ただ者ならぬ雰囲気を醸し出しているのはOHLINSの2012年モデル最高峰フォークのFGR200です。通称OHLINSガスフォークですが、ワールドスーパーバイク(SBK)選手権や各国の選手権でリッタースーパーバイクに採用されているレース専用フォークです。またMotoGPマシンに採用されているものとほぼ同じもので、現在市販されて中で一番いいフォークです。当然、お値段もビックリ価格の諭吉100枚以上です!
このフォークは当店でご購入頂いたものではないのですが、先日遠方からご相談があり、何でも新品にも関わらず左右の押したフィーリングが違うとのことでした。早速送って頂き検査させて頂くと、確かに片側の減衰の出方が通常ではありません…完全なる出荷前検品されていない状態。
バラしてみると片側は見事にエアが混入しているOHLINSでは珍しいケースで、当然フリーピストン位置も左右でバラバラと残念な結果に… 念のため全てチェックする為に左右とも全バラにして組み直しました。
このところ円高による並行輸入品が増えているのも事実で、今回のようにハズレクジを引いた場合は文句も言えないのが実態です。あくまでも機能部品であることを認識して、保証、アフターメンテナンスやセッティングが相談できるお店で購入することをお薦めします。

舟橋 潤


立春を迎え若干寒さも和らいだことも影響してか、この週末はバイクでのご来店がとても多く、沢山のご用命頂きありがとうございました。特に今日は朝イチから先ほどまでずーと途絶えることなく、それぞれのお客様とそれぞれのバイクのお話をし、頂いている注文を漏らすこと無くこれから手配しなくては… と何とも嬉しい悲鳴です。寒い中ご来店頂いた皆様、本当にありがとうございした。

そして本日完成した一台はゴールドに輝くGSX-R1300隼です。OHLINSフロントフォークスプリングとリアTTX36をセットで装着させて頂きました。リアショック交換に合わせてフロントフォークスプリングも合わせて変更するとバイク全体がグレードアップした感じが一気に得られます。特に隼ノーマルフォークは、油面が高い設定でタイヤの接地感だけでなく、ストローク感が得にくいのが特徴なので、OHLINSの10.0N/mmに合わせて43R&Tオイルに変更し油面を合わせてあげるとガラリと良くなります。リアショックTTX36を投入するよりも変化を体感できるので、隼の場合だとフロントから手を付ける方が効果的です。
リアTTX36は、オーナー様の体型に合わせプリロード量を標準値から大幅に変更し、車高も下げて設定。いつものように最終的には、しっかり乗り込んで実走で確認しながら前後バランスを合わせお客様にお引き渡しとなりました。4月からのサーキット走行を一緒に楽しめる仕様に完成です!

舟橋 潤


極寒が続いていますが、それでも全国的にみるとどうやらここ横浜はまだマシな方なんですね。寒さにめっぽう弱い僕ですが、RSタイチさんからサポート頂いている最新ウインターウェアーのおかげで毎日元気にバイク乗っています!
ここ数日は、シーズンイン前ということもありレース関係のお問い合わせ、ご用命が殺到しています。全日本選手権から地方選手権、はたまたサーキット走行を楽しまれている方までご相談も様々です。
シーズンオフの間にO/Hメンテナンスをする、もしくはグレードアップするお話が多いのですが今回OHLINSの一世代前の倒立フォークFG3シリーズ用アップグレードkitをお薦めしたのでご紹介します。
このキット内容は写真の圧側、伸び側のピストン周り一式を交換するもので、心臓部を変更するので乗り味もガラリと変わります。全体的に減衰の高速側が高まるので、ブレーキング時のダイブスピードを押さえられたり、ニードルを締め込まないで使えて路面追従性が良いです。かなり前の話ですが、僕自身2005年YZF-R1でこのピストンを組込んだけで、もてぎで1.5秒短縮できた経験もあるので、かなりお薦めしています。
また、サーキットに限ったことでなく今さらながら街乗りでもお薦めなのが、DUCATIのSモデルに装着されている純正OHLINSなんかにもいいですよ!

舟橋 潤


今日から新しい月の始まり、そして引き続き『What’s next!』を自分にいいきかせ次ぎから次へと新たなことにチャレンジです! その一つが本日よりHPにアップされました新キャンペーンです。題して『What’s next 円高万歳還元』、そして第一弾は当店で人気のパーツT-Maxリアショックキャンペーンです。
詳細は下記ページでご覧頂きたいのですが、数量限定で売り切れ次第、第二弾、第三弾と円高還元可能な限り人気商品を続けていきたと思います。
今回はT-Maxオーナーの皆さん、必見ですよ! もちろん、2月11日までの『オープン2周年 Thanksプレゼント!』も残すところ10日間、あわせてご来店お待ちしています!

http://gsense.jp/addmore/campaign/whatnext-vol01tmax


久々にハーレーの登場です。このXR1200Xはハーレーの中では最も走りにふったモデルで、元々グレードの高いサスペンションが装着されています。ただ上を見たらキリが無いと言うか、より良くするのが当店の仕事なので、昨年はOHLINSリアショックのワンオフ製作をご用命頂き、今回はフロントO/Hと合わせてスプリングレートを変更しました。スプリングはXR1200X用を探していたらAndreani社が『Ciao、いいのあるよ!』なんて電話くれたので即仕入れました。
相変わらず強く願っていると何でも歩み寄ってくる強運の僕ならではのパーツチョイスだけで仕入れたのですが、ノーマル6.5N/mmに対して7.5N/mmにレートアップと数値的にも良いところ狙っています。さすが、Andreani社! 
ちなみに、ノーマルフォークはストローク量が多いのもありますが、動きすぎるのをプリロードや減衰で押さえるとゴツゴツ感が出ます。はたまた油面を上げると接地感が薄れるので、今回のようにスプリングレートアップを選択です。完成して走り出すと予想通り… いや予想以上にいいです。これはハーレーの完成系とでも宣言できる仕上がりにー! XR1200Xはフロント17インチ化するケースもあるようですが、むしろサスペンションに手を加えて18インチのままでもお薦めできますよ!

舟橋 潤


昨年何回か日光サーキットでの開催時に参加させてもらったチャレンジサーキットさんの走行会開催日が決まったのでお知らせします。今年も5月20日(日)開催のvol.22 富士ショートコースにゲスト参加させて頂く事になりました。そして、昨日よりすでに参加受付が始まっていますが、是非当店からも参加を募りたいと思います。詳細は下記チャレンジサーキットHPで確認してから直接申し込み手続き下さい。また、当店からの参加と分かるよう、エントリーフォーム最下部の備考欄に『G senseからの申し込み』と記載下さい。
チャレンジサーキットさんの走行会は何と言ってもクラス分けがとても明確で、そして走行代がとてもリーズナブル(日曜日の富士ショートコースで¥13,000-は破格です)なのが特徴です。サーキット未経験者からベテランまでクラスが5レベルで分かれているので安心ですし、ツナギを持ってない方も参加費無料の10分体験クラスも用意されていますよ〜 あくまでも走行会なので、スキルアップライディングスクールのようにライディングを学べる内容ではありませんが、お昼にサスペンション講習会をやったり、純粋にサーキット走行を楽しむ場としてご活用下さい。僕も初めての富士ショートコースなので、今から楽しみだなぁー 定員になり次第締め切りとなりますので、お早めに参加申し込みして下さい!

<チャレンジサーキット>
http://www.challenge-circuit.jp
舟橋 潤


本国OHLINSのWebをご覧の方はすでにお気づきだとは思いますが、2012年また一つ楽しみな商品がラインナップされます。倒立フォークの新作としては4年ぶり! 色んな意味で僕も気になってしょうがない今後を占う商品です。発売開始は恐らく春ごろだと思いますが、その名もFGRT200倒立フォーク。レース用ガスフォークFGR200の名を文字っているので間違えそうですが、あくまでもRoad&Track(一般道&サーキット)シリーズの最新作です。
現行のFGRT800シリーズと何が違うの? 位置づけはどこなの? 価格帯は? ラインナップは? っといい意味で取っ散らかること間違い無しなんですが…Hahaha! 分かりやすく言うとFGRT800倒立フォークとFGKカートリッジkitの中間を狙った、僕からするとどストライクな商品です。価格帯は僕が決められる訳はないので、ラボカロッツェリアさんに頑張ってもらう(もちろん円高とか考慮して…)として、重要なラインナップは現状のFGRT800シリーズと同機種あたりの最新スーパースポーツになると予想されますが、英文発表Available for a range of Hypersport bikesのニュアンスはどうとでも取れます。できればこの際、FG3シリーズで廃盤になってしまった’04-07CBR1000RRや’04-06YZF-R1、もっと欲を言えば41Φで600ccクラスにも適合するものが発売されれば最高! すいません、完全に妄想族です… 何はともあれ、OHLINS最高!というお話でした。

舟橋 潤


毎日寒い日が続きますね… そんな路面温度も上がらない日はタイヤのお話です。タイヤの話はサスセッティングにも大きく関わることなので以前にも何回か書きましたが、この時期は特にタイヤを暖めるのに神経を使います。当然ですが、タイヤに熱を入れてあげないとそのタイヤの性能を引き出せないどころか、しっかり加重をかけれません。もちろん、しっかり加重をかけてあげないとサスセッティグどころではないですからね… 
その前の段階で、試乗させて頂く車輌は必ず空気圧を計ってからでないと乗りません。長年レースをやってきてタイヤの空気圧や暖まり度合いを軽視して無駄に転んだ経験もあるので特に気を使っています。
本日カウンセリングさせて頂いたこのYZF-R1のオーナー様は、「コーナーリング中にフロントが安定しないから不安を感じる」という漠然としたご相談でした。試乗する前に空気圧を計測するとフロント1.9kgf/リア2.3kgfと低い…。オーナー様が体感しているものを共有する為に、そのまま気をつけて試乗するとやはりタイヤの空気圧が低いことが主な原因でした。この車輌のタイヤもそうですが、当店に来られるお客様でも一番装着率が高いピレリDIABLO ROSSO CORSAは特に空気圧の違いがハンドリングに露骨に出ます。
最適なタイヤの空気圧は、タイヤの銘柄、各車輌、路面温度(季節)、車体姿勢によって様々なので、サスセッティングをする前に、自分なりに空気圧の管理もしてみて下さい。また、タイヤの空気圧やタイヤ変更後にハンドリングで悩まれている方でも、お気軽にカウンセリングプログラム&試乗セットアップをご用命下さい。

舟橋 潤


What’s next?

カテゴリー 新着情報

気がつけば、2012年がスタートして早くも1ヶ月が経過しようとしています。今年は『What’s next?』をテーマに事前に新しく色んな目標設定したので、月日に終われている感じがします。前々職がライディングスポーツ編集部での仕事だったこともあり、毎月締め切りがあり毎月追われるように仕事をしていましたが、何だかその頃と似た感じです。ただ大きく違うのは、自ら締切を設けて自ら追い込んでいるので、追い込まれれば追い込まれるほど新しいものが出てくるし、やりたいことが増えていく… まさに表題の『What’s next?』な日々です。
僕がそんな状態だからなのか理由は定かではありませんが、関野も同様に自ら締切を設けて自ら追い込んでいるので、仕事がはかどるはかどる、間違いなくいい循環に入っています!
今日もまた新年から取りかかって来たことが一つ形になってあがってきました。近日中に公開できるよう、もうひと追い込みしてみます。

舟橋 潤


雪から雨の三日間でしたが、今日は午後から雨もあがりやっとバイクに乗る仕事が進みました。バイクに乗れない日々(たったの二日ですが…)が改めてバイクの楽しさを増幅してくれるもので、寒さ関係なく今日も楽しくセットアップさせて頂きました。
それもこのスペシャルなバイクだったからかもしれませんが、マラグーティF12をベースにマジェスティ250のエンジン改が乗っかったワンオフ製作スクーターです。
そして当店でこれに合うOHLINSツインショックをワンオフ製作させて頂きました。ベースとなったOHLINSはお客様が持ち込まれたGSX1100S刀用SU145です。ある程度ショック長を合わせ、スプリングレートを選択し、乗車1Gで適正な高さを見極めてから実走に移ります。走行を繰り返し、プリロード、減衰調整で方向性を見極めてから本体をバラし減衰特性の変更を施します。
急がば回れではないですが、手間はかかりますが一つ一つ実走確認が一番確実ですね。いい感じに仕上がりました!

舟橋 潤


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  • オーバーホール納期目安
  • 4〜5週間
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