急激に暑くなって、すっかり夏のようですね。毎日バイクに乗るのも汗だくになり、特にスーパースポーツは信号待ちで水温計が90度以上になり、ファンが回り出すと熱風地獄です。一昨日も一日中ミニバイクテストで沢山乗っているのですが、今年はインドネシアの亜熱帯雨林気候に鍛えられたせいか、あまり体がビックリしていない様子で相変わらず楽しく乗っています。
本日仕上がったばかりのZX-10Rですが、OHLINSリアショック(KA345)のO/Hと試乗セットアップでご用命頂きました。
さすがに2004年型で初めてのO/Hとのことで、汚れもかなり溜まっています。この様に汚れがひどいと、オイル漏れが出ているのかと疑いを持ちますが、運良く単なる汚れでした。ただ、汚れが溜まった状態でストロークさせたり、各調整箇所を作動させるとシール類を傷つけることになり、オイル漏れが始まります。
フロント、リア問わず、サスペンションの主動部(インナーチューブやシャフト部)は常にキレイに保つことが重要。日頃の洗浄方法は、パーツクリーナーなどのケミカルは使わず、水洗い&しっかり乾拭きが一番です。
当然ですがO/Hは全パーツをバラし、しっかり洗浄するので日頃の洗浄では届かない部分も新品同様に蘇るので、やはりメンテナンスと捉えて2年又は2万キロを目処にお薦めします!

舟橋 潤


久しぶりに商品の話です。サービスの開始以来、引き続き好評いただいているのがOHLINSのカラーオーダーです。新品購入時にも当然可能ですが、多いのがせっかくO/Hするのだから見た目も変化が欲しいという声です。
その中でも圧倒的に人気なのがブラック化! リザーバータンクのゴールドやスプリングのイエローがOHLINSのアイデンティティーなのですが、やや派手に感じる方も多いようです。このGPZ900R用リアショックも可能な部分は全てブラック化です。必然的にOHLINSロゴステッカーはホワイトですね。
そして、もう何本やったか分からない位圧倒的人気はOHLINS正立フォークボトムのブラック化です。キャリパーサポートも含めてオーダー頂くのが多いです。この部分の統一感が出るとグッと締まって見えてくるのが不思議。普段は形のない技術的なことばかり追っているので、目に見える美しさの重要性も写真を撮っているとふと気づかされたりします。

舟橋 潤


ご報告が遅くなりましたが、スキルアップスクールにご参加頂いた皆様、ありがとうございました。転倒者もなく、写真のとおり皆様が笑顔で終えられて僕も大満足です! 相変わらず、当店のイベントは天気に恵まれ、僕も一週間分は走り込んだかな? 今回は台数が少なかったこともあり、じっくり各車両のセットアップもみれたり、デジスパイスさん
http://dig-spice.com/jp/
のご協力もあって、走りの分析も新たな角度から見れてかなり内容が濃かったと思います。
次回開催は10月16日、サーキットイベントやツーリングイベントはお客様と一緒に楽しめると自分も元気が出るので、引き続きサスペンションサービスだけでなく、その先のバイクで遊ぶ楽しみを含めて活動を広げて行きますよ!

舟橋 潤


本格的に梅雨に再び突入したような天気です。しばらく雨の日が続く模様… 奇跡的に明日は曇りなので、これでもかと言うくらい一週間分乗り貯めしたいと思っています。昨日ブログで告知したように、明日は終日店舗は休業とさせて頂きますので、ご了承ください。
来週榛名スポーツランドでテスト予定のNSF100用フロントフォークを昨晩からコツコツと作業しています。NSF100をエンジンボアアップで125ccとかにすると、どうしてもフロントフォークも強化していかないとバランスのいいバイクになりません。
今回チョイスしたパーツは、10%レートアップのスプリングとMH松島さんとこの剛性の高そうなトップブリッジです。このトップブリッジが格好良くて、この剛性感に見合うサスペンションに仕上げなければとやる気が出ます! オイルロックピースを加工し、シートパイプにも若干手を入れ、当店でサポートするミニバイクライダーたちにも人気のOHLINS No10オイルを使用。リアTTX36 G senseスペックもかなり浸透してきていますが、フロントフォークオイルもOHLINSがかなりお薦めです。
良さげなフォークも完成したので、来週のテストがドライになるようにテルテル坊主でも作ろうかなぁ〜

舟橋 潤


今週末の予定ですが、19日日曜日は今年初となるスキルアップライディングスクール開催の為、お店は休業させて頂きます。ご来店を予定されてたい方にはご迷惑をおかけしますが、予めご了承ください。明日18日土曜日は、みっちりワクワク♪♪オープンしていますので、心よりお待ちしています!
毎度のことですが、日頃の行いがいいのでしょうか? 今のところ明後日は奇跡的に天気に恵まれそうです。ここ数日の雨続きでしっかりバイクに乗れていない分、サーキット走行で皆様と一緒に思いっきり発病し、アドレナリンを主とした色んなものを体内から出しまくりながら楽しみたいと思います。タイムアップを図りたい方、膝スリを実現したい方、初めてのサーキット走行を楽しみたい方、サスセッティングを煮詰めたい方、それぞれのご希望を叶えられるよう頑張っていきますよ! ちなみに、まだ定員に空きがありますので、下記ページから参加お待ちしていますよ〜
<スキルアップ ライディングスクール2011>
http://gsense.jp/addmore/event/2011ridingschool

舟橋 潤


関野がtwitterでつぶやいたように、今週はフロントフォーク作業ウィークになっています。OHLINS FGR&T、スーパースポーツの純正倒立フォークからNSR250Rの正立フォーク、はたまたミニバイクNSF100用まで加わって、常に作業場に何本もの棒が…。
リアショックに比べ、フロントフォークのオイル劣化は早いです。理由はいくつかありますが、主にリアショックのように加圧されていない構造上、オイルが常にキャビテーション(空洞現象)をおこしているからです。

当店では1年又は1万kmでのオイル交換、2年又は2万kmでのO/Hをお薦めしています。フロントフォークの動きが正常でないとフロントタイヤの接地感が薄くなったり、ブレーキング時に不安感が出ますからね…
O/Hやオイル交換時、またはリアショックをOHLINS化に合わせてフロントフォークスプリングの交換もお薦めしています。本日完成したこの現行YZF-R1もそうですが、ダイブスピードを抑えようとしてプリロードをかけていくとバリアブルスプリングの柔らかい部分をつぶしきって、初期で極端に硬さが出ます。写真右側2本が純正スプリング、左側2本がOHLINSスプリング、パッと見は変わりませんが(写真を拡大して見比べて下さい)レートが違えば、線径、巻き数、テーパー径が変わり、乗り味が変わります。チョイスしたスプリングに適正な油面調整も合わせて重要です。
見えない地味なパーツですが、フロントフォークの動きが変わる=走りが変わる=『より安全に、より快適に、より楽しく』なりますよ!

舟橋 潤


皆さん、『お疲れ様です!』。そう、『お疲れ様です!』と誰かに言いたくなる仕事終わり。かなり作業も立て込んできて、今週は毎日遅くまで作業が続いています。作業完成を心待ちにして頂いているお客様に一日でも早くお返しできるよう、頑張り時です。
本日紹介するのは、数日前にご用命頂いたZRX1200Rです。ZRX1200Rは当店でもご相談頂く車輌トップ3に入り、カスタム度合いによってハンドリングで出る症状が違うのが特徴です。色んな症状が出るからこそ、ご相談が多いのもうなずける車種と言えます。
ただ、今回のこの車輌だけは今までに例のない症状でした。僕のバイク歴20年の中でも前例がない症状で、加速中にあるスピード域に入るとフロント回りが ”ゆっくり” と8の字を描き始めるのです。この “ゆっくりと” が不思議なんですが、ハンドルが左右に振られるとも違うのです。当然、フロントタイヤの接地感は無いし、アクセルを戻さないと収まらなかったりで気持ちが悪いです。
最初はお客様とのカウンセリングでこの症状を説明されても当然『???…』な訳で、実際に乗って同じスピード域まで体感しないとこれは分からないものです。エンジンパワーも相当上がっていて、前後サスペンション、ホイール、ステアリングダンパーなど…、書ききれないほどの変更点があるので、何が原因か、はたまたサスペンションのセットアップで解決できるのかを断定するだけでも相当大変な作業です。今回は、試乗セットアップの範囲で対応させて頂き8の字が小さくなったり、速度域にゆとりが出たりしましたが、根本から解決していません。数日経った今でも何が根本なのか気になって気になってしょうがない一台です。

舟橋 潤


相変わらずパッとしない天気が続いていますが、そんな晴れ間に試乗セットアップのご用命は絶えず頂いていて紹介しきれていない車輌がどんどん溜まっている状態です。このところ外車が続いてますが、本日紹介するのはXR1200X。ハレーのラインナップの中ではある程度走りに振ったモデルで、フロントフォークはGSX-R1000やCBR1000RRで採用されているものと同じSHOWAのBPFが採用。リアもまた圧側減衰調整も備えたリザーバータンク付きです。当然、各調整が付いているのであれば、フルに活用した方がいいです。
当店の常連様のご紹介でご来店頂いたオーナー様も調整の範囲でどこまで変わるか最初は半信半疑のようでしたが、セットアップ後の変化にかなり驚かれていました。その後は更なる乗り味を求め、この数日の間に二度ご来店頂き現在リアショックOHLINS化がチラツキ始めているハマりっぷりです。サスペンションでバイクを『より安全に、より快適に、より楽しく』当店のコンセプトをご理解頂き興味を持って頂けると、本当にやりがいを感じます。

舟橋 潤


昨年は試乗セットアップで約100台、今年はそれ以上のペースで色々なバイクに乗らせて頂いている中で、未だ乗る機会の無かったKTM RC8でご用命頂きました。数々のスーパースポーツの中で唯一経験がなかったので、当然興味はあったし標準で装着されているWPも気になるところです。
結果から言うと、フロントが良く動き、リアがストローク感が少なく前後のピッチングバランスを取るのが難しいのですが、車体がコンパクトで軽量な為、基本的には乗りやすいバイクです。特にポジションが楽な姿勢でスーパースポーツとしてはハンドル位置が高く、ステップ位置が前方に低いので、街乗りでは非常に乗りやすいです。
現状で、調整の範囲でセットアップしましたが、突き詰めるとフロントフォークスプリングはレートを上げる方向、リアスプリングはレートを落とす方向になると思います。ベースショックのWPは、減衰変化量はクリックに応じて的確に反応するので、いい印象です。また、車体姿勢に関してはまだまだ煮詰めてみる余地があると思います。
各メーカーを代表するスーパースポーツクラスのバイクは、それぞれ特色があってセットアップしていても本当に楽しいです。

舟橋 潤


今日で震災から3ヶ月が経ちました。大きな被害を受けなかったここ横浜での生活は、今でも節電は意識しているものの、幸い震災前とさほど変わらない生活に戻っています。こうして自分の好きな仕事に100%打ち込め、バイクに乗り続けられることに感謝せずにはいられません。
4月24日に開催した第1回『Ride with Japanチャリティーツーリング』は参加された皆様のご協力で、大成功に終わりました。そして引き続き元気な僕らがバイクで出来ること、7月2日(土)に第2回を開催しようと思います。
『Ride with Japan チャリティーツーリング』趣旨は下記でご確認下さい。
http://gsense.jp/addmore/whatsnew/5515
行き先は復旧したばかりのツインリンクもてぎ、そして当日開催される全日本ロードレス第3戦の予選を皆さんと一緒に観戦したいと思います。チャリティーツーリングだけでなく、今回はMoto GPライダーや世界に向けて『もてぎは大丈夫だよ!』をアピールしたいと思います。是非、多くの方にご参加頂き皆さんと共にツーリングコース走行距離1kmにつき10円を寄付頂き、東日本大震災の救済募金活動としたいと思います。ご参加頂ける方は、コメント欄や電話、メール、店頭で参加希望をお伝え下さい。宜しくお願いします!

舟橋&関野


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