先日ご紹介したXR100モタード用TTX36ワンオフ製作ですが、昨日実走セッティグを終えてやっと完成です。かれこれ1ヶ月くらいかかってしまいました。オーナー様、大変お待たせ致しました。
ワンオフ製作の流れはいくつもの行程を要します。OHLINSパーツを流用して製作できる範囲とそうでない場合によって行程はだいぶ変わってきますが、今回の場合は割と行程が少ない方です。
ちなみに今回の行程は、リアショック及び車体の採寸→ショック&パーツ手配→エンドブラケットとスプリングリテーナーはオーリンズパーツでは流用できないので新規設計→試作加工会社と打合せし、アルミ削り出しで製作→フィッティング確認→手直し加工→カラーオーダーの為にショック本体バラし→アルマイト処理→ショック組み上げ&仕様変更→実走→セッティング変更→実走→セッティング変更→実走→完成! てな感じです。この行程は、OHLINSで過去にやってきたリアショックを開発する行程と何ら変わりません。気になる乗り味は? オーナー様のインプレッションが楽しみです!
舟橋 潤