一昨日、2010年全日本ロードレース選手権の暫定エントリーリストが発表になりました。GP250クラスに変わり新たに4ストローク600ccベースのJ-GP2クラスが新設されたり、GP125クラスもJ-GP3と呼び名が変わりましたね。呼び名に馴染むにはまだまだ時間がかかりそうです。
そんな事を思っているところに、朝から今年J-GP3に参戦する矢作雄馬選手が来店してくれました。昨年からオーリンズTTX36リアショックを使ってくれていて、勝負の今年はレーシングフロントフォークFGR710も使うことになりました。雄馬くんは、弱冠20歳ですがとてもコメントが正確なのと、歳のわりに落ち着いていて、レース運びも冷静です。昨年は年間ランキング7位、最高位が5位と表彰台が見えてきました。G senseは今年一年、雄馬くんのメンテナンスサポートを行なって行く事を決めました! まずは全日本で表彰台に上がれるよう、バックアップして行きます。
また、雄馬くんは4月23〜25日開催のMoto GP第2戦もてぎGPにもワイルドカードで参戦します。矢作雄馬Moto GP応援ツーリングでも企画しようかなぁ〜? Moto GPに観戦に行くなら間違いなくバイクで行くのが一番です。毎年、やむ終えなく車で(仕事だったので…)行ってましたが帰りの渋滞にはうんざりです。サーキットのゲートを出るまで2時間以上かかったこともありました…
話がそれましたが、雄馬くんのリクエストに答えるべく仕様変更を開始。事前テストからのフィードバックを元に、圧側、伸び側の減衰特性を変えていきます。また、圧側の減衰特性は、左右のアジャスターでそれぞれ低速側、高速側が変化するスペシャルメニューです。レースからのフォードバックで、一般のお客様のオーリンズ正立フォークと倒立フォークにも採用できるように、データーを集めていきます。いい仕様が見つかりそうなので、楽しみにしていて下さい!
舟橋 潤