アジア出張から帰ってきてから本当に大忙し! 日中フル活動で仕事しても毎晩残業… 今年もさい先のいいスタートが切れていて本当に嬉しい悲鳴です。
さて、国産外車含めてリッタースーパースポーツの中で僕の一番大好きな現行YZF-R1。好きな理由は、サスペンションに手を入れれば入れるほど本当に良いバイクになるから。逆に言えば、ノーマルパッケージはフロントもリアも、そして今日の題材となる電子制御ステアリングダンパーも固すぎて、体が拒絶してしまいます。日本人の標準体型であったり、街中で乗るには見直す必要が…
前後サスペンションであれば、ノーマルの調整範囲である程度まではセットアップ出来るのですが、電子制御ステアリングダンパーだけは、電子制御をキャンセルして機械式のOHLINS製にするしか方法はありません。YZF-R1専用の品番SD024には電子制御をキャンセルするカプラーも付属しているので、これを選んで下さい。
電子制御のようにスピードに応じて固さは変わりませんが、走るシチュエーションに合わせてダイヤルで減衰調整出来るので十分です。そして、ベースとなる減衰特性がとにかくスムーズなので、特に街乗りでは僕はあえて弱めでセルフステアーを堪能するのが良いと思います。バイクを操る気持ち良さ、これが大事です!
舟橋 潤