F800R Chris Pfeiffer EditionF800Rの特別仕様車、クリス・ファイファー・エディションが入庫してきました。特別仕様車だけに、オーナー様は一気にフルOHLINS化をご希望され、フロントはOHLINSスプリング+フォークオイル仕様変更、ステアリングダンパー、リアショックに至ってはG sense私情車(試乗車)と同仕様のホース別タンク付きワンオフ製作でのご依頼です。
久しぶりに私情車とノーマルショックの乗り味も比較でき、私情車の仕上がりの良さを再確認できたことも良かった〜 F800Rはノーマルでも本当に乗りやすく、だからこそさらなる改善は本当に難しいです。ウィークポイントを消し、いい部分はさらに良くする、本当にやりがいのある車輌です!
舟橋 潤


R1200GSこのまま林道に突入したくなるような雰囲気たっぷりのR1200GSをお預かりして、前後OHLINS化をさせて頂きました。160cmしかない僕は、跨がると言うより飛び乗ると言った方がいいほどの車高と、大柄で重量のある車体は乗りこなすのに苦労はしますが、走りだしてしまえばBMW特有のゆったりとした乗り味が魅力です。
フロントのテレレバーの動きとリアのリバウンドストロークをたっぷりと取ったスタンダードの乗り味は、キビキビと走るのには前後のピッチングが大きすぎるように感じます。リアショックの全長が5mm短くなる
前後OHLINS化にして一番変化するのは、加速時のフロントの伸び上がりが抑えられるのと(伸び側減衰で調整)、ブレーキング時のリアの伸び上がりが抑えられます(トップアウトスプリングの効果)。また、リアショックの全長も5mm短くなるので多少足付き性が良くなるのもありがたいです。オーナー様は、来週末に白馬で行われる『BMW Motorrad Biker meeting 2010』にご参加されるようなので、林道コースでの走破性も堪能して頂きたいと思います。
舟橋 潤


CB1300がたくさんいや〜、毎日溶けてしまいそうな猛暑が続いています。相変わらず、クーラー無しでG senseは頑張っています。ニュースでは、熱中症で倒れる人が続出のようですが、皆さんもバイクに乗る時には水分補給をこまめにして下さい。僕は今年も耐久レースが2レース控えているので、暑さ対策を目的にバンバン汗かきながら作業、試乗、そしてジョギングを続けています。関野も作業、週2回のテニススクールと、二人とも夏バテとは無縁の健康的な生活です。とか言いながら、“暑〜い”と一日10回以上はボヤいていますが…
CB1300のセットアップ本題ですが、最近CB1300のセットアップを立て続けにさせて頂きました。どれもタイヤサイズは同じなのですが、銘柄が違って随分乗り味がそれぞれ違います。また、それに合わせたサスセッティングも変わってくるのも当然です。OHLINSのツインショックが装着されている場合は、リアの車高調整機構がかなり有効的です。各銘柄でタイヤ外径が違うので、それに合わせた車体姿勢をリアの車高調整で行うのです。是非、OHLINSの車高調整機構が付いているものを装着している人は、乗り味がどう変わるか試してみて下さい。
アクセルオンオフでのピッチングが出過ぎている場合は、少し強めてみるのがお薦めまた、CB1300のノーマルフォークは良く出来ていて、圧側減衰調整は付いてないものの、伸び側減衰が大幅に変化量があります。(変化が感じられない場合は、O/Hをお薦めします)アクセルオンオフでのピッチングが出過ぎている場合は、少し強めてみるのがお薦めです。CB1300は車体姿勢とフロントの伸び側減衰が合ってくるだけで、車体が一回り小さく感じて取り回しがスゴく楽なバイクになりますよ! 迷いが出て来たら、お気軽にご相談下さい!

舟橋 潤


OCTRUNさんのサイドカーを試乗先日の『八代俊二ライディングスクール』が終了後、もう一つ楽しいことが待っていました。柏南自動車教習所の敷地内でOCTRUNさんのサイドカーを試乗させて頂きました。なんとOHLINSのTTX36が装着され、試乗を依頼されました。結果から言うと、初めてのサイドカーの乗り味に困惑して、全く診断できず… タイヤが1個増えるだけで、こんなに次元の違う乗り物になるとは想像できませんでした。
今後車輌製作にあたっての協力依頼を頂きました。
4輪とも違って、左右の曲がり方が対象で無かったり、ハンドル操作に対して異様にクイックであったりと、サスセッティングを診断できるまでは、まだまだ慣れが必要です。大和田社長からは、今後車輌製作にあたっての協力依頼を頂きました。もっと乗りやすいサイドカー用サスセッティング…、またまた世界が広がりそうです。それにしても、八代さんは何に乗ってもアグレッシブ!助手席でちびっちゃいそうでした…
舟橋 潤
OHLINS TTX36八代さんは何に乗ってもアグレッシブ!


八代俊二ライディングスクールすっかり真夏日が続いていますね〜 毎日バイクに乗って、イベントでいい汗を流している日々が続いています。昨日も超が付く程の炎天下の中、『八代俊二ライディングスクール』にゲスト講師として参加させて頂きました。WGP500クラスまで経験をされた八代さんが丁寧に、ライディングの極意を教えてくれる何とも豪華な内容です。僕自身も半分生徒になって、多くのことを学べてしまいました! 特にリアブレーキの使い方に関しては、僕もへたくそなので、改めて練習になりました。
僕自身も半分生徒になって多くのことを学びました。
また、僕もサスペンション講座でお話をさせて頂きました。ライディングとサスペンション、密接に関係することだけに参加頂いた方には多くの収穫があったことと思います。バイクはもともと勝手に倒れるものを、人間の操作によって奇跡的に走らせることのできる乗り物です。だからこそ奥が深く、乗り手とバイクの動きがかみ合ったときの歓びは何ものにも代え難いものがあります。乗り手として、そしてサスペンションのプロとして改めて極めていきたいという気持ちを再確認できました。八代さんから、直筆サイン入り『秘伝ノ書』も頂いたので、しっかり学んでもっともっとバイクに乗ろうっと!
舟橋 潤
サスペンション講座八代さん直筆サイン入り『秘伝ノ書』


SUGOサーキット昨日は、仙台SUGOサーキットへ出張に行ってました。お客様が今週末のエリア選手権に参戦するため、本番車とTカーを含めて、セットアップ。7〜8年ぶりに走るSUGOに慣れるのに時間がかかりましたが、30分x3本で2台を乗り比べながら収穫の多いテストになりました。このGSX-R1000に装着されているFGR&Tは、JSBマシン用に大幅に仕様変更されています。減衰も伸び側、圧側共に上乗せし、スリックタイヤに対応しています。
パワーアップしたエンジンを走らせるだけの車体、サスペンションセッティングは乗りやすさに大きな差が出るので、実際に走らせて把握し、今後の改善点として見つめ直してみます。とりあえず、昨日のテストが今週末のレース結果に反映されることを期待したいと思います。JP社長、頑張ってください!
舟橋JSBマシン GSX-R1000


Triumph Tiger1050本日は、Triumph Tiger1050という珍しいバイクのフロントフォーク仕様変更後のセットアップを致しました。このバイクは、重量もそれなりにあるし、前後ストロークも長いのでお客様にフロントから手を付けていくようにアドバイスさせて頂き、ご用命頂いた次第です。アクセルのオンオフでフロントの動く量が多い割に、ブレーキング時での奥のストローク感がない症状を改善すべく、メニューを考えました。使用した材料としては、OHLINSのシングルレートスプリングとNo.5オイル、そしてきっちりO/H作業をするというごく一般的な方法です。OHLINSシングルレートスプリング
一般的に、フロントフォークを仕様変更と言うと減衰特性を変えるように思われがちですが、G senseでは大抵がOHLINSのフロントフォークスプリングに変更し、オイル粘度の変更と油面調整で合わせ込んでいきます。サーキット走行をされる方や大きくバイクのディメンションが変更されていない限り、まず減衰特性には手をつけません。コスト面を含めて考えると、O/Hをきっちりして、スプリングレート、油面を合わせ込むだけで、十分だと思います。このTiger1050も十分に初期の動きを抑えられ、奥でのストローク感が出せました。フロントの動きが良くなると、リアショックもOHLINSをお薦めしたくなるのはしょうがないことですが…
こうして毎日色々なバイクをセットアップさせて頂き、そして明日も仙台SUGOサーキットでJSBマシンをテストしてきます。今月は特に各地のサーキットを走りまくりで、移動を含め体に疲れは溜まってきていますが、幸せな日々です。お店には関野が居ますので、お気軽にお問い合わせ、ご来店下さい。

舟橋 潤


もて耐公開練習昨日は、もて耐公開練習の為、早朝からツインリンクもてぎへ出発。雨降る中でテストかと思われたのですが、幸運にもどんどん回復し、ドライでのテストができました。先日のレースが不甲斐ない結果に終わったため、マシンの見直し、ライディングの改善を含めて精力的に周回。前回のレース後、ファイヤーガレージ店長飯高さんとエンジンの改善点をこと細かく打合せをし、今回見事に改良されています。飯高さんとはもう何年も組ませて頂いていて、うるさいぐらいの僕のリクエストにいつも期待を上回る結果で応えてくれます。ラップタイムでお返しできるように頑張りました
僕もタイムでお返しできるように頑張りましたよ! 本番を見据えた燃費がいいエコ仕様(当然パワーは落ちますが…)のインジェクションマップで、2分30.2秒までタイムも詰まり、6番手でテストを終えました。
今回、リアサスペンションも改良を加えました。ショック全長を2mm伸ばし、圧側減衰も少しだけ特性を変えました。ものすごいコーナーリングマシンになってきましたよ! あとは、もう少し混戦でも自由度のあるライン取りができるように、フロントフォークの仕様を煮詰めていきたいと思います。現場で、多くのVTRユーザーから質問も頂きましたが、引き続きもて耐にエントリーしている方はお気軽にご相談下さい! 

舟橋 潤


GPZ900R本日もGPZ900Rを仕上げてお客様にお返し致しました。当店でもご相談の多い前後17インチ化され、前後OHLINSの車輌です。この車輌はフロントにXJR1300用フォークを流用され、ストローク初期は良く動くのに奥の動きが渋くフロントタイヤの接地感が薄いという悩みを持たれていました。逆にリアは動きが感じにくいのに、それなりに動いているというフロントとリアの動きがチグハグな状態でお預かり。約4年3万kmも使用されていたこともあり、きっちりO/Hしてからセットアップを進めていきました。しっかり洗浄後消耗部品を交換し組上げます。
やはり、約4年3万kmも使用されていると外見も内部パーツもかなり汚れと傷みが進んでいます。しっかり洗浄後、消耗部品を交換して組み上げていきます。今回は、スプリングレート変更なしで現状のパッケージでどこまで問題を解決できるかでセットアップ。オーナー様は現状の乗り味に悩まれているので、大幅に変更を加えてもいいのですが、フロントは油面変更、リアはプリロードの変更で対処してみました。乗れていない状態で大きな変更で違和感を与えてしまうより、現状のパッケージのいい部分でセットアップし、気持ちよく走ってから煮詰めていく上で、スプリングレート変更をされた方がいいと判断しました。このような判断基準は、カウンセリング時にお話をお聞きした中で、汲み取らせて頂いています。生身の人間がどのように五感を通じて感じ、どう解決していくかがサスセッティングの醍醐味です。

舟橋 潤


頼もしい相棒、作業場での関野今日は予報どおり、くもりのち雨の梅雨らしい天気… 朝から多くのお客様にご来店頂いたものの、皆さん雨が降り出す前にご帰宅頂き、のんびりとした日曜日の夕暮れを迎えています〜僕は! 振り返れば作業場で関野は忙しそうです。何か手伝いたいものの、作業場は満車状態でおとなしくパソコンの前で仕事… 僕も経営の仕事よりは作業したりバイクのセットアップをする方が好きなのですが、それぞれ役割はありますので…
ここ数日は、O/H&試乗セットアップの仕事を立て続けに頂いています。何せ作業スペースが小さいので予約待ちして頂いてるお客様には、本当にご迷惑をおかけしています。しっかり経営面を強化して、一日でも早くもっと大きな店舗に移動できるように頑張りたいとも思うのですが、小さいところからコツコツやっていくのが僕たちのスタイルでもあります。
作業スペースが小さいのです。先日Moto2で久々に優勝した高橋裕紀くんは、クーラーのないキャンパー生活を今でも続けている事実を知りました。(ヨーロッパは連日30度以上のようです)最近の暑さで作業場にもクーラーを入れようか迷っていたのですが、何だか僕たちにはまだまだのような気もします。常にハングリーに、最高のサービスを提供できるように邁進するのが、今のG senseには合っているのかもしれません。そんなことも共感してくれる関野は、本当に頼もしい相棒です。トップライダーを志してハングリーに毎日好きなバイクのために没頭したあの頃のように…

舟橋 潤


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