秋晴れが続いて、気持ちよくバイクに乗れる貴重な季節ですね。先日も告知したスキルアップライディングスクールや11月3日(祝日)に計画中のツーリングが非常に楽しみになってくる時期でもあります。また、今週土曜日10月17日は久しぶりのサス講座初級編も16時より開催致します。是非、こちらもまだ空きがありますのでツーリング帰りにでもご参加下さいませ!
本日ご紹介は非常にレアケースではありますが、でも純正採用OHLINSが装着されている車輌にお乗りの方には興味深い話かと?
年々増え続けている各ハイグレードモデルへの純正OHLINS採用。『S』であったり『R』であったり、『SP』と名のつく物であったり、『限定モデル』に付いてますね。
そして、同時に各モデルにもOHLINSからもアフター品として販売されているリアショックもある訳で、純正採用OHLINSとアフター品OHLINS、これが同じかと言うと違います。見た目から分かる油圧プリロードアジャスターの有無とかダイヤル形状ではなく、スプリングレート、ショック長、減衰特性などの走行性能に関わる部分です。同じOHLINS製なのになぜ? という疑問が当然出てきますが、これは単純に料理で言うと素材は一緒でも調理した人が違うからです。純正採用OHLINSは各バイクメーカーの調理人、アフター品はOHLINSの調理人という訳です。
素材が同じでどっちが『美味しかったか?』というのは興味がつきませんが、普段からOHLINS食ばかり食べ続けている僕としては、たまに純正採用OHLINSの味がどうしてもなじめないこともあるのも事実… 今回ご用命のDaytona675Rのオーナー様は果たしてどちらが好みだったのか? 同じOHLINSでもセッティングの違いで色んな味の違いが出る物なんですよ!
舟橋 潤