久しぶりに試乗セットアップネタです。出張前と合わせるとかなりネタは貯まっているのですが、毎日紹介しきれていない日々が続いています。ゴールデンウィークまでに仕上げたい作業が立て込んでいて、毎日こうして遅くまで作業です。そろそろ関野と二人での作業も限界が… それでも皆様から頂いていますご期待に答えるよう、超奮起しています。来週末22日にはチャリティーツーリングも控えているので、それを楽しみにもうしばらく頑張ってみます!
ご紹介するのは発売されたばかりのトライアンフSpeed Triple Rです。DUCATI同様、スペシャリティーな『R』モデルは前後OHLINSが標準装備されています。675Rもそうですが、かなりスパルタンな方向に振ってあるので、街乗りに合わせもう少し乗りやすさを追求したセットアップをしてみました。
具体的には、675R同様ベースの姿勢がリア上がりな部分を改善してあげると乗りやすくなります。メーカー指定では走るステージに合わせて減衰調整をするようにマニュアルに数値が記載されていますが、ベースの姿勢が変わらない限り操案性に大きな違いは出ません。
リアのプリロードは抜く方向に調整幅があまり無いですが、相対的にフロントプリロードを強めて高さを出してあげるといい結果が得られました。もし、体重が70kg未満の方であればリアスプリングの長さを変更して調整幅を設けることも出来るので、是非ご相談下さい。
舟橋 潤