今朝マレーシアより帰国しました。たった五日間なのに、日本では大型台風に見舞われたり、大幅に気温が下がってたりと見慣れた風景も少し変わって見える… 逆に僕は亜熱帯な気候で、すでに一皮むけるくらい日焼けバリバリ真っ黒、何だか浦島太郎気分で不思議です。
毎日G senseブログを更新するだけのネタたっぷり満載な旅だったのに、サーバーが国外IPアドレスからのアクセス制限に引っかかり、更新できず… こちらからの情報発信がさえぎられことも浦島太郎気分に陥った要因かもしれません…
今回マレーシアへ行ったのは、来シーズンより始まる『アジアタレントカップ』の選考会に参加することが主たる目的でした。MotoGPを運営するDORNAが新たな試みとして、アジア地区より若手ライダーの育成を目的とした『アジアタレントカップ』には、日本、中国、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、シンガポールより応募を募り、書類審査を通過した182名が選考会への招待を受け、最終的に108名が当地に集結。二日間のテスト走行で最終選考をし、リザーブライダーの3名を含む22名が選出されました。
若手日本人ライダーは19名が選考会に参加し、チャンスを物にしたのは7名。これまでは、全日本選手権でいい成績を残してMotoGPへ行く道を選ぶのが当たり前であった中に、これでアジアからMotoGPへ新たな道が開かれたことに! 他業種同様、グローバル化は確実にスピードを上げて進んでいます。
僕自身も3年前にアジアに注目し始めて活動してきたましたが、年々増え続けるセパンGPの観客動員数や熱気、そして若手ライダーの育成の新たな道として来年から始まる『アジアタレントカップ』。アジア地区が将来のバイク業界を占っていることはもう間違いなく、その流れの中で弊社が何をしていくのかを改めて考えさせられた出張でした。
舟橋 潤