今日は最高なバイク日和でしたね。僕も仕事とは言え、気持ちよくバイクに乗らせて頂きました。そして久々に天気が良かったこともあり沢山のバイクでのご来店&ご用命、本当にありがとうございました!
たまたまなのですが、本日店内にあるバイクの半分がブロックタイヤ装着車ばかりで、お客様から「G senseはOFFバイク率が結構高いのですね!」と言われました。思い返してみれば、1年前くらいは年に5〜6台位しかOFFバイクのご用命が無かったことを考えれば、ここ最近急激に増えています。
セロー250/XT250、CRF250L/CRF250M、トリッカーの5機種オリジナルOHLINSを始めたことも大きな要因になっているとは思います。それでも、モトクロス&エンデューロの競技車輌、ビンテージモトクロスやBMWのGSシリーズ、それに加えてDトラッカーやXR250モタードなど、サスペンションの性能がモロに出る足長バイク達に対して、まだまだOHLINSの需要はあるのでは? と感じる今日この頃であります。
僕自身も若いころ2年間ほどMXをやっていた経験はあるものの、ことOFFバイクのサスペンションはまだまだ分からないことばかりなので、勉強しながら少しつづOHLINSオフロード商品の展開もして行きたいと模索中です!

舟橋 潤
 


遂にこの日が来ましたOHLINS SCU初体験、そして乗って乗って乗りまくりましたよ〜! 
先日のブログ『サスペンションの未来はもっともっと楽しくなってきますよ!』 http://gsense.jp/addmore/whatsnew/13102
と予測したとおり、いや! 大げさでもなんでもなく期待以上の乗り味に完全に舞い上がっています。
しかも現行2013モデルのムルティストラーダー1200Sザックス製アクティブサス(ドゥカティスカイフックサスペンション(DSS)システム)と比較する専門誌企画のような試乗となりました。このような貴重な機会を頂きました皆様、本当にありがとうございました。
なので、本日は僕なりに感じたことをしっかり噛み砕きながら書き残してみたいと思います。
ただ今回は専門誌企画と違い、比較してどちらかの優越を付けることが目的ではないので、新世代電子制御サスペンションに乗っての感想と、本題のムルティストラーダー1200SオーリンズECショック装着車に『SCUでアップグレード』のインプレッションとします。
サスペンションにおいて新たな時代の幕開けを感じたことは間違いないのですが、バイク業界においてもある種過去に同じくあった時代の幕開けと良く似ています。それはキャブレターからインジェクションへの移行です。単純にキャブからインジェクションになれば良くなったかと言えばそうではなく、結局は機構やシステムが変わろうが最終的には操作する生身の人間の感性に会う味付けが非常に大事であることは断言出来ます。それは両サスペンションメーカーのアプローチの違うこの二台からも十分に理解出来ました。
じゃぁ、新世代電子制御サスペンションの何がスゴいかと言うと、路面やスピードの状況変化に即座に対応出来るということです。これは機械式では全体に対応出来なかった部分で、新世代電子制御だからこそ対応が出来る『新たな未体験領域』なのです。そこでKeypointとなるのは、この『新たな未体験領域』において、生身の人間の感性を邪魔をすることなく、サスペンション性能を引き出せているかどうか? です!

OHLINS SCUが『セミアクティブ』とネーミングしている”セミ”の部分が乗るまでは理解が出来なかったのですが、乗れば乗る程に納得しました。そして、あえて現状は”セミ”を選んだ理由も完全なるアクティブなザックス製に乗って想像出来ました。“セミ”であるオーリンズECショックの構造的なことで言うと、キャブとインジェクションの丁度中間的なシステムです。それに加え、前後ともにストロークセンサーが備わっていないので路面状況の変化対応できません。路面状況の変化は、これまで同様ベースセッティグ(SPORT、TOURING、 URBAN 、ENDUROの4種類)に依存し、この部分が”セミ”である解釈をしました。
では何で『セミアクティブ』化を実現しているかと言うと、速度差が主だと予測します。これまでOHLINSが持っている経験やデーターをベースに、速度差が生み出す重力変化とサスペンションの動きを予測し、その時に生身の人間がどう感じて、どう改善したら乗りやすくバイクが持っているポテンシャルを引き出せるかを追求し、プログラミングされたものがこの黒いBOXに集約されています。
乗った感想は、サスペンションでご飯を食べている僕でも今まで未体験な新しい乗り味でした。必要な時には積極的に前後ピッチングは出しならも、アクセルを開けているときは極めてフラット! 注意深く動きを探ると前後共に圧側/伸び側減衰が常に変化し、その反応スピードにも驚きます。特にブレーキングしながらのヘアピンで、フロントからリアに加重を移し替える作業が簡単なので、これまでより減速しなくても曲がる! しかも何も考えずアクセルオン出来るトラクションコントロールを駆使しながら、ヘアピンだけらの筑波サーキットで1分切りも可能では? 前後ピッチングバランスを積極的に使う僕が抱いていた理想が間違っていなかったことも確認でき、ここ数年味わったことのない大興奮〜 僕の大好きな『普通の極み』が新世代サスペンションOHLINS SCUにはありました!

舟橋 潤


急激に寒くなって、バイクに乗るのに丁度気持ちのいい秋はどこへやら? 寒暖差もあるでしょうが、スゴく寒く感じるので、今日は完全に真冬仕様のウェアーでバイクに乗り込みました。しばらく忘れていた感覚ですが、タイヤを揉むように暖め、グリップ感をしっかり得られたのを確認してからのセットアップ、そんな季節の到来です。この時期は落ち葉もそうですが、タイヤグリップの変化には十分気を付けて乗るようにして下さいね!
本日ご紹介のカワサキZX14R、実は二週連続で試乗セットアップのご用命頂きました。
二週連続でセットアップの理由は、この写真に納めた二つのパーツです。
まず、お客様は新車購入時に勧められ施したローダウンリンクの確認でご相談を受けました。これまで何回かこのブログにも書きましたが、ローダウンリンクを装着した場合、得られる足付き性とは裏腹に失う運動性能があります。また当然ですが、フロントとのバランスを含めたサスセッティグの見直しも必要となります。
実際に乗らせて頂くと、フロントの切れ込みが強く、路面のワダチでもハンドルが取られやすい… それに加え、アップハンに変更しているのでハンドル幅が狭く、加重をかけにくい高いところで操作するので、常に上体に力を入れておかなければいけない不安定さでした。
この状況をお客様にご説明すると、『言われてみるとそうですね…』と購入時からこの状態だからあまり問題視していなかったものの、いつまでもうまく乗りこなせない原因が判明しました。これが1週間前のお話です。
再び本日ご来店頂いたお客様のZX14Rは、ノーマルリンクに戻されノーマルセパハンに戻っていました。非常に乗り易いと目を輝かせながら、しかも一週間前から走行距離が995kmも増えて! 晴れて、ノーマルリンク&ノーマルセパハンの状態で再度サスセッティグを施しました。
そもそも勝手に倒れる乗り物が、人間の操作によって倒れずバランスを取りながらそれなりのスピードで曲がったりするので、経験上やはり何かパーツを交換する場合は、しっかりとバランスを見直す必要があります。バランスを取ると言う原理原則だけでは説明がつかない、その不思議な感覚に今も取り付かれて、毎日仕事しています!

舟橋 潤


毎週毎週、天気がパッとしない週末が続きますね… その天気の影響で、本日のご予約が昨日に前倒しになってポッカリ空いた時間を利用して、出来ていなかったFUN RIDEツーリングの写真をアップしてみます。こうして見ると、パッしない天気だったのに天気の合間を狙った紅葉が本当に奇麗でしたね! そして楽しかった時間が蘇ります。ROCKのカレー、最高に美味しかったしぃ〜 天気以外は全て最高な一日だったと思います。改めまして、ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
ご参加された皆さん、そして次回こそは是非ご参加頂きたい皆さんへ送る、Ci Kenちゃんの『Memories of FUN RIDE 2013.11.4 Photography』をご覧ください!

舟橋 潤


世界最大のモーターサイクルショーとなるEICMA2013がイタリアのミラノで幕開けとなりました。毎年、各バイクメーカーが2014年モデルのお披露目の場としているのと同じく、OHLINS製品もこのショーで新製品発表となります。が…、開幕しても未だ情報が入ってこずに今か今かと眠れぬ日々…
と大げさなようですが、弊社の売上にも関わる問題でもあるし、何より画期的なものを欲しているのです! 
現在入手出来ている写真も少なく、OHLINSの新製品情報は入り次第また発表するとして、例年以上に2014年モデルの車輌にOHLINS装着車が増えています。個人的に嬉しいのがCBR1000RR SPですね! HONDA=SHOWAな図式が少しづつ変わってきているものを感じます。MotoGPマシンRC212VからOHLINSに変更されてもう3シーズン、ようやくHONDAの市販車にもOHLINSが装着されましたね。
DUCATI1199 Superleggeraには写真のTTX36チタンスプリングバージョンも採用されてたりと、2014年はOEMサスペンションもグレードアップ化の時代到来ですね! 

舟橋 潤


毎日天気が良くて気持ちいいですね〜 お天気のお陰で試乗セットアップのご依頼が立て続けに入ってきて、昨日も今日も沢山バイクに乗らせて頂いています。
この時期くらいから、エンジンの燃焼効率があがるのを感じながら走るのが本当に気持ちよく、エンジンが調子いいとサスペンションのセットアップも分かりやすくなります。逆にエンジンの具合が悪くアクセルのオンオフでピッチングが出にくいと、サスペンションの動きを捉えるのが難しいです。
そんな中、とてもスペシャルなGPZ900Rのご紹介です。
何とエンジンはZXR1200Rで、メインフレームと外装以外はほとんど原型をとどめていません。これまでの経験からすると、GPZ900Rの17インチ化だけでもバランスを崩して乗りにくくなっている車輌が多い中で、この車輌はまるでバランスが崩れていない。その理由はOHLINS正立フロントフォークの選択で、フォーク長770mmではなく800mmを選択しているのが大きい。また、数値的な違いは分からないがZRX1200Rエンジンに乗せ変えていることで、重量配分が良くなっているように感じます。
なので本日は車体姿勢の変更は特にせず、前後プリロード量と減衰のバランス見直しだけでかなり上質な乗り味になりました。今後スプリングレートの見直しで、更に快適で曲がるバイクになりそうです!

舟橋 潤


昨日は、目まぐるしく変わる天気の中予定どおりFUN RIDEツーリング決行しました。朝から雨が降っていたので誰も来ない?かと思っていましたが、僕と同じく雨風関係なく走ってしまうバイク中毒な方達がこんなにも参加して下さりました。ご参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました! 風邪などひかずに、今日からリフレッシュしてお仕事されていることを願います。
雨あり、晴れあり、紅葉あり、美味しいカレーあり、トドメは食後に再び雨… 想定外な雨で最後はバタバタと解散になってしまったことだけが心残り…
少し走り足りなかったものの、清里周辺の大自然とフレッシュな空気の中、普段とは違い最後尾から皆さんの走りを見ながらまったりと楽しめました!
久しぶりの当店企画ツーリング、やっぱりこういう時間を今後も大切にしていこうと改めて思いました。

P.S.沢山ある写真はまた後日、セレクトしてアップしますね!
舟橋 潤


今シーズンの全日本ロードが終りましたね。全クラス、チャンピオンがかかったレースだけに近年稀に見る白熱、どのクラスも本当に見応えあるレース内容でした。関係者の皆様、一年間お疲れさまでした。
そして明日のFUN RIDEツーリング、天気が微妙ですが決行しますよ! 思い出せば、3年前の清里も集合時は雨だったにも関わらず、写真のように晴れ上がりましたからね〜 明日も奇跡が起こることを願いましょう!
先日もお伝えしたように、集合場所は東名高速が近い方は下り中井P.A.内奥のバイク駐輪場にAM:7:30、中央自動車道が近い方は下り釈迦堂P.A.内入ってすぐのバイク駐輪場にAM:9:30にお集り下さい! 
現在参加表明頂いていますのは約20名、まだご連絡頂いていない方もぜひ是非一緒に楽しみましょう! 美味しいカレーも待ってるぞ〜

舟橋 潤


ここ数日、トレールバイク用OHLINSワンオフ製作第4弾のヤマハWR250R/Xの開発をしていました。第1弾セロー250、第2弾CRF250L/M、第3弾トリッカー、と製作して行く中で、最もリクエストや問い合わせが多く、楽しみにされていた方も多かったWR250R/Xオーナーの皆様、タイトルからご察し頂けるとは思いますが、OHLINSリアショックワンオフ製作は現状で無理だということが分かりました…
オーリンズ既存のパーツでは製作することが出来ず、また一からパーツを製作するにはあまりにもコスト面で現実的ではない部分で、シリンダーヘッドとエンドピース部分の二箇所にも及びます。弊社のオリジナル品としての製作は今回断念しますが、引き続きOHLINS社へリクエストを出し続けてみます。
今回乗って改めて思いましたが、もっと動く足になれば最高に楽しいバイクになりそうですからね!

舟橋 潤


今年の始めにG sense3周年記念企画『新春サスペンション座談会』を開催しましたが、その座談会にゲストで来て頂いた作者アオキシンさんの新作カスタム虎の穴 第5巻「サスペンション調律編」が本日発売となりました!
前作第4巻の『サスペンション構造編』に引き続き、今回は更に深くディープなところまでサスペンションについて『くどくて、済みません』とご本人があとがきで書き残す程な内容となっています。
毎度ですがその『くどさ』が嫌みでないのがアオキシンさんの描く世界感、言葉の表現力+おもしろ分かりやすいイラストで、難しいことが分かり易く簡単に理解出来ます。
僕も先ほど読み終えて、再確認することも多かったり、お客様にセッティグを説明する上での表現方法が学べたりと、面白いだけでなく、本当に勉強になる本です。
すでにこの第5巻発売を記念して前回同様、当店にて『サスペンション座談会・調律編』を企画中でございます。日程が決まり次第、このブログにて発表致します。
また、前作第4巻も引き続き販売中ですが、第5巻も近日中に大量入荷するので、是非ご来店の際は求め下さい。

P.S. 真さん、いつも以上にくどい作品おめでとうございます!

G sense3周年記念企画『新春サスペンション座談会』
http://gsense.jp/addmore/whatsnew/11485

舟橋 潤


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