今にも発射しそうなそこの突起物、なんなんだこの存在感は! てな感じの新兵器が付いちゃいました。興味のない人にはただのダイヤル、でもこれがスゴいのです。一昨日の定休日に、全く体を休めることなく朝からOHLINS輸入元のラボカロッツェリアに潜入しながら、思いっきりご協力頂き、この4Wayバルブを装着して頂きました。明日から2日間始まるDUCATI1098Rの鈴鹿テストに間に合わせるために、強行スケジュールで出来上がりました。気になる通常のバルブとの違いはと言うと…
説明がとても長くなるので、端折るとかゆいところに手が届く的な新兵器。圧側、伸び側減衰をそれぞれ低速と高速と各領域で調整が可能なのです。右側のテスターのグラフをみると何となくどんな領域もカバーしてそうな雰囲気だけでも分かると思います。
数値的なことはさておき、2年前のもて耐YZF-R1で僕も試験的に実践投入して度肝を抜かれたバルブなので、明日からのテストが楽しみです。僕は試乗セットアップのご予約があるので店で留守番、先週に引き続き関野が鈴鹿出張となります。
舟橋 潤