夏期休業前の作業も大詰めに入ってきている今日この頃。関野は鈴鹿に出張中の為、ペースは落ちていますが一人で淡々とこなしています。さて近日での休業のお知らせですが、7月31日(日)は鈴鹿8耐出張の為終日お店は休業とさせて頂きます。ご来店をご予定されていた方々には大変ご迷惑をおかけしますが、予めご了承ください。
今年の夏期休業は前半戦かなり頑張ったので8月7日〜8月15日と長めに頂きます。8月7日はお店は休業ですが、BATTLAX青木ノブアツ杯ハルナミニバイクレ​ースに出店します。榛名モータースポーツランドにお越しの方は、是非声をかけて下さい。
現在お預かりしている作業に関しては、夏期休業までに仕上げるように進めております。上記休業日以外はズバ〜ンとオープンしていますので、引き続きご来店、ご用命心よりお待ちしています!

舟橋 潤


今週のG senseも始まりました! 今週は何と言っても鈴鹿8耐です。関野は明日鈴鹿に出発し、TOHO Racing 1098Rを引き続き担当していきます。僕はと言うと、お店でのご予約があるので土曜日までは通常どおり営業、土曜日の夜に鈴鹿へ移動し、日曜日は決勝観戦とブリヂストンブースで開催されるトークショー16時開始予定に丸山浩さんとゲストで参加します。サスペンションとタイヤの関係、特に8耐を走るマシンのサスペンションについてお話させて頂く予定です。当日、現地に行かれる方は是非ブリヂストンブースでお会いしましょう!
今日は週末に紹介しきれなかったT-Maxの試乗セットアップのご紹介です。フロント、リア共に当店で扱っているAndreani製カートリッジkitとリアOHLINSショックが装着されたマシンです。
お客さまはフロントブレーキ強化に伴い、リセッティングでご用命頂きました。エンジンパワーが上がった場合やタイヤの銘柄を変えた場合もそうですが、特にブレーキを強化した時にはサスセッティグを見直した方がいいタイミングです。
今回はフロントプリロードを中心に見直しました。これはフロントブレーキを強化したことで、フロントタイヤへの加重移動が高まったからです。これを優しく尚かつスムーズに加重移動するようにすることで、安心してブレーキレバーを握れるようにするのです。自分の感覚とバイクの動きをマッチさせてあげるだけで、とても楽に乗れるようになります。感覚的な部分なので、これと言った正解はありませんが、お客さまが感じていることを僕も同じく体感し解決することが試乗セットアップの目的です。サスペンションばかりこだわってきた僕の経験が、少しでもお役立て出来れば幸いです。

舟橋 潤


今日もバイク日和な一日でしたね(僕の場合はほぼ毎日ですが…) ツーリング帰りのお客様も含めて、今日も多くのご来店で賑やかな一日でした。ご来店頂く皆さんがバイクを楽しそうに乗っている姿を見ることや話をして頂くのが本当に嬉しく、当店でサスペンションを通じて少しでもお役立てが出来ていることが幸せです。
昨日のBMWデーの続きになるのですが、F800S用ステアリングダンパー装着のご紹介です。OHLINSのラインナップにはこのF800シリーズは無いのですが、私情車F800Rに取り付けた経緯からG senseで商品化しています。
ノーマルのステアリングダンパーはかなり硬めの設定で、OHLINSの調整式に変えるだけで自分好みの硬さが選べます。また、走るシチュエーションによっても簡単に調整できるのもメリット! ついでに、初期投資はそれなりにしますが、O/Hが出来るので永久に性能を保つことも出来ます。地味なパーツですが、ステアリングフィールが変わるので効果的です。特にF800シリーズは、軽快感が得られていいですよ!

舟橋 潤


台風が去った後の昨日、今日と空気が澄んでいて暑くもなく気持ちがいいバイク日和でしたね。土曜日らしく、本日もOHLINS装着予約が一杯で、しかもたまたま二台のBMWが続いたので僕の中でも今日はBMWデーでした。もう一台のF800Sは後日ご紹介するとして、まずはリアショックTTX36(BM888)を装着させて頂いたS1000RRのご紹介です。
これまで、何台かご用命頂いているS1000RRですが、この写真の車輌はこれまで乗ったS1000RRの印象といい意味で全く違う感じで…いきなり???
過去のデーターをさかのぼって確認してみると、これまで乗ったS1000RRはピレリやメッツラー、でこの車輌はブリヂストンが装着されていました。僕の中でも、タイヤがハンドリングにもたらす影響力は各メーカーで特色があることを認識していましたが、S1000RRほどハッキリとした違いとして感じたのはおもしろい経験でした。各車両そして各タイヤメーカーの特徴を総じて、セットアップしなければと改めて痛感!
そんなタイヤの特性に合わせて、装着したTTX36もセットアップしましたよ。ノーマル比でTTX36はショック全長が0.5mm長いものの、1Gでの沈み込み量を多く取っているので、静的車体姿勢はリア下がりに。お客様からのリクエストであった『ニュートラルなハンドリング』に仕上がりました!

舟橋 潤


やっと台風が過ぎ去り、ここ横浜は昼間からは久しぶりに晴れ間が見られました。しかし、いきなり気温が下がったせいで、スゴく寒く感じます。バイクに乗っていても、春物のライディングジャケットでは少し寒い… それでも、先週の日曜日以来の久しぶりRideで仕事とは言え、楽しく乗ってしまいました。
楽しかった大きな要員は、ワンオフ製作で色々試した内容がおもしろかったこともあります。写真のハーレーXR1200X用リアショックをOHLINS 36PR1C1LBモデルをチョイスしてワンオフ製作です。
OHLINSのラインナップでもXR1200用は発売されているのですが、フルアジャスタブルではない廉価版です。ここはハーレーの中でも走りにこだわった車種だけに、オーナー様もやっぱりフルアジャスタブルショックでのワンオフ製作を希望されました。
今回、ノーマルショックのショック全長と1Gでの沈み込み量を計測し、そこから見直してみました。ワンオフ製作品はショック全長はノーマル比+6.5mm長く、逆に1Gでの沈み込み量を多く取り、リバウンドストロークを多く取り乗り心地の改善を試みました。スプリングレートも二種類比較し、乗り心地だけではなく、キビキビ走る要素も忘れてはいません。フロントのSHOWA BPFの特性ともマッチングさせ、ホイールベースの長いハーレーでも前後のピッチングを合わせました。これぞ、フルアジャスタブルの恩恵とうなる仕上がりです。楽しみにされていたオーナー様、大変長らくお待たせしました!

舟橋 潤


ここ横浜も台風の影響で昨日から雨続きです。雨が降ると当店の仕事内容からとても大きく影響を受けます。お預かり時の確認試乗とO/H後やOHLINS取り付け後はセットアップが出来ないのです… 特にこの時期は、お盆休み前までに仕上げたい車輌でスケジュールが一杯なので、遅れが出ると困っちゃいます。関野も鈴鹿8耐前のレース業務がやっと一段落で、二人で今日もフル稼働でした。極力ご用命頂いている皆様に、ご迷惑のかからないよう明日以降天気が回復次第仕上げていきたいと思います。
表題の『ステアリングダンパーO/Hの重要性』ですが、よくよく考えてみるとメンテナンスのご用命頂くのがレースユーザーに限られているように感じます。今さらながらこれは、一般的にステアリングダンパーO/Hの重要性やその機能がしっかりと認知されていないからだと気がつきました。そんなことから今日は少しだけ、解説してみたいと思います。
そもそも、ステアリングダンパーはステアリング操作に関わる部品なので、スムーズに機能することが非常に重要なのはバイクに乗っている方だと簡単にイメージがつくと思います。ガタがあったり、ステアリングの切れ角によってスピードが変わったり、動きが渋かったり… こんな症状が出ているくらいなら、正直外した方がマシです。逆に言えば、その位重要な役割を担っているのがステアリングダンパーとも言えます。
で、O/H時期を大幅に超えている場合、特に夏場はステアリングダンパー本体も熱を持ち、最悪のケースでは劣化したオイル内に発生したエアが膨張してストロークしない症状が出ることもあります。エアの混入をチェックする方法は非常に簡単で、調整ノブを最弱にして騒音がない場所でステアリングダンパーに耳を傾け、ステアリングを左右に振ってみて『クチュ、クチュ』音がないか確認してみて下さい。手間を惜しまない人は、ステアリングダンパーを車体から外して耳元でストロークさせるのが間違いがないです。また、ピロボールのガタが無いかも車輌から外したついでに確認してみて下さい。

舟橋 潤


皆さんの三連休いかがお過ごしだったのでしょうか? 僕は疲れた体にムチを入れて、ゴールデンウィーク以来休みが合わなかった(当店が月曜定休なので当たり前ですが…)息子たちとプールで大はしゃぎな三連休最終日でした… 何よりなでしこJapan優勝、スゴかったですね。経済効果1兆円だそうです。誰が1兆円も使うのか分かりませんが… ありきたりな話題でやや疲れ気味に今週のG senseもスタートしております。
関野が夕方にTwitterでアップしていましたOHLINSニューツインショックのカラーオーダー品が完成しました。これは新品ショックをご注文時に合わせてカラーオーダー頂いたものです。カラーオーダーのご用命は、比較的O/H時が多いものの、当然新品でもオーダー頂けます。
どうせ念願のOHLINSを入手するなら、人とは違うものを! そんな思いを形にしています。今回はヘッドとシリンダーをブラックに、上下スプリングリテーナーと圧側ダイヤルをゴールドに仕上げました。リザーバータンクとのマッチングもバッチリで、存在感が違います。カラー選択はお打合せさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

舟橋 潤


『事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!!』冒頭からいきなり何ですが、ある映画の名台詞がありますが、サスペンションセッティグでも同様なことがあります。
昨日試乗セットアップでご用命頂いたこの隼なんですが、現場で起きている事件が過去の事例とちょっと違ったのです。(事件と表現すると少しオーバーですが…)隼のノーマルフロントフォークは奥が入りにくく、その要因は油面が高い設定であるという当店の過去のデーターがあります。
それに反してこの車輌は全く逆で、フロントフォークが動きすぎてプリロードを最強に締め込んでもストロークを使い切ってしまうのです。オーナー様がカウンセリングで訴えていた「下り坂でのブレーキングが不安」と言う言葉もうなずけます。しかも、新車購入時から8,500km、全くオイル漏れも見られないコンディション。個体差では説明が付かないレベルでの違いを感じます。
今回の事例じゃないですが、サスペンションの調整各数値だけをあてにせず、実際に乗っている最中に起こっている症状やフィーリングを大事にして下さい。少しでも違和感を感じていたら、大抵その感覚は間違ってないので、お気軽にご相談下さいね!

舟橋 潤


今日もうだるような暑さでしたね〜。まだ7月中旬でこの暑さなので、これからどうなるのでしょうか… こんな日にバイクに乗ると車種によっては内もも付近が火傷になるのではと思えるフレームの熱です。素手では触り続けられない熱さなので、相当でしょう。それでも、そんな中で遠方からバイクでご来店頂いたお客様に比べれば、2時間の試乗セットアップでうだっている場合じゃないです。お預かりしているバイク含め、午前中から夕方まで一番暑い時間帯にたっぷりセットアップ。こんな日々が続けば、耐久レースの暑さ対策はバッチリだな!
今日の一台は今となっては本当に貴重などノーマルGPZ900R(A7)のリアショックをOHLINS化です。GPZ900Rは何台かご用命頂いていますが、ノーマルショック装着車に乗るのは実は初めてなんです。ノーマルショックがエアサスであることも知らず、乗り心地がいいショックだなぁ〜なんて思って外したらビックリみたいな話です。でも、もっと驚いたのがノーマルA7の乗り味がいい意味でゆるいのにバランスが取れていることです。体の小さい僕にはタンクの長さが気になるところですが、それでもゆる〜く走ると気持ちよく曲がります。当然、O/Hしたてで快調なOHLINS装着でその気持ちよさが倍増。コーナーでの気持ち良さ、今も昔も変わらずこれがバイクの醍醐味であると痛感しました。

舟橋 潤


朝からいつになく無口で淡々と集中して作業している関野。鈴鹿8時間耐久レースの本番で使用するFGR100レースフォークのO/H作業中です。ライダーはレース当日の8時間が勝負ですが、サスペンションエンジニアとしては、この組み上げているこの瞬間が勝負の時です。昨晩バラし、組み上げは朝10時にスタートして途中昼ご飯休憩を取ったものの、18時現在でもまだO/H耐久作業は続いています。やっと窒素ガスが注入されているところなので、8耐で言うところのライトオンされたあたりでしょうか?(今年のレースはないようですが…)
当然、レースウィークのセットアップも大事な仕事ではありますが、ベースとなるフロントフォークやリアショックがしっかりと機能することが大前提なので、この瞬間が勝負。G sense版レースの裏側的な話でした。あと少しだ頑張れ関野!

舟橋 潤


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