本日は秋晴れで本当に気持ちがいい天気でしたね。明日の休日も晴れるようなので、絶好のライディング日和になるはずですよ! 本日紹介するのはDUCATI 749Rです。標準で装着されている前後OHLINSのO/Hメンテナンスプログラムでご用命頂きました。
フロントフォークは片側がオイル漏れ、リアもうっすらオイルの滲みが出ていました。お預かりしてまず確認試乗をするとフロントが締まりのない動きで、ブレーキングでフルボトムする程のダイブスピード… これは間違いなくオイルの劣化が進んでいると予測できました。
バラしてチェックをすると出ました、膿みのように半固形になったオイルがカートリッジ下部に溜まっています。オイル交換をマメにやっても、カートリッジ内にはどうしても汚れが溜まってしまいます。きれいに洗浄しきっちり組み直すと、まるで溜まっていた鼻水をかんだ後のように、痛快な気分(本来の状態に戻っただけなのですが…)です。当然、動きもしなやかに、かつ動きが明確に分かりやすく楽しいライディングが蘇ります。皆さんのサスペンションも蓄膿症になってはいませんか?
舟橋 潤