発売されたばかりのGSX1300R隼用のOHLINS TTX36(SU026)が入荷してきました。あれ? 減衰調整のダイヤルノブが無い…と思いきや、MotoGPマシンに採用されているものに変更されています。好みで分かれると思いますが、僕は一般的にストリートで使うならダイヤル式が使い勝手がいいです。ただ、レースになると整備性が圧倒的に新タイプがいいです。2011年モデルには、是非スーパースポーツのラインナップとNSR mini/NSF100用HO890に採用して頂きたいものです。隼には恐らくスペース的に工具を使う方がいいのだと予想されます。
何だか、減衰調整にばかり話題が先行しましたが、隼用にTTX36が発売されたのはとても嬉しいです。TTX機構って、何かレースモデルのように思われますが、僕は一般道の方が恩恵が得られる特性だと思います。リアショックのストローク感が分かりやすく、良く動く特性で乗り心地がものすごく向上します。しかも、伸び側、圧側減衰がそれぞれ完全に独立して変化するのでセッティングも明確で簡単です。装着して、試乗したらインプレッションを書きます! 今から楽しみだ〜

舟橋 潤
『カロッツェリアジャパン新製品情報SU026』
http://www.carrozzeriajapan.co.jp/ohlins/2w/SU026.html


言わずと知れたOHLINS倒立フロントフォークの最新機種FGR&T。車種対応ラインナップが少ないですが、40万円弱で買えるフロントフォークとしてはとてもクオリティーが高いと思います。フォークボトムが一体式アルミ削り出しで、美しさも抜群です。
今回は、YZF-R1用のFGR&TをFZ1フェザー流用の為にスプリングレート変更を行いました。標準でついてくる9.5N/mmから10N/mmへの変更ですが、合わせて油面も調整致します。そして仕上げは走行を繰り返し、プリロード、伸び側、圧側と調整をしていくのです。いつも、サスセッティグは料理のようなものと言っていますが、FGR&Tのような高級食材の場合でも調理方法を間違えると、全く美味しくないものになります。


素材がいいとある程度ごまかしも効く部分があるだけに、高級食材が持つ本質のうまみをうまく引き出さないともったいないです。また、今回のようにブレーキも強化されている場合はその特性も考慮してセットアップしないと、Bremboというこれまた高級食材が台無しになります。いい素材をただ取り付けてカスタムするのではなく、いかに本質を引き出せるかに着目すると乗る事が本当に楽しくなるいいバイクが出来上がります。

舟橋 潤


今日は人生初の電動バイクに乗りました。パット見は普通の原付バイクのようですが、何とエンジンではなくモーター、ガソリンではなくバッテリーで動く2輪車です。試乗した感想から言うと、これはバイクではありません。新ジャンルの乗り味で、バイクにはない浮遊感を伴った加速が楽しいです。時速40kmしか出ないので何とも言えませんが、これが200km出る乗り物になったら、スゴい感覚が得られそうです。
ただ、電動バイクに乗って改めて内燃機関(エンジン)の素晴らしさや躍動感のある加速の魅力を再確認しました。間違いなくサスペンションの動き方やピッチッングモーションも変わってくるだろうなぁ… これからの時代は電動バイクが普及するとは思いますが、何はともあれサスペンションが付いているのでまだまだ仕事にはありつけそうです。

舟橋 潤
『電動ecoスクーター』
http://scooter.tokyo-marui.co.jp/


本日はFZ1用OHLINSリアショック(YA628)のO/Hと合わせて仕様変更をご用命頂きました。主な変更点は標準の120N/mmスプリングが硬く感じる為、110N/mmにレイトダウンと、リアタイヤサイズを190/50→190/55へ変更に伴ったショック全長の変更です。55扁平にすると、当然タイヤ外径が大きくなりリア高な姿勢になってしまいます。なぜだかYA628は全長調整が装備されていないモデルの為、内部の仕様変更で長さを変える必要があります。これは、ある程度試乗した段階で数値で決めうちしなくてはいけないので、経験がものを言います。
お預かりした状態は、リア高な姿勢の為低速コーナーでフロントの切れ込みがみられたり、リアショックのストローク感が無かったりと、今回のメニュー内容になりました。全ての190/55サイズを履いたFZ1に当てはまることはありませんが、当店では一台、一台、試乗して出ている症状で判断し、メニューを決めているのでオーナー様のリクエストとのギャップが少ないと思います。答えのないサスセッティングだけに、作業内容やメニュー自体がお客様個々のワンオフでなくてはいけないと常々思っています。

舟橋 潤


先月、今月とシーズンオフの人気商品となっているのが、この小さな箱に収まった小さなOHLINS TTX36です。箱がリニューアルされ、ショックが入っているとは思えないサイズで何とも愛らしい! 以前のブログにも書きましたが、僕と関野にとって最も思い入れのあるショックでもあるので、かなり親バカ状態です。
そんなNSR mini/NSF100用TTX36(HO890)が2010年度当店売上No1ショックに成長し、今年に入っても問い合わせが殺到しています。全国大会での望月選手、海斗選手を筆頭に各地で装着ライダーの活躍のおかげで、小さな人気者になった訳です。当店でも関東近郊サーキットでデーターを集め、独自のスペックまで出来上がりました。G senseスペックは新品購入時はプラス¥10,500-、すでに持っている方はO/Hと合わせて仕様変更¥26,250-で承っています。仕様変更内容は、ご来店または電話にてお問い合わせ下さい。

舟橋 潤


寒い日々が続いていますが、仕事とは言え毎日楽しくバイクに乗らせてもらっています。この時期にバイクで楽しむための注意点は、何と言っても走り始めのタイヤの暖め方です。特にリッターバイクでスポーツタイヤを履いている車輌は十分な注意が必要です。タイヤを暖めるコツを知りたい方は、お店に遊びにきたときにでも聞いて下さい。
この隼は前後サスペンションO/Hでご用命頂きました。ノーマルサスペンションですが、しっかりメンテナンスをするのと全くしないのでは雲泥の違いが出ます。
エンジンオイルは距離をしっかり管理してこまめに交換する方が大勢いらっしゃいますが、サスペンションは未だに知られていないのだと思います。エンジンオイル同様、サスペンションオイルも経年劣化するので交換が必要です。特にフロントフォークオイルは1年又は1万km程度で交換をお薦めします。O/Hまでしなくても、こまめにオイル交換をするだけでコンディションは保てます。今月はすでに予約が埋まっていますが、寒くて乗らない時期にこそメンテナンスをお薦めします! 寒くてもバイクは楽しいですが、やっぱりシーズンインが待ち遠しいですね〜

舟橋 潤


本日ご紹介するのは、T-Max三型用AndreaniフロントカートリッジKitです。スポーツスクーターという分類に入っているT-Maxではあるものの、フロントフォークの動きはやや弱い印象があります。もともと車重もそれなりにあるので、ブレーキを強化するのと合わせてフォークにも手を入れたくなります。
今回は初回O/Hだけでなく、更なる追求で仕様変更を施してみました。ブレーキ特性に合わせて、油面の見直しと伸び側減衰をワンランクアップ、ストローク量も変更してみました。
カートリッジ式への変更は、単に性能がアップするだけでなく減衰特性を簡単に変更出来るのもメリットです。せっかくのメリットも最大限活かさないともったいないです。OHLINSもそうですが、もっともっとメリットを活かさないと、豚に真珠じゃないですが、宝のもちぐされになってしまいます。高価なOHLINSが付いていると満足するのではなく、最大限活かす方法を皆様にお伝えするのが当店の使命です。
どんな車輌でもお気軽にご相談下さい!

舟橋 潤


昨年末からお誘い頂いていたチャレンジサーキットさんの走行会にゲストとして4月17日(日)開催の富士ショートコースと5月21日(土)開催の日光サーキットに参加させて頂く事になりました。4月17日(日)開催の富士ショートコースはすでに参加者募集が始まっていますが、是非G senseからも参加を募りたいと思います。詳細は下記チャレンジサーキットHPで確認してから直接申し込み手続きをして下さい。また、G senseからの参加と分かるよう、エントリーフォーム最下部の備考欄に『G senseからの申し込み』と記載下さい。
何と言っても、クラス分けがとても明確で、そして走行代がとてもリーズナブルなのが特徴です。サーキット未経験者からベテランまでクラスが5レベルで分かれているので、安心ですね。参加費無料の15分体験クラスも用意されています。あくまでも走行会なので、スキルアップライディングスクールのようにライディングを学べる内容ではありませんが、是非サスセッティングを試す機会やライディングを楽しむ場としてご活用下さい。

<チャレンジサーキット>
http://www.challenge-circuit.jp

舟橋 潤


久しぶりのブログアップです。15日には無事帰国していたのですが、帰国直後からどうやらインドネシアから持ち帰ってしまった食中毒で仕事にならず、16日の午前中にご予約頂いていた試乗セットアップをこなすも、その後完全にダウン… 未だ完治とは言えませんが、本日より通常業務に戻りました! 
すでに新年が明けて半月が経過していますが、今年初のセットアップ車はCB1000SFのリアショックOHLINS化です。PROJECT BIG-1のコンセプトを具現化したモデルとして1991年に発表された車輌。
すでに20年の月日が経っているので当然リアショックのコンディションも悪化しています。と言うか、まるで減衰が無い状態だったので、調整機構はプリロード調整のみですがリーズナブルなHO143をお薦めしました。OHLINSは高価というイメージが先行していますが、このHO143は¥93,450-(税込み)で純正ツインショックの価格と遜色ありません。どうせ、純正品を買い替えるならO/Hも出来て性能も高いOHLINSの方が間違いなくお買い得です。
長く大事に乗りたい車輌には、O/Hが可能で性能維持やオプションスプリングなど充実しているOHLINSが絶対にお薦めですし、何より当店にて末永くお付き合い頂ければ何よりです。春のシーズンインに向けて、乗らない時期にこそ愛車のメンテナンスもご相談下さい。

舟橋 潤


久しぶりのブログアップですが、9日日曜日からインドネシアに出張で来ています。移動とネット環境が整っていないため、なかなかアップできない日々が続いてましたが、やっと都市部(サーキット周辺は別世界です)に戻ってきました。今回はテストライダーの仕事で、インドネシアのチーム複数のマシンをテストしています。月曜日から始まり本日でテスト4日目、明日は午前中だけテストし、夜には帰路に着きます。
インドネシアには若い速いライダーが沢山いるのですが、彼らはみなプロライダーでインドネシア一般平均年収の約10倍も稼いでいるそうです。日本のプロ野球選手と同じような扱い…これも環境の差かもしれませんが、日本のライダーが置かれている状況とはかけ離れています。
インドネシアの若いライダー達は、勢いだけは本当に光るものがあるのですが、チームの技術力を含め、サスセッティングに関しては無知です。この数日で何台も乗っているのですが、とてもやりがいが合って、ライダーやチームに喜んでもらえるのは本当に嬉しい〜 言葉や文化を越えて、バイクを通じて分かり合える素晴らしい日々を送っています。バイクはやっぱり最高!
舟橋 潤


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