人生同様、悔いを残さないように一生懸命やっていても見通しのあまさや実力の無さから起こってしまう事実をレース残り30分に突きつけられた苦しい結末でした。こんな劇的な最後を味わえたのは、今後のレースだけでなく、人生においても教訓になります。これだからレースは辞められないんだなぁ〜 まだまだ成長できるように今日からまた頑張ります! 

舟橋 潤


今週末はもてぎ7時間耐久レース通称『もて耐』に参戦する為、僕は明日からツインリンクもてぎに行ってきます。店は関野がしっかり留守番をしてくれているので、ご来店予定の方は心よりお待ちしています。
それにしても、台風12号が上陸するのではないかと天気が心配です。荒れたレース展開になりそうです… レインコンディションでのVTR250には乗ったことがありませんが、雨は嫌いじゃないので大丈夫でしょう。逆に、昨年を上回る結果を狙うなら雨の方がいいかも…
昨年を上回ると言うことは、優勝しかないので簡単にはいきませんが、レースなので当然1番目指して頑張ります! 

舟橋 潤


CB750Fと言えば、80年代のバイクブームの中心にいたナナハンの代名詞的なバイクです。と言ってみたものの、僕の幼少のころの出来事なのであまりピンとはきませんが、レーシングライダーに憧れるきっかけになった漫画『バリバリ伝説』の主人公巨摩グンが乗っていたバイクというのが僕の中での印象です。30年前のバイクということになるのですが、オーナー様は本当に大切に乗られている印象が強く、またFBのフロント19インチに変更している点も見逃せません。そして、一番の驚きが当時のリアショックOHLINS 36Pが付いています。
こうして30年前ぐらい? のOHLINSツインショックを見るのは、OHLINS本社の展示物以外では僕も初めてです。こうして長年普通に使用されているのは本当に嬉しいことですね。しかも、今回が初めてのO/Hとのこと… 素晴らしいとしか言えない耐久性をみせています。が、オイル漏れこそないもののさずがに窒素ガスはほとんど抜けていました。
セットアップはCB750Fもそうですが、この年代のフロント19インチバイクに乗るのが初めてだったこともあり、サスセッティグよりまずはそのジャイロ感に感動! フロントアクスルシャフトを中心に発生する慣性モーメントは、直線からコーナーに入る瞬間に独特なフィーリングをもたらします。なので、フロントフォークに備わったアンチダイブ機構(TRAC機構)の動きを踏まえて理解する必要があり、かなり走りました。調整できる範囲が決まっていて、どの設定であれある程度乗り方で合わせこむ必要があるので、オーナー様と十分にカウンセリングしながら、約30年ぶりに蘇ったOHLINSを味わって頂きたいと思います。

舟橋 潤


ミニバイクスプリントレース最高峰と言われる、モトチャンプ杯全国大会。その全国大会が、先週末の土日に兵庫県にある『猪名川サーキット』で開催されました。そしてG senseミニバイクサポートライダーのエース、望月選手が一番の激戦区SP12クラスで見事に優勝してくれました! 昨年秋ヶ瀬サーキットで開催された全国大会では悔しい4位で終わっていたので、本人も半端無く喜んで結果報告をしてくれました。今回も二種類のリアショックを用意し挑んだのですが、見事にハマったようで当店にとっても本当に価値ある優勝です。
望月選手にはちょうど一年前からTTX36を使ってもらっているのですが、G senseスペックは常に望月選手が先行して新スペックを試し、そこからフィードバックされたものを他のライダーにアップデートしています。まだ、オリジナルスプリングの製作や新バルブで試したいことも山ほどありますが、こうして一年間望月選手と一緒にやってきたことが一先ず結果に出たので方向性は間違ってないと確信しました。望月選手、本当にありがとう〜&おめでとう〜!

舟橋 潤


今日は乗ってみたかったCBR250Rのご紹介です。しかも、カロッツェリアジャパンからお借りしたデモ車で、発売目前のオーリンズリアショックS36D(HO123)プロトタイプが装着されています。で、発売前なので多くの方が気になっているであろう乗り味ですが、細かいことを抜きにして『やっぱりこのクラスにもオーリンズだよなぁ〜』です。結局のところいつもと答えは同じなんですが、初期作動性の良さとリバウンドストロークを多めに取っている部分に外しがないので、追従性が良く、上質な乗り味になります。
CBR250Rのかなり硬めなシートには、この位リアサスの追従性がないと長時間乗れませんね。しかも、減衰調整機構は付いていませんが、価格が¥59,850-(税込み)なので安いです! まぁ、CBR250Rの車輌価格がとてつもなく安いので、あんまりビックリはしませんが… 価格抜きでも、これは自信を持ってお薦めです!商品詳細は下記アドレスでご覧下さい。初期ロットはすぐに完売となると思うので、事前予約お待ちしています!
http://www.carrozzeriajapan.co.jp/ohlins/2w/HO123.html
しかし、リアが良くなると動きすぎて頼りないフロントが尚更気になります。リアショック発売までに、フロントの仕様変更も合わせて用意できるよう、考えてみます。と言うか、1週間後に迫っているもて耐用に1セット明日までに仕上げなくてはいけないので、今晩中に今すぐ取りかかります。

舟橋 潤


今週末は各地で重なってレースが沢山開催される週末になります。Moto GP Rd.13インディアナポリス、全日本ロードRd.5 SUGO、猪名川で開催されるミニバイクレースの最高峰『モトチャンプ全国大会』と目白押し。Moto GPは直接携わっていませんが、全日本ロードとミニバイク全国大会はG senseで作業しているサスペンションが走るので、何かと結果が気になる週末になることは間違いありません。motogp.com、Ustreamとパソコンから目が離せないなぁ〜 レースもライブで見れる時代となり、本当にありがたいです。
本日もゲリラ豪雨に襲われる前のとっても暑い時間帯にGSX-R600をセットアップしました。OHLINSフォークスプリングを組み込みの確認です。油面も事前に乗ったフィーリングから標準値より落として、上がったレートで接地感を得られるようにセットしています。スーパースポーツの車輌は、何よりまずフロントフォークスプリングの交換をお薦めしています。オイル交換やO/Hと合わせて作業すれば、スプリング代としてプラス¥21,525-(税込み)で大幅に乗り味が良くなります。もちろん、オイルも車種に合わせたOHLINSを当店では採用しています。各車種の設定はお気軽にお問い合わせ下さい。

舟橋 潤


猛烈な暑さからスコールのような夕立ちで、気候が東南アジア化しているような気がします。それでも、夕立ち後は涼しくなるので、かなり過ごしやすいですね。
今日ご紹介するのは05年型のZX10Rです。スキルアップライディングスクールにご参加頂いているオーナーさんですが、久しぶりに走りをみてライディングがぎこちなくなっているので確認すると、他店でサスペンションをO/Hしてから転倒癖がついてしまったとのこと…
違和感を感じてはいるようですが、解決策が分からず、その場ですぐに試乗依頼を受けました。
今まで乗ったことのあるZX10Rとはまるで別物で、フロント動き過ぎ、リア全く動かずな症状で、乗りにくい… その場では調整の範囲ではごまかす程度にしか対処出来なかったので、今回フロントフォークをバラして確認することになりました。
原因はすごく柔らかいオイルが使用されていただけと言ってしまえばそれまでですが、オイルの粘度は非常に重要です。オイルの特性も色々で、温度変化による粘度変化、泡立ちやすさ、その逆で消泡性など、エンジンオイル程ではないですが種類も豊富です。重要なのが、その特性がどうのと言うより、そのフォークに合っているかどうかを理解してチョイスすることです。少しの違和感もライディングを崩す原因になるので、身に覚えのある人はお気軽にご相談下さい。

舟橋 潤


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