1199パニガーレS 試乗セットアップは客観的に!

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書き始めから何ですが、ここ最近の悩みは日課としているブログ更新を怠っていること… 一日の仕事を終えて、客観的に振り返るゆとりの無さが原因なのですが…特に今週はGW後ということで、元々かなり予定をパンパンに入れていたのに加え、予想していたなかった嬉しい大量発注や多数のご来店やお問い合わせで、日経平均株価同様な右肩あがりフル回転状態でございます♪♪♪それでも、やはりこして習慣となっているブログを書きながら客観視すると、現状に満足することなくもっともっと働かなければ! と思い直す訳でございます。
このブログを書く時間つまりは客観的に振り返ってリセットする時間は僕にとっての生命線なのかな? 
前置きがダイブ長くなりましたが、昨日4台乗った中で一番印象深かった表題のDUCATI 1199パニガーレS、新時代の訪れを強く感じる一台でした。写真のとおり、前後サスペンションの減衰調整はオンボードで各数値を変更しながら電子的に広範囲に調整が出来ます。慣れれば、信号の待ち時間でもセッティグ変更が出来、それこそわずかな走行時間で何パターンも試せます。
とても画期的ではあるものの、サスセッティグをすることを仕事にしている僕でも、ここまで簡単に何パターンも試すことが出来ると逆に迷います…しかも減衰調整に頼るばかりで、根本であるスプリングレートやプリロード量が適正なのか? 判断を鈍らせます。やはりここでも『客観的』に立ち戻ると、日本の道路状況を考えると前後ともにスプリングレートは高すぎるとも感じたり、現状のスプリングレートだとプリロードを抜いて使わないと、適正な前後ピッチングが出ません。エンジン特性も電子制御がかなり介入しているので、前モデルの1198なんかと比べてもアクセルワークで前後ピッチングが発生しにくくなっているのも原因かもしれません。
何においても、トータルにバランス良く『客観的』に見なくてはいけないのでしょうね!

舟橋 潤


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