私ごとで大変申し訳ございませんが、本日より妻の入院に伴い、時間帯によって店を空けることが多々あると予想されます。基本的には営業時間は朝10時より20時までとなりますが、不在の可能性もありますので、ご来店の際は電話にてご確認頂くようお願い致します。また、現在ご依頼頂いているものに関しては、予定通り仕上げるよう万全を尽くしますので、ご安心下さい。数日間だけご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
舟橋 潤
カテゴリー ショップ
私ごとで大変申し訳ございませんが、本日より妻の入院に伴い、時間帯によって店を空けることが多々あると予想されます。基本的には営業時間は朝10時より20時までとなりますが、不在の可能性もありますので、ご来店の際は電話にてご確認頂くようお願い致します。また、現在ご依頼頂いているものに関しては、予定通り仕上げるよう万全を尽くしますので、ご安心下さい。数日間だけご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
舟橋 潤
カテゴリー メンテナンス
今日は本当に暖かい一日でしたね〜! 一日中作業場のシャッターを開け、オフィスの入り口も全開で気持ち良く作業デーとなりました。お預かりしているNinjaのリアサスをfgからオーリンズへ変更とフロントO/Hのメニューです。いつもどおり、まずはお預かりした状態で、私情ではなく試乗(何せ天気がいいといつもより発病)してみました。初めてのfgでしたが、雰囲気はオーリンズに似ています。ただ、減衰の設定がかなり固く、かなり減衰を抜いた状態にしないと動きが出ません。
フロントはJBチューンのKYBですが、かなりいい動きです。バネレートが少し柔らかいかな…? とも思いますが、減衰調整の幅もあり、煮詰められている印象です。
それにしてもNinjaは本当にいいバイクだなぁ〜と乗る度に思います。この車輌はA8ですが、約20年前のバイクとは言え、十分速くそして何より味があります。近年の速いだけで、尖っていて味わうことすら出来ないバイクより乗っていて楽しいです。僕の中でもいつかは所有したい一台です。
リアショックの脱着は困難なバイクではありますが、暖かいだけで心も体も動き出すのでサクサク完了! ボディーカラーにも見事にマッチングするゴールドが眩しいです。今回、ショック全長もfgのものより3mm短くして走り出したのですが、これがビンゴ〜。リアの動きが掴みやすく、アクセルを開けながらの旋回が気持ちいいです! 残りのフロントは何ができるかな?
舟橋 潤
本日、閉店後に全日本JSBクラスで唯一のDUCATI1098Rで参戦する須貝選手がお店に来てくれました。須貝さんは僕にとって先生みなたいな存在で、かれこれ10年ぐらいかわいがってもらっています。レースでも749Rで参戦していた頃からずっとサスペンションを担当させて頂いていて、沢山勉強させて頂いています。勢いだけで走る若いライダーとは違い、色々な経験からレースマシンを作ることや煮詰めることに関しては超一流です。探究心が半端無く、バイクの奥深さをいつも教えられます。昨シーズンの途中から、OHLINSから他メーカーを採用しているので直接担当では無くなったのですが、長電話があまり好きでない僕でも、相変わらずセッティングの話で1時間以上電話で話をしてしまうのは須貝さんだけです。久しぶりに再会したのもありますが、今夜も気がつけば2時間が経っていました。
今シーズンも、継続して1098RでJSBを戦うので、G senseとしてステアリングダンパーのメンテナンスを担当させて頂くことになりました。今年も須貝選手をサポートして行きます!
舟橋 潤
カテゴリー プライベート
本日は定休日でしたが、ここ数ヶ月どうしても気になるバイクがあったので、FLAT杉並さんに試乗させてもらいに行って来ました!(プライベートでも発病中です)
G senseの試乗車という名目の私情車第一候補F800Rなんですが、どうしても試乗したくてたまりませんでした。(私情がどっぷり溜まってましたが…)
様々な雑誌インプレやBMW TVでChris Pfeifferのライディングを見たり(真似をしようとは思いませんが…)、かなりの期待を胸に乗りました。感想は僕が大好きな『普通の極み』です。特にこれという印象はありません。もっと速いバイクはいくらでもあるし、もっと刺激的なバイクも沢山あります。でも『普通の極み』好きな僕にはこれ以上ない出来です。十分なパワー、軽量でコンパクトな車体、素直で全てをコントロール下に置ける操作性、一番重要な『もっと乗っていたい、どこまでも走り続けたい!』の全てを極めている一台です。『駆け抜ける歓び』に完全に発病!
これにOHLINS正立フロントフォーク、リアショック、ステアリングダンパーを移植したら…想像しただけでヨダレが出そうです。
天使が『どうするオレ? 買っちゃう?』、悪魔が『いいのか本当に? 独立そうそう破綻するんじゃね〜か?』 早速、自分の中の二人が喧嘩し始めて収まりません。二度と戻らない今を買う? こんな時に思い出すキャッチフレーズです!
舟橋 潤
カテゴリー お客様カウンセリング
本当に眺めているだけで満足してしまう二台のご紹介です。二台共にオーリンズのローダウン仕様ですが、オーナー様は当然走行性能も高次元で求められているお二人です。(写真撮影もローアングルからです!)
T-Max用は先日QUARTER DRAGONからのご依頼でワンオフ製作したローダウン&ブラックスプリングアダプター仕様です。どこまでもブラックにこだわり、そしてローダウンながら走行性能も引き出すという相反するご注文で苦労しましたが、オーナー様は大変ご満悦頂けたようです。慣らしで雪の中、御殿場まで行ってしまうぐらいですから完全に発病です。雪道までサスペンションの性能はカバー出来ませんので、本当にご注意下さい。僕も試乗しましたが、イメージは完全にコンフォートな高級車です。それでいて、アクセルをひねり怒濤の加速の中でも安心感に包まれます。いや〜完全に僕も発病! サスペンションだけでなく、駆動系を含めエンジンの仕上がりにも感動しました。アクセル開度に対してエンジン回転数と車速の全てがリンクしていて、コントロール性が素晴らしい! さすが、T-Max界のカリスマ四分一社長の仕事です。
TOURING FAMILYはリアの硬さを軽減したいとのことで、早速試乗。初めて乗るTOURING FAMILYは、走り出すと予想以上に軽快で、いいペースでコーナーリングできる不思議なバイク。しかし、頼りないフロントに対してリアのストローク感が感じません。バリアブルスプリングでかなりプリロードがかかっているので、O/H含めスプリングレート変更のメニューを考えてみようと思います。お客様がどんどん発病していくお手伝いをできるのは本当に幸せなこと。バイクに乗っている人の笑顔が増えれば、間違いなくこの不況の中でもバイクに乗る人が増えると思います。そんなことを感じずにはいられないお二人のお客様でした。ご来店、ありがとうございました!
舟橋 潤
久しぶりに天気のいい週末と少し寒さが和らいだおかげでしょうか…? 本日は、カウンセリングでのご来店が多い一日でした。
このZRX1200Rはフロントはスタンダード、リアがオーリンズでオーナー様は前後のバランスが取れていないことでお悩みとのこと。実際に乗ってみると、フロントが良く動くのに対して、リアの動きが感じられません。車体姿勢は大きく外れていないので、まずはリアを動かすことに焦点を当ててチェック。圧側が8戻し、伸び側が38戻しとバランスが悪いので修正し、軽量化された車輌に合わせてプリロードを抜いていきます。動き過ぎのフロントに対しては、動きを感じられるようになったリアに合わせるように、プリロード→伸び側→圧側の順序でセットアップ。
仕上がりにオーナー様も満足頂けたようで、お店を出てからしばらくして、ご丁寧にインプレッション報告の電話を頂きました。しかも、だいぶ遠回りして帰ったようで、また発病者を一人増やしてしまいましたV
よくある質問で、『セッティングをする時、フロントとリアのどちらから手をつけたらいいのか』と問われますが、僕はストロークをしてない方(動きが感じられない方)からお薦めします。また、前後のピチングバランスを確認するには、ライダーの重心に対して前後のストローク感をシーソの真ん中に乗れるようにイメージしてセットしていくと分かりやすいです。(もしかして例えが分かりにくいかも…) 興味がある方は、今月末27日開催のサスペンション講習会に参加するか、バイクに乗ってカウンセリングにご来店下さい。バイクはサスペンションセッティングによって、もっともっと楽しくて安全な乗り物になりますよ!
舟橋 潤
先ほどイベントページにアップしました『OHLINS TRACK DAY 2010』が4月16日(金)に開催されます。このイベントは、OHLINSユーザーでサスペンションセッティングに興味のある方には、これ以上ない走行会になる予定です。これからサスペンションセッティングをしてみたい、サーキットでサスペンションの性能を存分に発揮したい人にも打ってつけのイベントです。
ラボ・カロッツェリアのスタッフが総動員で待機し、どんな質問にも答えてくれます。僕も講師&インストラクターとしてゲスト参加しますので、是非興味のある方は申し込み下さい。
まだまだ寒い日は続きますが、そろそろ春に向けて走り出すプラン立てと準備をしてみて下さい。ちなみに、発病中で暖かくなるのを待ちきれない僕は営業時間もすぎたので今から脳内活性の為にひとっ走りしてきます!
舟橋 潤
カテゴリー プライベート
ここ数日は昼間は打合せやお客様とカウンセリング、営業時間が終了してから夜遅くまでというか朝早くまで作業という日々が続いています。このご時世で忙しいというだけで、ありがたいことなので全く疲れは感じません。G senseが誕生してから1ヶ月があっという間にすぎ、最近ようやく『独立したんだなぁ〜』と実感が湧いて来ています。(だいぶ緊張感のないヤツです、僕は…)
僕は最近すごく運がいいのですが、何かを強く必要とすると手助けしてくれるベストな人物が目の前に訪れてきてくれます。こんな経験は今までないのですが、本当にこの重要な時期にベストな人と巡り会えるのは幸せなことです。昨日は会計士さんと顧問契約を結びました。彼も最近訪れてきてくれた人の一人です。本日も問屋さんと商品展開の打合せだったのですが、つい2週間前に訪れてくれた方です。この素晴らしいホームページを作ってくれている方も数ヶ月前に出会った方です。その他、あと5名いるのですが、新たな出会いから生み出されているものがすごいパワーになってG senseを支えて頂いています。偶然ではなく、全ては必然なのでしょう。お客様や新たな出会いに『感謝』して毎日を一生懸命に生きて行けば、必ず明るい未来が待っているはずです。不況だとか、現状の不満をぼやくより、『いま何をするかで、将来が決まる!』を肝に命じて行きます。
舟橋 潤
不況のあおりでレース撤退のニュースが叫ばれる中、新たに始まる注目のレースがあります。ツインリンクもてぎで開催のネオスタンダードクラスや各サーキットで開催される250ccツインクラスです。
そのベース車輌となるレーサーVTR250を昨日からお預かりしています。レースベース車輌だけあって格好良く、ノーマルの面影が全くありません。しかもレギュレーションで買い取り規制も入るので、製作するにも予算に限りがあるし、これからの時代にあったレース車輌になるでしょう。また、パワーや車重的にもこれからレースに参加してみたい人にはお薦めできるクラスでもあります。もて耐参戦にもうってつけですね! 今後レースを盛り上げて行くには絶対欠かせないクラスになるでしょう。
今回のご依頼は、オーリンズのリアショックワンオフ製作依頼です。ただ、リアだけ変えてもタイムアップに繋がりにくいので、フロントフォークの仕様変更を含めたご提案をさせて頂きました。また、作るだけでなく僕が実際にサーキットで走らせてセットアップまで含めてご依頼頂きました。
コスト的にも制限のあるクラスなので、いかにローコストでタイム短縮につなげられるかがポイントになります。作り手の腕が試されるようで、やりがいがあります。これからメニューを組み立てていきますが、一番コストパフォーマンスの高いタンク無しの46DRもしくは、オプション設定で車高調整付きで製作してみます。フロントフォークは、オーリンズスプリングkitを使い、季節でオイルを使い分けて油面調整の範囲でいいものを作ってみようと思います。
データーが揃い次第、G sense kitとしてフロントリアセットでの設定があると、ユーザーにとってもいいのかな? アイディアを色々出していきます!
舟橋 潤
カテゴリー お客様カウンセリング, メンテナンス
相変わらず天気が安定しませんね。寒いだけなら我慢できますが、さすがに路面が濡れているとグリップを感じられず危険です。今日は、昼すぎに何となく乾いている状況を見計らって08年型YZF-R1の試乗をしました。
TTX36のゴツゴツ感で悩まれて先週末からお預かりしている車輌です。正直なところオーリンズの設定の中には、日本人の体重には少し硬すぎる車種があります。特にスーパースポーツに多く見られるのですが、サーキット寄りなスプリングレートであったり、減衰特性が見受けられます。R1も例外になく、市街地やワインディングでは硬く感じられる車種です。特にこの車輌は、フルチタンマフラーが装着され、シート下がかなり軽量化されているのでなおさらです。
まずは、お預かりした状態で現状を確認します。サーキット走行にも適したハイグリップタイヤに変わっているのですが、タイヤのハイト(直径)が大幅に変わっていることで、かなりリア上がりな姿勢になってしまっています。リアショックが入りにくく、硬さが際立っている要因になっていることを確認。お客様が悩まれているのもうなずけます…昨年のもて耐で僕自身もこの’07-08R1でリアの車高を下げていく方向でセットアップして劇的に良くなった経験を思い出しました。
今回のリセッティングメニューとしては、リアの車高調整をしてから、ワインディングでもしなやかに動かす方向でスプリングレートを下げてみようと思います。あとは、天気の回復を待って前後のピッチングバランスをバッチリ整えて行きたいと思います。予報は今夜も雪… バイクシーズンの訪れはまだまだ先のようです。
PS.長年レースで乗り馴れたR1はやっぱりしっくりきます。目玉ヘルメットとのコーディネートもバッチリ!
舟橋 潤