前後バランスの重要性

カテゴリー お客様カウンセリング

少しずつ暖かくなるにつれ、試乗セットアップ(カウンセリングプログラム)のご用命が再び増えてきています。本日ご相談を受けたGSX1300R隼は前後ノーマルサスなのですが、『リアの硬さが気になりプリロードを抜いていった結果、バランスを崩して乗りにくくなってしまった』というお客様です。プリロードを抜いて単純にリアの硬さだけが取れればいいのですが、車体姿勢も変わってしまうので難しいところです。もともとリアが低い姿勢の隼では顕著にハンドリングにまで影響が出てしまいますね…
この場合の根本的解決は、スプリングレートを下げてセットアップするのがセオリーですが、今回は調整の範囲でどこまでセットアップできるかやってみました。お客様の体重が日本人平均より上なので、ある程度は可能であると判断しました。
僕の場合前後バランスは、車体の高さ(1G)で計るのと、リバウンドストローク量(0G−1G)の両方で確認をします。これは静止状態の数値もある程度重要ですが、走っているときの動的姿勢の方が重要です。走っているときの動的姿勢の確認方法は自分なりに持っていて、この基準でセットアップしています。車種によって、簡単にバランスが取れるもの、そうでないもの色々ですが、こうして台数をこなすことでデーターと傾向と対策が蓄積されていくのが、G senseの強みになると思います。

舟橋 潤


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