今日もまさにバイク日和、そして明日もスキルアップライディングスクールで沢山バイク乗るぞ〜!! と気持ちだけは高ぶっているのですが、何せ咳きが止まらなくて咳のしすぎで背中が痛い… 背中が痛いとバイクに乗るのに以外と影響します。今夜はゆっくりお風呂に入って、体をほぐして明日に備えます。
そんな中、本日乗らせて頂いたゼファー750ですが、かなり手が入っていてベースセッティグが見失われた感のある状態。変更点を一つ一つオーナー様からカウンセリングし、まとめてみると…
フォーク径が変わり、フォーク全長が変わり、フォークオフセット量が変わり、スイングアームが変わり、リアタイヤサイズが変わりとベースの車体姿勢から確認が必要。各寸法や数値を計測する前に、まずはお預かりの状態で乗って状態をチェックしていきます。基本的にはあまり数値による先入観なしで判断したいので、普通に乗ってフロントが高いとか低いとか、バイクを倒し込んでいったときの舵角の入り方や加重の移り変わるタイミングをみながら車体姿勢を決めていきます。このとき、前後サスペンションの動きは分けて考えるようにするのがポイントです。
その後、自分のインプレッションと実際の数値がリンクするかどうかを確認。この答え合わせがズレている場合は大きく変更してみて再度確認走行、逆に答え合わせが合っている場合は自分の理想を描いてそのようになる数値に合わせならが進めていきます。大雑把にはこんな手順でセッティグを変更していくのですが、ここまで書いて気づいたことは、軽く語れる内容じゃないですね〜(笑)ブログで書く様な事じゃなく雑誌向きだったなとちょっと後悔しておりますが、実際に試乗セットアップをご用命頂いたお客さまには各数値と共にバイクの姿勢や動きがどう変えたかをご説明しています。また新店舗に移ったらサスセッティグ講座を再開して、多くの方にお伝えするようにしますね〜!
舟橋 潤