急ではありますが明日2月23日は終日休業とさせて頂きます。予めご了承ください。
先日もブログに書いたTTX36のバルブ比較テストに行ってきます。全てが把握できて心のモヤモヤが取れるといいな! 小山知良選手も一緒にテストに参加してくれるので、楽しく有意義なテストにしてきたいと思います。結果報告はまた明日します!
舟橋 潤
カテゴリー ショップ
決して洗練されているとは言えない、でも今でも古さを感じさせないこの面構え。すでに10年が経過したK1ですが、このマスク同様今でも古さを感じさせない走りに今日はすっかり虜になりました。十分速いし、それでいて尖ったところがないので現行の隼をおもいっきり軽量化したような乗り味で、久々にどこか遠くまで走って行きたくなる要素を持っています。スペック上の数値やレースベースとしてのポテンシャルを追求しすぎた現代のスーパースポーツバイクに失われた物が、たっぷり詰まっていて味わい深いものを久しぶりに感じました。
考えてみれば、この頃のレースベースのバイクは750ccでしたね。このモデルが尖る必要が無かった時代背景もあるんでしょうね〜 本当に乗りやすい!
お客様は、前後サスペンションともにO/H時期でもあるので診断を希望されご来店頂きました。現状でタイヤのコンディションが良くないこともあり、前後サスペンションをO/Hする前にタイヤ交換を優先するようにお薦めしました。タイヤのコンディションがあまりにも悪い状態で、サスペンションを良くすると転倒につながることがあります。
僕も何度もこの罠に陥っていますが、サスペンションが良くなると何でも出来る気分になり、過信して転倒… 当店はサスペンションサービスを提供していますが、基本はバイクを『より安全に、より快適に、より楽しく!』することが仕事なので、計画的にバイクライフを楽しめるプランも一緒に考えてご提案しています。サスペンションを何かすることが目的ではなく、バイクを『より安全に、より快適に、より楽しく!』する為のサスペンションサービスを心がけています。
舟橋 潤
以前のブログにショック単体として完成した時にお見せしたことがあるとは思いますが、本日再度車輌に付いた状態で試乗セットアップをさせて頂いた前後OHLINSカラーオーダー品が装着されたCB1300SFです。オーナー様とは何度も色の打合せをさせて頂き、またTTX36用Compアジャスター流用のアイディアを頂いたりとカラーオーダー含め初の試みが詰まった僕の中でも思い入れのある一台です。
もちろん見た目だけでなく正立フォークはG senseスペックにアップグレードし、装着された他の最高級パーツの性能を存分に引き出しています。乗り味はまさに最高としか言いようがないです! 全く角のない乗り心地と無駄なピッチングをおこさない軽快感を兼ね備えた仕上がりは、上質なものに乗っている感覚がビシバシ伝わってきます。一切の妥協無く思う存分仕事をさせて頂けるオーダーを頂いたオーナー様には本当に感謝です。
舟橋 潤
カテゴリー 製品情報
この数日、僕と関野の頭の中を占領しているTTX36の新しい心臓部(バルブ)です。左側が2008年に登場した二世代目で、右側が今年登場した四世代目の心臓部です。心臓部と呼んでいるだけあって、オイルが流れるこのバルブの穴の形状が変わるだけで、ショック自体の性能そのものが大きく変わります。シムの厚みや並びを変えるのは、ある意味調整の範囲であって、根本的な性能やキャラクターを決めるのはバルブです。二世代目がかなりの優れものなので、それに変わる新型四世代目の性能が気になるところです。
そもそも、先日初めてこの新バルブが搭載された隼用TTX36に乗って、その乗り味が従来品と印象が違うことに端を発して頭の中を占領し始めました。未だ新バルブの情報がない中で、気になって夜も寝れないので来週サーキットでテストをすることにします。情報が出てきたところで、体験に勝るものはないので! 新型四世代目もしっかり把握して、優位性を引き出したいと思います。
舟橋 潤
ブルー光線が『ピカーン』と光るライディングジャケット〜 カッコ良すぎです! たまにはサスペンション以外の話題を取り上げてみました。本日RSタイチさんから送られてきた新作ジャケットがあまりにも画期的なのでご紹介です。今までありそうで無かったELブレードが背中に装着され、夜間走行で目立つこと間違いなしです。
カッコ良く目立つことが本来の目的ではないですが、夜間の被視認性を格段に高めるEL発光体を装備することで自身の被視認性を飛躍的に向上させて安全性に繋がります。しかも、スイッチ切り替えで”点滅”もします。
単三電池二本を内ポケットに装備しているのですが、全く気にならないしこれはいいです。今夜は暖かいし、点滅させながらナイトツーリングに出かけちゃいます!
舟橋 潤
いや〜暖かいってやっぱり気持ちがいいですね。久しぶりのライディング日和で、もちろん今日も乗っちゃっています。CBR600RRですが、リアショックのOHLINS TTX36のO/H依頼&セッティング出しです。
今年に入って何でだか入庫してくる車輌のスーパースポーツ率が高くなってきています。町中で走っている姿はあまり見かけないので不思議ですが… しばらくの間ツインショックを装着した車輌に乗っていない気がします。まぁ特にジャンルを問う事なくやっているので、2輪でショックが付いていれば何でもご相談下さい!
発売からすでに4年目となり、TTX構造もだいぶ浸透してきたように感じます。洗浄後の写真は未だ全バラになっていませんが、TTXの特徴として部品点数が非常に少ないです。部品点数が少ないと何か簡単に組みバラしできそうな気になりますが、部品点数が少ない方が一カ所一カ所のトルク管理や組み方が重要になってきて、作業者の腕の差が出やすいです。関野が丹念に組み上げただけあり、お預かりした時とは別物の動きで天気同様気分爽快です!
舟橋 潤
ここ数日間の天気は本当に目まぐるしいですね。急激に冷え込み積もったと思った雪も一気に溶けてしまう変わりよう… それに波長を合わせるように僕の体調も目まぐるしく良くなったり、悪化したり…。昨日は定休日なので久しぶりに何も仕事をしない日と決め込み、ゆっくり休みました。
天気と僕の仕事量は常に連動です。簡単なのですが、路面が濡れている時は仕事がどんどん溜まり、乾くと一気に進めなくてはいけないので、2日間の雪の後の日曜日はほぼ一日中バイクに乗って確認&セットアップ。
その中で、先日紹介したGSX1300R隼用TTX36を装着&試乗をしました。お客様も朝から凍結する路面の中、遠方からご足労頂いているので気合いが入ります。
装着しての印象は、従来品のS46とも従来他モデルTTX36の印象とも少し違った新しい感覚です。なかなか言葉で表現できない部分ですが、良く動く従来のTTX36以上に良く動く。圧側は従来と変わりがないのですが、伸び側は通常より強める方向にセットして上げた方が、違和感がないと思います。止まる事をしらないOHLINSの新たな試みが始まっていますよ!
舟橋 潤
『GSX1300R隼用TTX36が新発売&入荷!』
http://gsense.jp/addmore/whatsnew/4720
本日、非常に珍しいTTX36が作業依頼として入庫したのでご紹介します。確か、2009年にOHLINSから数量限定で発売されたLimited Editionです。MotoGPレプリカ品として発売され、圧側、伸び側の減衰調整がスペシャル品になっているのと、プリロードアジャスター調整ノブが装着されています。まぁ、見た目だけで中身は通常品と何ら変わりがないのですが…
このショックは未使用品にも関わらず、ショック全長変更の為にエンドを交換し、スプリングレートも変更になりました。
MotoGPレプリカ品としての演出として、一般の人がみれば訳の分からない数字が入ったテプラも貼ってあります。この数字は、作業者がショックの仕様を判断する時に使うOHLINS内部の暗号です。当店で仕様変更されたショックにも、同様のOHLINS暗号とG sense独自の暗号の両方を記載しています。G sense独自の暗号はもちろん僕と関野だけしか分からないもので、企業秘密です。最近、仕様変更したお客様から『この数字の意味は何ですか?』と丁度聞かれたばかりだったので、ネタにしてみました。
舟橋 潤
天気だけはどうすることも出来ません… 朝から予報どおりここ横浜もずぅーと雪です。本日お渡しできる完成車も、入庫予定だった車輌やこの週末のご予約も大きくスケジュール変更が必要です。
このYZF-R1も昨晩作業が終了し、残すところ最終セットアップの時点で止まってしまっています。そう、写真を撮っていると走り出すその瞬間をじぃーと待っているように見えます。OHLINSスプリングを組み込んで仕様変更したフロントフォークもO/HしたリアTTX36もその瞬間に備えて待機しているように感じました。
僕が走り出すその瞬間を待ち遠しくしているからかもしれませんし、作業し手を施すことが物への感情移入が出てくるのもあります。今回は、オーナー様が筑波サーキット10秒切りを達成されたので、次のステップに合わせて仕様変更&メンテナンスです。OHLINSスプリングでレートアップと考えたセッティグメニュー、作業、そして最後の仕上げで確認が待ち遠しい。バイク同様、その瞬間をじぃーと待ってみます。
舟橋 潤
3日ぶりのブログアップになってしまいましたが…、ここ数日インフルエンザではないのですが風邪がなかなか良くならず、夜は早く寝てしまっていて…書けずじまい。やっと復活したので、8日の榛名モータースポーツランドでのNSF100&TTX36テストレポートです。
今回はお客様からのご用命で榛名でNSF100にご購入頂いたTTX36を装着し、セッティング出しまでやらせて頂きました。真冬でもやっぱりサーキットの仕事は楽しい! 初めての榛名ということもあり、榛名と言えば青木三兄弟の地元、そして長男宣篤兄さんがチャリトレの途中にわざわざ駆けつけてくれました。アドバイスは、『とにかく行けるところまで、行け!(宣)』…『ラジャでございます!(僕)』。宣篤兄さんのNSF100の参考タイムだけ教えてもらい、セッティングを煮詰めながらとにかく行けるとこまで… 当たり前ですが、兄さんのタイムには及ばないものの、何とか1秒落ちまで行けたし、何よりお客様もタイムアップ&乗りやすいと喜んで頂けました!
舟橋 潤