新世代サスペンションOHLINS SCUはやっぱりスゴかったよ〜!

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遂にこの日が来ましたOHLINS SCU初体験、そして乗って乗って乗りまくりましたよ〜! 
先日のブログ『サスペンションの未来はもっともっと楽しくなってきますよ!』 http://gsense.jp/addmore/whatsnew/13102
と予測したとおり、いや! 大げさでもなんでもなく期待以上の乗り味に完全に舞い上がっています。
しかも現行2013モデルのムルティストラーダー1200Sザックス製アクティブサス(ドゥカティスカイフックサスペンション(DSS)システム)と比較する専門誌企画のような試乗となりました。このような貴重な機会を頂きました皆様、本当にありがとうございました。
なので、本日は僕なりに感じたことをしっかり噛み砕きながら書き残してみたいと思います。
ただ今回は専門誌企画と違い、比較してどちらかの優越を付けることが目的ではないので、新世代電子制御サスペンションに乗っての感想と、本題のムルティストラーダー1200SオーリンズECショック装着車に『SCUでアップグレード』のインプレッションとします。
サスペンションにおいて新たな時代の幕開けを感じたことは間違いないのですが、バイク業界においてもある種過去に同じくあった時代の幕開けと良く似ています。それはキャブレターからインジェクションへの移行です。単純にキャブからインジェクションになれば良くなったかと言えばそうではなく、結局は機構やシステムが変わろうが最終的には操作する生身の人間の感性に会う味付けが非常に大事であることは断言出来ます。それは両サスペンションメーカーのアプローチの違うこの二台からも十分に理解出来ました。
じゃぁ、新世代電子制御サスペンションの何がスゴいかと言うと、路面やスピードの状況変化に即座に対応出来るということです。これは機械式では全体に対応出来なかった部分で、新世代電子制御だからこそ対応が出来る『新たな未体験領域』なのです。そこでKeypointとなるのは、この『新たな未体験領域』において、生身の人間の感性を邪魔をすることなく、サスペンション性能を引き出せているかどうか? です!

OHLINS SCUが『セミアクティブ』とネーミングしている”セミ”の部分が乗るまでは理解が出来なかったのですが、乗れば乗る程に納得しました。そして、あえて現状は”セミ”を選んだ理由も完全なるアクティブなザックス製に乗って想像出来ました。“セミ”であるオーリンズECショックの構造的なことで言うと、キャブとインジェクションの丁度中間的なシステムです。それに加え、前後ともにストロークセンサーが備わっていないので路面状況の変化対応できません。路面状況の変化は、これまで同様ベースセッティグ(SPORT、TOURING、 URBAN 、ENDUROの4種類)に依存し、この部分が”セミ”である解釈をしました。
では何で『セミアクティブ』化を実現しているかと言うと、速度差が主だと予測します。これまでOHLINSが持っている経験やデーターをベースに、速度差が生み出す重力変化とサスペンションの動きを予測し、その時に生身の人間がどう感じて、どう改善したら乗りやすくバイクが持っているポテンシャルを引き出せるかを追求し、プログラミングされたものがこの黒いBOXに集約されています。
乗った感想は、サスペンションでご飯を食べている僕でも今まで未体験な新しい乗り味でした。必要な時には積極的に前後ピッチングは出しならも、アクセルを開けているときは極めてフラット! 注意深く動きを探ると前後共に圧側/伸び側減衰が常に変化し、その反応スピードにも驚きます。特にブレーキングしながらのヘアピンで、フロントからリアに加重を移し替える作業が簡単なので、これまでより減速しなくても曲がる! しかも何も考えずアクセルオン出来るトラクションコントロールを駆使しながら、ヘアピンだけらの筑波サーキットで1分切りも可能では? 前後ピッチングバランスを積極的に使う僕が抱いていた理想が間違っていなかったことも確認でき、ここ数年味わったことのない大興奮〜 僕の大好きな『普通の極み』が新世代サスペンションOHLINS SCUにはありました!

舟橋 潤


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