急激に冷え込み、いよいよ本格的な冬の到来を感じます。そしてなぜ今の時期を『師走』と言うのか、誰が走るのか気になって調べてみたのですが、明確な理由はないようです… 気になった理由は、僕も12月に入って走るほど忙しいのです。来週から海外出張なので、その準備であったり行く前に片付けてなくてはいけないことがまだまだ沢山… そして帰国したらもう年末ですから、恐らく年内は息つく間もなく(大げさですね… )走り続けることを覚悟しています。
本日ご紹介するゼファー750は二度目の登場ですが、エンジンパワーUPに伴い今後の車体の方向性を示唆する為にご用命頂きました。当時の診断書を確認し、実際に1年前に自分がセットアップした車輌に乗ってみたのですが、エンジン特性がまるで変わったので完全に足回りがバランスしてません。バイクの印象も別物になっていて、具体的には加速中にフロントの接地感が無くなるので振られたり、ギャップや外乱にものすごく弱いのです。つくづくバランスの重要性を感じます。エンジン、タイヤ、ブレーキ、車体、これら全ての機能の間にサスペンションがあり、調和させるのが重要です。
オーナー様のリクエストもあり、フォークの変更、リアスプリングのシングルレート化をこの冬の間に施し、調和していくのでまたレポートします!
舟橋 潤