写真をみてビックリでしょ? その正体はカタナ風GSX-R1000 K9なんですこのバイク! フロントカウル形状の完成度が高すぎてすごく自然なんですが、当然ですが走らせると普通にGSX-R1000です。外観と乗り味のギャップが大きいせいで、普通のK9より乗っていて楽しいから不思議。
今回はBPF(ビッグピストンフォーク)の仕様変更+OHLINS 10.0N/mmスプリング組込み作業をご用命頂き、本日最終セットアップを致しました。
この車輌は外観に合わせてハンドル位置が変更されていることもあり、フロントに加重がかかりにくくストローク感を出す為に圧側減衰の仕様変更を施しました。予算が許せば、OHLINS FGR&TもしくはFGK(カートリッジkit)投入が一番の解決方法ですが、低予算で考えるならこのメニューをK9以降のGSX-R1000のお客様には特にお薦めしていています。また、サーキット走行まで考慮すると合わせてOHLINSフォークスプリングもお薦めです。
いい感じにフロントのピッチングも出て、あとは今後リアをどうするか… オーナー様も悩まれているようなので、MkⅡに進化して俄然良くなった2012年モデルのTTX36、やっぱりこれですね!
舟橋 潤