ここ数年での国内に限らず、全世界的な快進撃を続けるKTM社ですが、今やすっかりオフロード色も抜けてきてReady to Raceをキャッチフレーズにロードレースでも定着しましたね。
そしてそのKTM社の快進撃を象徴するように、サスペンションメーカーWPやハスクバーナをも買収し、KTM&ハスクバーナには当然のようにWPが標準装備となったのもここ数年の出来事。アフターメーカー色が強かったWPも、今やOEMサスペンション事業中心になっているように僕の目には映ります。
前置きが長くなりましたが、端的に言うと純正WPリアショックからOHLINSに変更したのですが、KTMカップワンメイクレースに参戦する390DUKEにあえてRC390用品番KT303を流用しました。なぜに390DUKE用品番KT301ではなくKT303を流用したかと言うと、ずばり車高調整機能が付いていて、リザーバータンク付きで圧側減衰の調整はもちろんのこと、オイル容量も十分確保出来るいるからです。
唯一、スプリングレートが合わないので、今回は大幅にレートを落としています。オーナー様はこの390DUKEを普段使いからレース参戦まで幅広く使いたい希望があったので、フロントとのバランスを考えたセットアップを施しました。ちなみに、この390DUKEが全日本筑波開幕戦併催レースに出場しますよ〜、頑張れ〜!