本日は、T-Maxで前後Andreani OHLINSをローダウン依頼頂いたオーナー様のセットアップ試乗をしました。机上の計算でフロント40mm、リア8mmショート(プルロッド式サスペンションなので厳密には8mmロング)してローダウン化しているのですが、実際には前後のバランスが合っていませんでした。試乗してみても軽快感が得られていなかったので、現車でセットアップ! 机上の計算や予測でサスセッティングが出来る程、あまくはないので、やはり現車合わせが一番です。
セットアップする方法は、ビックスクーターだからと言って通常のバイクと特別大きな違いはありません。先日もブログで書いた車体姿勢を見直し、リアのプリロードを調整してリバウンドストローク量を大幅に変更しました。T-Maxで気を付けているのが、ハンドル操作で曲がるバイクではなく、しっかりとバンクさせて曲がるバイクにすることです。これには、車体姿勢がしっかりと合っていないと車重が重いだけに軽快でなくなります。今回のデーターは、G sense契約店のQUATER DRAGONにしっかりとフィードバックさせていきます。
舟橋 潤