ここ数日は昼間は打合せやお客様とカウンセリング、営業時間が終了してから夜遅くまでというか朝早くまで作業という日々が続いています。このご時世で忙しいというだけで、ありがたいことなので全く疲れは感じません。G senseが誕生してから1ヶ月があっという間にすぎ、最近ようやく『独立したんだなぁ〜』と実感が湧いて来ています。(だいぶ緊張感のないヤツです、僕は…)
僕は最近すごく運がいいのですが、何かを強く必要とすると手助けしてくれるベストな人物が目の前に訪れてきてくれます。こんな経験は今までないのですが、本当にこの重要な時期にベストな人と巡り会えるのは幸せなことです。昨日は会計士さんと顧問契約を結びました。彼も最近訪れてきてくれた人の一人です。本日も問屋さんと商品展開の打合せだったのですが、つい2週間前に訪れてくれた方です。この素晴らしいホームページを作ってくれている方も数ヶ月前に出会った方です。その他、あと5名いるのですが、新たな出会いから生み出されているものがすごいパワーになってG senseを支えて頂いています。偶然ではなく、全ては必然なのでしょう。お客様や新たな出会いに『感謝』して毎日を一生懸命に生きて行けば、必ず明るい未来が待っているはずです。不況だとか、現状の不満をぼやくより、『いま何をするかで、将来が決まる!』を肝に命じて行きます。

舟橋 潤


レーサーVTR250不況のあおりでレース撤退のニュースが叫ばれる中、新たに始まる注目のレースがあります。ツインリンクもてぎで開催のネオスタンダードクラスや各サーキットで開催される250ccツインクラスです。
そのベース車輌となるレーサーVTR250を昨日からお預かりしています。レースベース車輌だけあって格好良く、ノーマルの面影が全くありません。しかもレギュレーションで買い取り規制も入るので、製作するにも予算に限りがあるし、これからの時代にあったレース車輌になるでしょう。また、パワーや車重的にもこれからレースに参加してみたい人にはお薦めできるクラスでもあります。もて耐参戦にもうってつけですね! 今後レースを盛り上げて行くには絶対欠かせないクラスになるでしょう。
ノーマルとオーリンズのリアサスペンション今回のご依頼は、オーリンズのリアショックワンオフ製作依頼です。ただ、リアだけ変えてもタイムアップに繋がりにくいので、フロントフォークの仕様変更を含めたご提案をさせて頂きました。また、作るだけでなく僕が実際にサーキットで走らせてセットアップまで含めてご依頼頂きました。
コスト的にも制限のあるクラスなので、いかにローコストでタイム短縮につなげられるかがポイントになります。作り手の腕が試されるようで、やりがいがあります。これからメニューを組み立てていきますが、一番コストパフォーマンスの高いタンク無しの46DRもしくは、オプション設定で車高調整付きで製作してみます。フロントフォークは、オーリンズスプリングkitを使い、季節でオイルを使い分けて油面調整の範囲でいいものを作ってみようと思います。
データーが揃い次第、G sense kitとしてフロントリアセットでの設定があると、ユーザーにとってもいいのかな? アイディアを色々出していきます!

舟橋 潤


08年型YZF-R1相変わらず天気が安定しませんね。寒いだけなら我慢できますが、さすがに路面が濡れているとグリップを感じられず危険です。今日は、昼すぎに何となく乾いている状況を見計らって08年型YZF-R1の試乗をしました。
TTX36のゴツゴツ感で悩まれて先週末からお預かりしている車輌です。正直なところオーリンズの設定の中には、日本人の体重には少し硬すぎる車種があります。特にスーパースポーツに多く見られるのですが、サーキット寄りなスプリングレートであったり、減衰特性が見受けられます。R1も例外になく、市街地やワインディングでは硬く感じられる車種です。特にこの車輌は、フルチタンマフラーが装着され、シート下がかなり軽量化されているのでなおさらです。
オーリンズTTX36まずは、お預かりした状態で現状を確認します。サーキット走行にも適したハイグリップタイヤに変わっているのですが、タイヤのハイト(直径)が大幅に変わっていることで、かなりリア上がりな姿勢になってしまっています。リアショックが入りにくく、硬さが際立っている要因になっていることを確認。お客様が悩まれているのもうなずけます…昨年のもて耐で僕自身もこの’07-08R1でリアの車高を下げていく方向でセットアップして劇的に良くなった経験を思い出しました。
お預かりした状態で現状を確認
今回のリセッティングメニューとしては、リアの車高調整をしてから、ワインディングでもしなやかに動かす方向でスプリングレートを下げてみようと思います。あとは、天気の回復を待って前後のピッチングバランスをバッチリ整えて行きたいと思います。予報は今夜も雪… バイクシーズンの訪れはまだまだ先のようです。

PS.長年レースで乗り馴れたR1はやっぱりしっくりきます。目玉ヘルメットとのコーディネートもバッチリ!

舟橋 潤


読売新聞「遠藤、日本男子初の7位入賞…モーグルより」2010年2月15日11時28分本日は定休日ということで、天気も悪いしのんびりと朝からテレビを観ていました。オリンピックにはさほど興味を示していなかったのですが、男子モーグル決勝に釘付けになってしまいました。派手なジャンプもさることながら、あの設定されたコブを選手達はなめるように膝と腰の柔軟な吸収によって(上半身がほとんどぶれません)スキー板を追従させています。また、スピードを落とさないように極力垂直に当てながらバランスを取り見事に追従させることを極めています。ジャッジする基準とか、採点方法はよく分かりませんが、やはり金メダルを取ったカナダの選手は、見事に追従させることで滑りにロスがなく、タイムも速く、何より観ていて圧巻でした。
たまたま観た男子モーグル決勝からサスペンションを通じて僕が日々追求している路面追従性の極みを発見しました。こんな見方でオリンピックを観ている人はいないと思いますが… タイヤを路面追従させる極み、これからも探求してみたいと思います。しなやかに、バランス良く、無駄のない動きを! (極めても金メダルはもらえないでしょうが…)

舟橋 潤

※ 掲載写真は読売新聞社の許諾を得て転載しています。「読売新聞社の著作物について


桶川スポーツランド 関東ミニ開幕戦今日は久しぶりに天気が回復しましたね。で、今年初サーキットは昨日もお伝えしたように桶川スポーツランドに関東ミニの開幕戦に行ってきました。寒い中、選手は朝から元気に走り回っています。
今回はマーケットリサーチを含め今年からサポートをする選手、チーム関係者に挨拶回りがメインだったのですが、改めてオーリンズユーザーはまだまだ少ないです。昨年末に発売されたTTX36ユーザーはゼロ…? それでも、TTX36は話題にはなっているようで各方面から質問や問い合わせを頂きました。
レースは開幕したとは言え、G senseは未だシーズン開幕にはほど遠い状態です。他のサーキットを含めまだまだシリーズは長いので、ユーザーを増やせるようにしっかりサスペンションサービスを展開して行きたいと改めて思いました。
収穫だったのは、不評だった旧型のS36HRCLでエキスパートクラス表彰台に上っていた選手とお話ができたことです。また、キラリと光る才能を秘めた少年を数名見つけました。自分自身も走りたい気持ちを押さえ(そのうち押さえられなくなるとは思いますが…)、今年はサービスに徹してみます!

舟橋 潤


オーリンズ正立フロントフォーク FS822CB昨日のことですが、レンタルショック/スプリングのページを新たにUPしました。この企画は起業する前からやりたかったもので、車やバイクを新車で買う前に試乗できるのと同様、オーリンズ商品をお試しできる機会を設けました。僕自身も、服や靴を買うにも試着したり、枕一つ選ぶにも試し寝をするタイプです。そう、オーリンズを欲しがる人は絶対にこだわりを持っている人が多いと思うので、自分自身があったらいいなぁ〜を実現してみました。実際にお客様からのリクエストも多かったので、是非この機会をご利用頂けると幸いです。
まだラインナップは少ないですが、今後お客様からのリクエストの数が多い順番で資金が許す限り(あまり無いのでお手柔らかに…)増やして行きますので、『お問い合わせ』からどんどんリクエストを頂けたらと思います。オーリンズツインショック HO417 / KA417
また、すでにオーリンズを持っているけど、『柔らかすぎていまいち良さが分からない』、『硬すぎて動いている感じがしない』など、現状に満足していない人は、スプリングのレート違いもお試しできるので、ご相談下さい。
早速、今朝NSR mini/NSF100用TTX36の申し込みも入って来ました。一度味わったら、元には戻れない危機感を感じながら、是非お気軽にご利用下さい。これからもG senseは発病者を増やします!
(くどいようですが、ライディングが楽しくてたまらなくなる中毒性の高いウィルスです)

舟橋 潤


2月14日の営業

カテゴリー レース

急ではありますが、明日2月14日は桶川スポーツランドへミニバイクサポート業務の為、終日外出します。ご来店を予定していたお客様にはご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。まだまだ寒いですが、関東ロードミニ選手権2010が開幕します。観戦も楽しいと思うので、是非現地でお会いしましょう!

桶川スポーツランド関東ロードミニ選手権2010  http://osl.vc/?eid=363

舟橋 潤


オーリンズTTX36今週末からいよいよ桶川スポーツランドで開幕するミニバイクレース。注文、仕様変更の問い合わせ含めシーズン到来を感じさせる今日このごろです。ミニバイクと言えば、G sense一押しのオーリンズTTX36。昨年かなりの時間をかけて開発をした最も思い入れのあるショックです。そもそもTTX36が世に出た2008年から僕の構想の中で、ミニバイクにもMotoGPのテクノロジーをフィードバックしたいと考えていました。NSR mini(NSR50)とNSF100の両車輌共通で使えるシリンダーヘッドのデザインから始まり、ホース別タンクはレスポンスが悪いのでピギーパックタイプの採用、ストローク量の短い新規シャフトとシリンダー、薄い新規バンプラバーなどなど、書ききれない程一つ一つの新規パーツ製作の為に、オーリンズ本社とのやりとりを交わしました。プロトタイプを手にしたときは、形になっただけで満足しちゃったもんです。走行テスト中の小山知良選手と舟橋 潤
いざ走行テストを始めると、TTX36のいい部分ははっきり出すことができたのですが、デメリットをどう消していくかで苦労しました。しっかりハイサイド転倒するまで(余分だったかも…)攻め込んで煮詰めて、最終バージョンでKoyamaxこと小山知良選手にもテストに加わってもらいました。Koyamaxが他社のショックから付け替えてすぐにBest timeを塗り替えながらlapした時は、本当にこれ以上ない達成感を得られました。
注文頂いたショックのアップグレード中次なる目標は、多くのミニバイクライダーに実際に体感してもらうことです。また、多くのデーターのフィードバックからより良い仕様を煮詰めて行く事です。本日も早速、注文頂いたショックのアップグレードを施しました。ちょっとした違いがラップタイムに反映されるミニバイクは、技術の向上にも役立ちます。また、このミニバイク用TTX36のオリジナルパーツ(プリロードアジャスター、チタンスプリング)も近日発売予定です。G senseとしても、関東近郊のサーキットサービス展開を含めミニバイクには本格的に力を入れて行きます。未来のMotoGPライダーを目指す子供たちの夢をサポートしていきます!

舟橋 潤
ミニバイク用TTX36のオリジナルパーツ、プリロードアジャスターミニバイク用TTX36のオリジナルパーツ、チタンスプリング


Andreani 社製 T-Max 用オーリンズリアショック最近、G sense で人気商品なのが T-Max 用オーリンズリアショック! これはイタリアのオーリンズ正規代理店 Andreani 社が独自にオーリンズをベースに製作したものです。Andreani 社と取引開始するにあたって一番最初に手がけたのがこのT-Max 用なんですが、G sense 代理店になって頂いている QUARTER DRAGON 四分一社長とSCOOTER TRIBE 酒寄編集長のおかげで、すっかり人気商品になってきました。通常のリアショックと違い、引っぱり方向に加重がかかる為、スプリングを固定するアダプターが付いているのが特徴です。QUARTER DRAGON デモ車に取り付けてテスト走行もしてみましたが、しっかりオーリンズのしなやかさと快適性が備わっています。また、減衰調整の幅によってスポーティーな走りから腰にやさしい快適走行まで、ストライクゾーンが非常に広いです。Andreani 社製 T-Max 用フロントカートリッジ kit

フロントカートリッジ kit は、リアショック以上に体感できるもので、フロントの頼りなさが解消されます。せっかく駆動系やブレーキ周りなどチューニングされた T-Max には絶対お薦めです。ブレーキング時の安定性やコーナーリング時のフワフワ感がなくなり、本当にスポーツできるスクーターに様変わりします。
QUARTER DRAGON では、この前後サスペンション入りのデモ車が試乗できます。リアショック ¥ 180,600 -(税込み)、フロントカートリッジ kit ¥ 88,200 -(税込み)、前後セットで ¥ 262,500 -(税込み)と決して安い買い物ではないと思いますが、一度乗れば発病する商品だと思います。是非、QUARTER DRAGONに問い合わせの上、試乗してみて下さい。
QUARTER DRAGON  http://www.quarter-dragon.com

舟橋 潤
QUARTER DRAGON T-Max の記事


DUCATI996先日のブログでも紹介したDUCATI996を数日間お預かりしていました。オーナー様が望むメニューは書ききれない程あるのですが、現状把握と方向性を見いだす為に、作業&試乗を繰り返す事十数回、やっと光が見えてきました。正直、このじゃじゃ馬?なハイヒールを手なずけるのが嫌になった日もあるくらい手こずりましたが、体のセンサーを張り巡らせ脳みそだけは汗をかき(試乗は寒くて体からは汗は出ません)、いい感じになってきました。
何を変えれば、どう反応するかが一通り分かったので、ようやく何をグレードアップしていけばいいのか把握できたところです。現状では、車体姿勢を大幅に変え、前後のピッチングを合わせこんで楽しく乗れるバイクにはなりましたが、全体的にギャップに対して跳ねたり、突き上げたり、振られたりと快適ではありません。対策として、フロントオーリンズFGR&T、リアTTX36は絶対に外せないアイテムであることは間違いありません。その他、リンクロット(もっと短いもの)もしくはリンクkitも必要です。まだまだ手こずりそうですが、必ずいいものが出来る確信が出てきたので、楽しみです。
MONSTER奥様のMONSTERは、快適で従順な仕上がりになりました。まだ免許取り立てで、ライディングに自信を持ててないので素直なハンドリングを目指してセッティング。バンク角に対して、適正なハンドル蛇角が自然に入るようにしました。奥様も金色にしたいと希望されていましたので、まずはリアショックをワンオフ製作を練ってみたいと思います。
Uご夫妻、今週末の楽しいツーリングの準備は整いました。天気が微妙ですが…ご来店お待ちしています!

舟橋 潤


SUSPENSION OVERHAUL サスペンションオーバーホールG sense G-FORK 41ΦCARTRIDGE G sense カートリッジG sense ONLINE STORE ジーセンス オンラインストアORIGINAL OHLINS G sense SPEC INSIDE / SETUP オリジナルオーリンズG sense COLOR ORDER SYSTEM ジーセンス カラーオーダーシステムSTROKE INDICATOR ストロークインジケーターFork Adjusters for OHLINS フォークアジャスターSkillUP Riding School スキルアップライディングスクール
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