ZX12R天気が回復した本日はZX12Rにお乗りのオーナー様のご依頼で試乗セットアップをさせて頂きました。何でも、オーナー様はつい最近転倒されてすっかり不安を抱いていたので、しっかり試乗確認しました。
乗る前の時点で、多くの不安要素がすぐに見つかりました。フロントフォークはオーリンズが装着されているものの、DUCATI998R用を流用していて、フォーク長が短い、スプリングレート、減衰特性までがZX12Rには到底合いません。フォーク長が短い為、突き出し量は何とマイナス10mm… オーリンズだが、DUCATI998R用を流用

しかも、ステムまでもが流用品の為、オフセット、キャスター角までもが変わっています。中古車で購入し、何も分からずままオーナー様が転倒してしまったのもうなずけます。幸い大きな怪我もなく、ご相談頂き現状をご理解頂けたので、良かったです。
いつもカウンセリング時に話していることなのですが、オーリンズは装着さえすれば全てを解決してくれる魔法の金の棒ではありません。正しい装着、正しいセッティングでなければ、本当にただの棒にもなります。見た目がカッコ良くても、走り出せばメッキが剥がれていきます。厳しい言葉を書きつづっていますが、バイクは使い方を間違えると危険であることを身を持って体験してきた人間としての発言であることを理解下さい。逆に、正しい使い方をすればこれほど楽しい乗り物はない! と断言できます。他の車種から流用して使用している方は、是非ご相談ください。

舟橋 潤


宮崎敬一郎さんご来店数日前の話になってしまうのですが、月刊オートバイやその他多数のバイク専門誌でジャーナリスト&テストライダーでご活躍されているK16こと宮崎敬一郎さんにご来店頂きました。敬一郎さんとは10年ほど前からのお付き合いをさせて頂いていて、僕がライディングスポーツのテストライダーをやっていた頃から色々教えて頂いている大先輩です。敬一郎さんも探し求める心『探究心』の塊で、いつもバイクの話で盛り上がります。
特に最近はサスペンションの話が中心で、それもトレイルバイクです。前から林道ツーリングに誘われているのですが、なんせバイクがないので… 早く買わなきゃです! 敬一郎さんと話をしているともっともっとバイクのことを知りたくなるし、自然と『探究心』を植え付けて頂いています。こんなに偉大な先輩にかわいがってもらえる僕は幸せ者です!

舟橋 潤


Andreani製ステアリングダンパーkit久しぶりの商品紹介です。Andreani製ステアリングダンパーkitは、オーリンズのステアリングダンパーをベースに各車種ラインナップ用のアダプターが付属するkitです。以前、第一弾としてFZ1用を紹介しましたが、第二弾としてZ1000、Z750用が入荷致しました。
装着はトップブリッジに固定するタイプなので、減衰調整もしやすくカスタムのアイテムとしても目立ちます。当然、スムーズなステアリングフィールが得られることは間違いありません。どんな車輌にもステアリングダンパーが必要だとは思いませんが、走るシチュエーションに合わせて減衰調整をしてあげると、バイクのキャラクター自体も変わります。何より、腕に無駄な力がかからなくなり楽になりますよ! 価格は¥82,950-(税込み)で、現在在庫していますので興味のある方はお早めにお求めくださ〜い。
舟橋 潤


DUCATI1098S本日もお客様からのご相談の中で一番多いDUCATIです。1098Sは初めての車輌ですが、昨年須貝選手のレーシングサポートを担当させて頂いたので、ある程度の傾向と対策は把握できています。また、916系や999系と比べると、完成された乗りやすいバイクです。
オーナー様のお悩みはリアの突き上げ感の解消と、サーキットとワインディングの両立できる足回りです。フロントはプリロードを全抜きまでしないと動きが出ないは、リアは社外品のリンクロッドで車高を下げたりと、色々対策をしたものの、悩み深いようでした。
今回の試乗セットアップで把握できたことは、フロントは油面で対処する、リアはスプリングレートを上げることです。リアの突き上げがひどいのにレートを上げる発想は、一般には理解しにくいかもしれませんが、DUCATIの場合ストロークが短いのでプリロードを抜けるようにした方が、動きが出ます。
オーナー様にも、方向性をしっかりとご理解頂けたようなので、作業ご依頼を楽しみに待つ事にします。また一台いいDUCATIが仕上がりそうです!

舟橋 潤


本日は、T-Maxで前後Andreani OHLINSをローダウン依頼頂いたオーナー様のセットアップ試乗をしました。机上の計算でフロント40mm、リア8mmショート(プルロッド式サスペンションなので厳密には8mmロング)してローダウン化しているのですが、実際には前後のバランスが合っていませんでした。試乗してみても軽快感が得られていなかったので、現車でセットアップ! 机上の計算や予測でサスセッティングが出来る程、あまくはないので、やはり現車合わせが一番です。
セットアップする方法は、ビックスクーターだからと言って通常のバイクと特別大きな違いはありません。先日もブログで書いた車体姿勢を見直し、リアのプリロードを調整してリバウンドストローク量を大幅に変更しました。T-Maxで気を付けているのが、ハンドル操作で曲がるバイクではなく、しっかりとバンクさせて曲がるバイクにすることです。これには、車体姿勢がしっかりと合っていないと車重が重いだけに軽快でなくなります。今回のデーターは、G sense契約店のQUATER DRAGONにしっかりとフィードバックさせていきます。

舟橋 潤


ツーリングイベント二日続けてのイベント告知ですが、6月13日にナップス主催の「箱根ドライブイン湯河原峠」で開催されるツーリングイベントにG senseも出展します。イベント会場では30社を超えるバイク用品メーカー・車両メーカーが大集結して展示会や試乗会など各種催し物を開催予定! 僕自身の楽しみは、まだ手元には届いてないのですが、G senseロゴ入りテントをお披露目できる予定です。
お客様にとっての目玉は、限定5名様に試乗セットアッププログラムを通常価格の半額¥3,150-で行います。その他、OHLINS付き試乗車F800Rをご用意しています。丁度、BMWさんが試乗車でF800Rを持ち込むようなので、ノーマルと乗り比べしてみてもおもしろいかもです。また、QUARTER DRAGONのデモ車でOHLINS付きT-Maxも展示、試乗できる予定。展示するOHLINSショックも何か目新しいものをサプライズで用意してみます!
詳しいイベント内容は、下記のナップスHPにてご確認ください。
http://www.naps-jp.com/html/nrm/

舟橋 潤出店メーカー一覧


八代俊二ライディングスクール本日はイベントのお知らせです。7月19日(祝日月曜日)に柏南自動車教習所で月刊オートバイ主催の『八代俊二ライディングスクール』が開催されます。なぜ、僕があえて告知しているかと言うと、八代さんが大好きなことはもちろん、僕もゲスト講師として参加するからです! 先日、八代さんにご来店頂いた時に、何か一緒にバイク業界の為になる仕事をしたいなぁ〜 と漠然とお話をしていたのですが、今回月刊オートバイ編集部からご依頼を頂き実現しました!
どうですか、こんな内容の濃いライディングスクール! 元GP500ライダーの八代さんが直接指導してくれます。僕も、サスセッティング講座を開かせて頂いたり、一緒に走って八代さんのお手伝いをします。しかも、少人数の20名限定です。ちょっとでも気になった方は、下記の内容をご確認のうえ、すぐにお申し込み下さい! 楽しく八代さんの一流テクニックを学びましょう!         舟橋 潤

<月刊オートバイ7月号 P73から引用>
開催日:7月19日(祝日月曜日)
募集人数:先着20名(キャンセル待ち可)
場所:柏南自動車教習所
千葉県柏市高柳21番地
講習時間:10時〜16時
参加料金:2万円(保険代、昼食付き)
※応募方法
お名前と連絡先を記入の上、下記アドレスにメールして下さい。確認後、こちらから返信致します。メールの件名は必ず「八代スクール」と記載して下さい。
※応募先 autoby@motormagazine.co.jp


Kawasaki Z1またまた美しすぎる車輌をお預かりさせて頂いています。30年以上前のバイクとは思えない程、状態が良く現代のパーツで固められたオーラーある車輌です。しかも、オーナー様は新潟からご来店頂きました。
試乗して分かったことは、ゼファー用OHLINS正立フォークが装着されているのですが、スプリングレートが明らかに足りません。また、リアのリバウンドストローくが全くなく(スイングアームも変更されている為)、ストローク感がありません。乗った感覚だけでなく、裏付けとして1Gの沈み込み量を数値で確認すると、ビンゴ!
足回りをセットアップフロントフォークのオイル交換&スプリングレート変更、リアショックの寸法見直し作業を進め、しっかりとセットアップしていきます。今回、Z1に乗ってびっくりしたのがエンジンパワーです。ボアアップしているとは言え、軽々とフロントが浮き上がる加速感! しっかり足回りをセットアップすれば、とてつもなく速いバイクに仕上がります。オーナー様はサーキット走行もされる方なので、最新のリッターバイクをも追い回せるような車輌にしていきたいと思います。

舟橋 潤


試乗車F800R先日のブログ効果でしょうか、早速F800Sにお乗りのオーナー様にご来店頂き、私情車ではなく試乗車F800Rが出動しました。オーナー様は跨がった瞬間に「これは別ものだ〜」と、まずは前後サスの1Gでの沈み込むフィーリングとステアリングダンパーの滑らかな動きに感動して頂きました。
走行後のインプレッションは、「良く動くのにコーナーリングがシャープ!」とのこと。突き詰めてセットアップしたF800Rを評価して頂き、本当に嬉しいです。
F800S用ステアリングダンパー
そして、その場でステアリングダンパーをご購入頂き、早速F800Sに取り付けてみました。残念ながら、ステアリンダンパーはカウルで隠れてしまい横からは見えませんが、バイクに跨がると丁度カウルの隙間から見え、跨がりながらでも減衰調整ノブが回せます。またこのチラ見がいい感じです! 次回はフロントフォークの仕様変更もお待ちしています!

舟橋 潤


遠方からツーリングを兼ねてご来店明日で5月も最終日ですが、定休日が月曜日のG senseにとっては本日が最終日。今月を振り返ると、本当に長かった〜 今までになくバイクに乗った日々であり、今までになくサスペンションに触れた日々でありました。しかも、サスペンションが付いてれば、どんなバイクでもご相談にのっているのでメーカー、排気量、ジャンル問わず触れています。
色々なバイクに触れて改めて感じるのは、サスペンションセッティングが良くなると共通してどんなバイクも乗るのが楽しくなります。
レース車輌が2台入庫ハーレーであろうが、全く正反対な国産スーパースポーツであろうが、乗って楽しいバイクにセットアップしていく過程が楽しくてたまりません。
この週末も、遠方からツーリングを兼ねてご来店頂いたり、レース車輌が2台入庫したりと各オーナー様とじっくりお話をさせて頂き、ご用命頂きました。答えのないサスセッティングだからこそ、しっかり話を汲み取って問題点を探すカウンセリング、実際にバイクに乗って確認する試乗、ショックをバラして改善する作業、そしてセットアップ、どの行程も重要になってきます。一つ一つを丁寧に積み上げることで、『より安全に、より快適に、より楽しい』バイクが出来上がるのです。来月も、多くのお客様と向き合わせて頂き、いいバイク、そして発病者を増やしていきたいと思います!

舟橋 潤


SUSPENSION OVERHAUL サスペンションオーバーホールG sense G-FORK 41ΦCARTRIDGE G sense カートリッジG sense ONLINE STORE ジーセンス オンラインストアORIGINAL OHLINS G sense SPEC INSIDE / SETUP オリジナルオーリンズG sense COLOR ORDER SYSTEM ジーセンス カラーオーダーシステムSTROKE INDICATOR ストロークインジケーターFork Adjusters for OHLINS フォークアジャスターSkillUP Riding School スキルアップライディングスクール
  • オーバーホール納期目安
  • 4〜5週間
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